英田サキさんのレビュー一覧

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

今更ですが、最高です・・っ

今頃、初読みでスミマセン!!
すごいおもしろかっっっっった・・(溜め息)
ここまで中身の詰まってる話だと、どこから感想に手をつけたらいいかわかんないんですけど;
もう胸一杯・・!
どうなっちゃうの、どうなっちゃうの、と、1巻の内容しか把握してなかったんで、2巻、3巻、共に物語にのめり込みました。

どういうラストになるのか、目的は果たされるのか、ディックはユウトとくっつくのか・・もう多…

7

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

大好物でした

しがないオジサンの陣内と、切れ者のようにするどいが奥底に切ない執着を隠している美形の天海。

みえみえの無理からの焦れったい恋は普段苦手とするところです。これも、突き詰めてしまえば再会もの、素直になれない行き違い、ほだされ愛、と言えるのですが、さすが英田さんと言わねばなりますまい。天海の痛いまでに切ない想い、そして、その刀のような鋭さに、いつの間にかじわじわと懐に入り込まれてしまう、優しいけど…

3

愛溺(表題作 兄貴とヤス) 小説

英田サキ  水名瀬雅良 

相手への執着愛

大きく3つの作品に分かれています。

メインは893の羽鳥(兄貴)と舎弟のヤスのお話し。
この二人のお話は書き下ろしもついていました。
羽鳥が純粋で真面目な自分一筋のヤスを可愛いと思ってしまい、ほだされてしまった感じです。
タイトル通り、お互いが相手への愛に溺れてしまった二人でした。
羽鳥がヤスを誘うシーンはエロエロです。

その他の2作品も相手への執着愛がすごいお話しでした。

1

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

意地っ張りと弱さは表裏一体

病床の祖父が会長を務める会社の社長に就任した水城。
就任早々に持ち上がった買収話。
しかもその買収を持ちかけてきた相手が、水城の高校時代の同級生の鴻上でした。

そして鴻上が買収話に1か月の猶予を与える代わりに提示した条件は、水城が鴻上の期間限定の愛人になること。
高校自体自分を傷つけた鴻上が再会してもなお、自分にひどい仕打ちをするのか理解できない水城でしたが、病床の祖父の為に取引に応じ…

2

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

本編を補う甘さ

DEADLOCKシリーズの番外編。
小冊子などで出されていた物を集めた作品で、後からハマったり特典を入手することのできないファンにはひじょうに有難いです。
最近こういう形の商業発行があって、これが当たり前になって貰えるととても嬉しい。
電子で購入しましたが、カラーイラストがついていました。
本編でのメインカップル、ディック×ユウトの話が中心ですが、刑務所で友情を結んだネトやトーニャ、ユウト…

4

今宵、天使と杯を 小説

英田サキ  ヨネダコウ 

みんな天使を探してる

寡黙な男前ヤクザ×美人なお色気リーマンのしっとりしたお話かな…と思いきや、とてもハートフルで優しい物語でした。BLの枠を超えた人間ドラマを読んだ感じがします。

戸惑ったり泣いたり笑ったりしながら幸せになろうと真っ直ぐ前を向く二人が愛おしくて、ヤクザ×アル中リーマンというなんだかくたびれた感のあるカップルのお話なのにほんわか温かい気持ちになりました。

恋愛部分ではないのですが、とある人か…

4

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

ディックはやはりセクシー

DEADLOCKの続編。
タイトルは違いますが、こちらが二巻となります。再読です。

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受けのユウトは元DEAの捜査官で、28歳。
ディックを愛しながらも、現在はFBI捜査官としてテロリスト(コルブス)を追うためにLAへ。

攻めは、CIAエージェントとなり仲間を殺された恨みを晴らそうとするディック、29歳。
前巻ではユウトと想い合いなが…

2

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

改めて読むと英田さんの文体は翻訳物の雰囲気が

再読です。
以前読んだのはまだレビューを投稿していなかった頃なのですが、こうして改めてレビューを書こうとして読み返すと色々違った印象になるなぁと、とても新鮮でした。
そして高階佑さんのリアル系のイラストが一番合うのが、このシリーズだと感じます。

**********************
受けのユウトは、元DEA(麻薬取締局)の捜査官。
28歳ながらもアジア系ということで若く見られ…

5

愛溺(表題作 兄貴とヤス) 小説

英田サキ  水名瀬雅良 

もっと出て欲しい、小説短編集

この本のように、雑誌に掲載されたものの、そのまま埋もれている小説の短編・中編は、たくさんあるのでしょう。
ぜひ、今後も短編小説集としてもっと世に出て欲しいと思います。

というわけで、「愛溺」は4話からなる短編集です。前の3編が雑誌・アンソロジーに掲載された短編、残り1編は書き下ろしの後日談になります。
大好きな水名瀬雅良さんの挿絵だし、わくどきと期待をして読んだのですが…、今回は図らずも…

4

愛してると言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

前作読んだ方は必見!の続編だと思います!

「さよならを言う気はない」の第2弾。
前回は恋人になるまでのお話でしたが、
今回はその後のお話。
2つのお話に繋がりはないので、「さよなら〜」を読んでなくても大丈夫ですが、
今回のお話は主に天海の過去が掛かってくるので、
「さよなら〜」を読んでからの方がより話が解ると思います。
出来ることなら、「さよなら〜」を読んでからをお勧めします。

今回は陣内の株が更に上がりましたね〜。

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