榎田尤利さんのレビュー一覧

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

家読み推奨

大好きな榎田先生の昔のお話の新装版。(前のバージョンは読んでいなかったので比較できないですが、まるっと2箇所ほど大改稿されているとのこと)高校生ものなので、どうかなぁと思っていたのですが、まんまと先生の筆力に乗せられ号泣。家読みをとても推奨するピュアピュアなお話、本編260頁ほど。最近親しい方を亡くした方は辛すぎて要注意かも。絶対忘れないお話という意味で神にしました。

白く雪が積もった朝。い…

8

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

ケンカップル最高

お互いにクセが強すぎる34歳同士のバディもの。笑えるシーンがたくさんありました。初めての出会いの印象は最悪で見た目も性格も正反対なのに相性はピッタリのケンカップル最高でした。榎田さんは交渉人とかインラインスケートを使った運び屋とか今回のCASという相性診断の会社にしても実際にはないんだろうけどあったら面白そう!というワクワクする会社を作りだす天才だと思います。エロシーン無しでもいいからTVドラマで…

1

Love & Trust EX. Double Trap 小説

榎田尤利  石原理 

シリーズ一気読みしました

1巻から4巻まである作品ですが、1巻が出されたのは今からもう20年も前なのですね。この頃の作品って展開が早くて躍動感があってTVドラマみたいな感じで楽しい。2000〜2010年台のSHYノベルスは榎田尤利さん、英田サキさん、夜光花さんらが人気シリーズをガンガン書いていらして豪華だなと思います。他レーベルもそうだけどBL小説に活気があった時代。

今作は美形の兄弟、核と天が経営する「坂東速配」の…

2

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

アップデートされてました

事前にクロスノベルス新書版を読んでから
今回の角川文庫版を読みました。
大幅に加筆修正されたというので、
違いを知りたくて。
確かに違いました。文章自体が違うところもたくさん。その他にも新書版では、あだ名が「ミッちゃん」だったのが「みっちゃん」に。
(もう一人カタカナあだ名の子がひらがなになってました)
これは新旧すぐに見分けつく様になのかな?
キャラ自体が変わってるところもいくつも…

15

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

「永遠の昨日」のままのみっちゃん

月末だというのに、我慢できず電子版購入してしまった。 

三度も再刊された人気作。
姐さんがたのレビューを要約すると、「痛哀しい究極のワンコ攻め」。(実は、ワンコ攻めの意味を私は知らない)

①永遠の昨日        山田ユギ  クロスノベルス 2002年2月15日
⓶永遠の昨日(新装版)  紺野キタ  花丸ノベルズ  2010年11月18日
 花丸文庫お試し読みマガジン ワンコ…

10

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

好きという感情に拘らないところも好き

 萌2に近い萌評価です。 辻堂組というヤクザ組織を舞台に繰り広げられる壮大な痴話という感じで、裏社会ものらしく抗争などで殺伐としていない雰囲気が新鮮でした。縄張り争い、跡目争いは抜きにして、純粋に色事を楽しんでいるヤクザ達を拝みたい、という気分の方にはぴったりだと思います。

 メインの攻めである財津と菊池以外にも、側近の櫛田や街で下心から助けた少年・レンに至るまで、悉く辻という男に惹かれてし…

1

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

完結巻

Pet loversですが、これが最終巻です。最後はオーナと蛇。
ペットに蛇をってのは、自分じゃ考えられないけど、猫よりも主人関係なく気ままに過ごすって意味なら良いのかも知れないですね。
でも、本作の蛇は色んな意味で働き者です(笑)

蛇とオーナは最後の最後まで結ばれないんですが、そこに至るまでのストーリが良くできていて、早いとこ蛇君とラブラブになって欲しかった私としてはヤキモキしましたで…

1

永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

いいもの摂取した後の充実感

今月加筆修正された文庫版が発売されるので違いを知りたくて新書版を読みました。

作家買いの場合、あらすじはいつも読まないので
初っ端から浩一くんがトラックに轢かれて死んでしまったのでビックリしました。死んでるのに生きてるってゾンビ???触れるし、話せるし、学校通ってるってこの先どうなってくんだろとお話として気になりながら読み進めました。だんだんと、浩一くんが見える人が減っていきます。浩一くん…

3

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

涙が出た

前作に続いてかなりストーリーが読ませる作品です。
犬は先入観と意外性に引き込まれましたが、この作品はガゼルの立ち位置にハマりました。

自分自身なら、多分千昭のようには生きられない、例え母や妹を思っていても、義兄に罪悪感を持っていたとしても。でも、千昭は自己犠牲の上で、耐えている。。。
そんな時にライオン、シンに出会うんですが、シンが良い男(なんか安っぽい表現ですが、運命的に出会えたんでし…

2

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

想定外の犬

志水ゆきさんの表紙と作品名から想像していた内容とは全く違うものでびっくりしました。でも良い方に裏切られた感じ。ワンコ受け的なやつとか、もっとポップなSMもの(SMにポップとかあるのか?!)かなーと思っていた。

愛情を受けずに育った受け(ユキ)。適当に生きてたんですが、最初はお金のために犬になるという会員制クラブに登録します。まぁ、普通に考えてご主人さまとその犬っって感じで覚悟して雇い主のとこ…

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