英田サキさんのレビュー一覧

花片雪 小説

英田サキ  山田ユギ 

攻のかっこよさ

「愛想尽かし」(漫画)の続編です。
柊也の過去の関係から、事件に巻き込まれるというものですが、
とりあえず、攻めである椹木がかっこよすぎです。

漫画の続編ですので、絵と気性/性格がマッチしており、
カッコよすぎです。オヤジだからこその包容力!!
生きてきた環境、過去のせいで、不器用にしか行きれない
柊也を鳥かごに入れて愛でるのではなく、
1人で生きれるように見守る愛し方。

0

いつわりの薔薇に抱かれ 小説

英田サキ  石原理 

王道です!

香港のマフィアさんと日本の刑事さんという
反対の立場にいる2人のお話で
まさに王道!というようなストーリー。

王道ゆえ、途中途中で展開もちょこっと見えてしまうけど
それでも面白かったです!

受けである刑事の高峰くんが
ものすごーく頑張ってる姿だとか、
気持ちと立場で葛藤して苛立ってるところだとか
ものすごく丁寧に書かれていて引き込まれました。
一緒にせつなくなったりしてw…

2

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

誠×愛ちゃん応援してますw

ユギさんの絵ってとても綺麗なんだけど、少し現実味のある感じが素敵です。
このお話ではその絵のよさがうまく表現できていたような気がします!!
話も素敵でしたし、少しだけどヤクザものというシチュエーションもあって、そこがまたくせになります。椹木兄さんには幸せになって欲しいなぁと思いました(*^_^*)

あとタイトルにもあるように、誠×愛ちゃんの成長したver.みてみたいです。
愛ちゃんに真…

3

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

孤独を選んだひと。

エスシリーズ読了後、どうにも手を出すのを躊躇っていたんですが……もっと早く読んでおけば良かった。
篠塚の孤独ゆえの強さ、強さゆえの哀しさに胸を打たれます。ひとりは寂しいのだと、そう認めた上で孤独を貫くその潔い哀しさ。
彼には幸せになって欲しいと願わずにはいられませんが、彼自身がそんなことは望んでいないのでしょう。
たった一人で生きていくさびしさに、何時か耐え切れず壊れてしまう日がきたとしても…

3

MIXS Special 小説

英田サキ 

未読ファンは急げ~!

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
『ブクログのパブー』というサイトで購入できる、電子書籍の震災チャリティー作品です。
どれも短いお話ばかりですが、人気シリーズがたくさん詰まった福袋みたいな再録集なので、未読の英田ファンの方はお早めに。1月末で販売終了なので要ちぇーーっく!

収録内容は「エス」が9本。「デッドロック」が2本。「デコイ」「黒い竜は二度誓う」「バカな犬ほど可愛くて」「さよな…

7

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

包容力のある攻めが魅力な年の差カップル!

 彼女に二股をかけられ、仕事も首になった朋也は、そんな失意の中出会った、青いニッカのガテン系の男・葛城に憧れを抱き、同じ会社に就職しようと鳶になった。
 ところが、葛城は仕事の鬼で、厳しい言葉を投げつけられては朋也はへこんでしまう。けれど、プライベートでは優しい言葉に励まされてとても充実した日々を送っていた。
 しかし男とキスする葛城を目撃した朋也は、ショックを受ける。
 おまけに「ガキには…

0

アーリー・アフタヌーン ダーティ・ダンス書き下ろしショートストーリー グッズ

本編より糖度高め。

特典ペーパーは鼎が退院後のお話。
病院を出て療養することになった鼎は別荘に滞在し、そこを訪れた深弦。

言葉遊びやりとりでもありながら、以前と違ってどこか甘さを含んでいるというか。
お互いがこの関係のこのカタチに落ち着いたからなんでしょうか。
深弦の方も鼎に言い負かされてばっかりでは…と反撃?に出て。
立場は変わらないけど深弦が、以前よりも欲しいものを欲しいと素直に求められるようになっ…

0

ダーティ・ダンス 小説

英田サキ  北上れん 

ちょっと物足りない?

今回は組長×組長という珍しい組み合わせ。

かつて弦条組の組員だった鼎はある日、組長の息子だった深弦を犯し、構成員を刺し女を連れて逃げた。
10年という月日が流れ、弦条組は深弦が継いだのだが、その街へ敵対勢力として鼎組がやってきて。
鼎はある条件のもとに深弦を組み敷くのだが…。

とにかく鼎が無器用というか頑固というか。
確かな愛情はあるのに、自分の中に作った禁を犯すことができず歪ん…

5

「My Sweet Home」ダブルバインド番外編 グッズ

なんかちょっとビックリしました。

ダブル・バインドでも好きな方のCPである新藤×忍サイドのお話だったのでGETしてきたのですが。
英田さんの書く作品にはどこか硬質な感じというかBL的「ラブい」感じというのにもそういう硬さみたいなのを感じてたんですが(エロさは兼ね備えた上で)
今回のはそのハードな世界からは考えられないような…というか、とにかく単純に感想を端的に述べるならば
 「 ゲ ロ 甘 」
な印象だったわけです。
イ…

2

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

謎は全て解けた!(笑)

いよいよ最終巻ですね。
事件はもちろんのこと祥の人格問題のこととかどうなっていくんだろうと思っていたものがいろいろと解決されていきました。

事件方面では犯人はあの人かな?と思っていたところに、更に深い人間関係があったりでそういうふうにいろいろなことが絡んでくるのかと。
忍の知らなかった忍のことにしてもそうなんだけども、これまでのお話でこちらには「コレがヒントですよ」と明確に表されていなか…

2
PAGE TOP