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英田サキ 中村明日美子
高坂ミキ
英田さん初の作品とは言えなじみの薄いレーベル、しかも初ファンタジーってことで正直言ってあんまり期待していなかったのです、英田さんときどき暴走されることがあるので(笑)なんでもあり的なファンタジーならではのとんでも設定が出てきたらどうしようかな・・・なんてくだらないことを懸念していたのですが、読んでみると意外にも硬すぎず緩すぎずの文章に内容が嵌っていて思っていた以上に楽しめました。 この話を読…
英田サキ 海老原由里
むつこ
全体的にトーンが暗いです。 これを読んだのが、英田さんのコミカルな王道BLを読んだあとだったので、かなり驚きました。 読み終えて、じーんとしました。 とくに二作目の「夏の花」の切なさは、神でした。 三作目を読むまでは仕掛けに気づかなかったんだけど、気づいた瞬間に涙がポロリ。 ああ、そうなってたのか…。 英田さんの小説は、王道なBLよりこういう話のほうが好きだ。
あけみ
英田さんお得意のヤクザものです。 元々同人誌だった『すべてはこの夜に』と、脇キャラがメインになっている『夏の花』、その後の2カップルを書いた『春宵一刻』の3編が収録されています。 『すべてはこの夜に』は、普通のヤクザものです。 とは言っても、ラストがびっくりです。ぎゃ~~~と叫んじゃいました。 ようやく湊と加持の二人が、幸せになれるだろうと思っていたのに。 そして、湊の教育係…
英田サキ 北畠あけ乃
血の繋がってない兄弟の恋の話です。 小さいときに生き別れてたんだけど、あるきっかけでまた一緒に暮らすことになります。 幼馴染みモノに共通する、ストイックに痩せ我慢をする二人の心理描写が、私の好みでツボにきました。 好きな人と一つ屋根の下で二人きりで暮らしてて、チンコ勃ってこないほうが不思議だよ。限界を迎えるまでの道のりが切なくて心地よいです。
英田サキ 石原理
ビーボーイノべルズ、英田サキさんの「いつわりの薔薇に抱かれ」です。 香港マフィアX刑事 英田さんってなんていうかロミジュリ設定お好きですね。 マフィアX刑事ものではありますが香港マフィアのアレックスが私用で日本に来ているという設定で、その動向を調査するのがホテルで執事担当となった高峰という設定なので裏社会うんぬんというというようなダークな部分がほとんどないのでそういうのがお好きな人に…
英田サキ 稲荷家房之介
はる
大切な人をうしない、再び恋をすることはないと償いのように都会から逃げてきた夏目。しかしたくましい地元の青年に出会い、無口で無骨だが毎日世話をやいてくれる年下の高津との出会いで、再び生きる喜びを感じるようになる。 そして、寂しげだったり何も欲しがらなかったりつかみ所のない夏目にいつしか引かれる高津。ストーリーの進行が夏目視点と高津視点で交互にすすむので、相手への想いが次第に深くなっていくのがわかっ…
英田サキ 高階佑
ユウトとディックがなかなか出会わず、やっとこさ出会っても他人同士のようなやりとりしかできず、焦らされて焦らされてムキーッとなりながら読みました。 焦らされただけに、やっとこさ辿り着いたエロシーンはいつもの倍萌えました。焦らされるの、好きです。 でもユウトが、状況分からないのにディックを追いかけるのはいただけなかった。 何かしら事情があることを察してやれよ、と。訓練された捜査官という設定でそれはない…
神より上の評価をつけられないのが残念です。 互いに秘密を持った、囚人同士の恋です。 めちゃくちゃ萌えましたし燃えました。キュンキュンしつつ血が騒ぎました。 ラストに向けて収束していくストーリーは緊張感たっぷりで、段ボールの上で今夜限りかもしれない愛をかわす主役ふたりに胸が熱くなりました。 名作。
攻めと受け、両方の視点を入れ替えながら、物語は進みます。 お互いに少しずつ少しずつ惹かれていく過程が、英田サキさんの上手すぎる心理描写によって、繊細に描かれていました。 真っ直ぐな年下の青年が可愛くて可哀想。 こんな純朴な青年に、好きな人がセックスしようと下半身丸出しにしてる場面を見せつけるなんて、英田さん酷いです。 めちゃくちゃ感情移入したもんで、思いが通じたときには涙が出た。 いいお話をありが…
ホテルのバトラーに扮して潜入捜査中の刑事と、香港マフィアの、ロミオとジュリエットな恋物語です。 切なかった。 主役の二人は魅力的だし、好きになればなるほど葛藤する刑事の苦悩は身につまされた。 受け役が守られるだけのお姫様じゃなく、仕事のできる刑事っていうのも良かった。 このラストには希望がある。