英田サキさんのレビュー一覧

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

いつもの文庫で出してくれていれば文句なしでした…

先に評価を書かれていらっしゃるsnowblackさんがほとんど自分と同意見のことを書いてくださっているので、ストーリーの点では特にコメントすることはないのですがただ正直、ディック×ユウト、ロブ×ヨシュアのお話と比較すると個人的には少し評価が落ちます。
それでも、いつもの文庫で出してくれていればスピンオフということでもう少し評価を高くできたのですが…

本編の感想とは少し主旨が違ってしまいます…

9

canriensis(合同誌) 小説

木原音瀬  遠野春日  英田サキ  和泉桂  水壬楓子  神崎貴至  深井結己 

この木原さんはスゴイ!!(笑)

神崎貴至さん、遠野春日さん、木原音瀬さん主催の数年前の宮崎県口蹄疫被害支援チャリティー合同誌。
有名どころの作家さんがゲスト参加されていてなかなか豪華な一品。

それぞれに面白かったんですが、商業作品とはちょっと違った趣があったかも?
和泉さんの中国物はちょっとファンタジーな部分もありつつ、このあとが気になる感じのライトな仕上がりだったり。
逆に水壬さんの作品はあっさりCPだけのお話にな…

1

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

安定感もありファンには楽しめるが、正直物足りない

ハリウッド映画を見ていたようだった、あの「DEADLOCK」の番外編。

ユウトとパコのロス市警での同僚・ダグ。
別れた恋人にも昔の彼女にもゲイなのでは?と指摘された彼は、
それを確かめたいと思って一人ウエストハリウッドのクラブに出向く。
そこで出会ったとびきりの金髪美形男・ルイスに誘われて彼の家に泊まるが、
翌朝なにも覚えておらず、「やっちゃったのか?俺」状態…
当然気まずい朝とな…

10

今宵、天使と杯を 小説

英田サキ  ヨネダコウ 

読み応えあり

暗いという意味ではない「重み」があるお話で
なかなかに読み応えがありました。

こんな作品、好きですねぇ~。

お話の進みは、実は短い時間のお話・・・だったんだけど
読んでいると長い時間が経っているような気がして
最初は時間間隔がうまくつかめなかったのです。

でもとても面白い作品なので、
最初にサラッと読んでおいて、
新たにじっくり読み返しガッツリ楽しむ・・・なぁんてのも

4

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

似似似・・・

まるごと全部ひとつのストーリーですが
探偵の攻め様が、色んな依頼を解決しつつ
進んでいく感じで、その依頼ごとに区切りがあるような
そんな感じでお話が進みます。

世の中のコミックでも小説でも
どんなお話にも似たストーリーって言うのは、
どうしてもしょうがなく有ったりするもので、
「王道」という言葉があるように
王道を行けば話も似通ってくるのは当然で。

でも。
ある作家さん…

4

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

イイオトコ達

まるごと一冊全部がひとつのストーリー。

中学を卒業する時に暴言を吐かれたのに、
再開して交わした言葉に気分が上向いたり
機嫌が悪くなったり。
うんうん、わかるわかる~と思いながら読みましたw

そして「愛」と「誠」の2人がカワイイ!!!
この子供達がものすごーく癒してくれます^^

お話の中には、切なさも笑いも悲しみも・・・
いっぱい詰まっていて、さすが英田さんだな~と

1

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

恋愛初心者に振り回される!

 男との恋愛経験も豊富な成瀬聡の現在の片思いの相手は高校からの付き合いで、二つ年下の苅谷志郎。
 苅谷は、見た目はいいのに恋愛に関してはとことんダメ。
 おまけに、隣に引っ越してきてからというものの毎日、夕飯を食べに来る甘えたがりのワンコ。
 ところがある日苅谷に、好きな男ができたから、男同士のHの仕方を教えてくれと迫られる。
 成瀬は、胸の痛みを覚えながらも、必死な彼の頼みを聞き入れ、初…

2

愛想尽かし コミック

英田サキ  山田ユギ 

大人の再会愛

「たかが恋だろ」で存在感を放ちまくっていた椹木さんがメインのストーリー!
前作での事件で服役中に同じ舎房だった柊也と出所後に再会して…。

酸いも甘いも噛み分けた、オトナの魅力あふれる椹木さん。
若いのに、つらい生い立ちからか気怠さと諦め感のただよう柊也。
椹木さんになつく柊也にほだされる感じで、ふたりのキョリは近づいていきます!
猫を拾うエピソードでの「一度だけの優しさだけでも、優し…

0

愛してると言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

靴を舐める姿を、初めて格好良く思った。

前作『さよならを言う気はない』よりすごい好きでした。

何が良かったって、まずは陣内。
私、イマイチ陣内に響かず、このくたびれたオヤジの話はもういいよと長いことタンスの肥やし状態での今作、読後に何とも言えない余韻を残してくれたのです。

天海の弟の問題のカタをつけるための条件は、天海自身の体を差し出すことでもなく彼の指を詰めることでもない。
天海の嫌がること、陣内を痛めつけてその屈辱的…

2

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

ベタベタベタベタ、いろんな意味でベタ。

寝る前、あまり時間がないんだけど…。
読後、すっきり寝たい…。
面白いものが読みたいけど今日はとても疲れてるの…。

そんな方にとてもおススメです。

最近、私は王道な展開や登場人物がよくあるような発言をしたりという、そんなお話のものは途中で読み捨てるか、予め手に取らないようにするかのどちらかでした。
この話も英田さんではなかったら途中で読み巣捨てていたと思いますが、何と言いましょう…

3
PAGE TOP