ナツ之えだまめさんのレビュー一覧

極上社長と子育て同居は甘くない 小説

ナツ之えだまめ  麻々原絵里依 

遺伝子レベルでランク付けする近未来の話

近未来の話?人間を遺伝子レベルでランク付け。中央と郊外の違い。
中央ではその人に適した住む場所があるとか、いろいろすごいなーと設定の素晴らしさにびっくり。近未来、確かにこうなる可能性もあるかも。

1人の人を愛する事に否定的な社長がアリサと郊外での暮らしをするうちにどんどん変化していく様が見ていて気持ちいいくらい。
Sクラスだしね、成長や学習能力も高いんだろうけど、良い方向に変化するのは見…

3

富豪とお試し婚なのに恋寸前です 小説

ナツ之えだまめ  亀井高秀 

ほんのりファンタジー、そして甘々。

作家買い。
ナツ之さんらしい、と言って良いんじゃないでしょうか、ほんのりファンタジー+甘々ほのぼのな可愛らしいお話でした。





結婚相談所「マリッジ・イナダ」に勤務する沢渡は、成婚の成功率100%を誇るマリッジアドバイザー。彼の能力を頼りセレブ達からの依頼が後を絶たない彼だが、沢渡がマリッジアドバイザーとして働くのは金銭だけが目的では決してない。

今は亡き彼の両親のように…

6

蜜惑オメガは恋を知らない 小説

ナツ之えだまめ  のあ子 

質の高いオメガバース

まずオメガバースの独自の設定が良かった、伴侶(所謂運命の番)になると互いにしか欲情しないって対等なのが良い。ただはぐれ(伴侶が居ない)だと結局オメガが苦労するのは同じで、智宏も嫌な目にいっぱいあってきて、ずっと1人で居るって決意したのも仕方ないと思う。そんな智宏を一目見た時から伴侶だと認識してて、求めずにずっと側に居た恒星の忍耐がすごい。いや、一度は離れたけど離れる前も後も智宏ファーストで素敵で愛…

4

若様は初恋姫を一途に甘やかす 小説

ナツ之えだまめ  陵クミコ 

訳アリの二人の恋

山奥の尼寺育ちの少年・宮は、本当の名を隠して祖母の尼寺で育てられていた。
酒井が持ちかけたご法度の「橋姬の儀の人柱役」を自ら引き受ける宮。
宮は、両親を焼死させたのは自分の過失と思い込んでいる。

一式家次男・惟光は、将軍のご落胤。実母の希望で、母の実家・一式家の子として養育されている。

宮の橋姬の儀までのひと時を、祖母の言いつけで一式家に逗留することになる。
訳を問わず、一式家の…

1

「極上社長と子育て同居は甘くない」電子限定おまけ「月長石と青空」 グッズ

月長石の意味

本編では光太郎を置いて実家から逃げ出した友也に、良く話し合いなさいと言っていた姉視点のお話でした。

あの出来事から初めての里帰りで、友也は光太郎とアリサと3人で実家に帰っていました。
そこで姉は友也が綺麗になった事に気がつくんです。今までだったら帰省した途端に寝込んでいたのに、血色もよく体調も良さそうで何より友也が幸せそうです。

そして友也の胸に光る月長石の指輪に、光太郎の愛の深さを…

1

極上社長と子育て同居は甘くない 小説

ナツ之えだまめ  麻々原絵里依 

いつもの作品より

オメガバでは無いけど人類がランク分けされている世界観がとてもユニークだと思いました。

そして友也の光太朗を語る心の声が、まさに推しに対する気持ちのように雄弁なのです。
好きだけど、想像もするけれど、それはあくまでも現実味を帯びて無いからこそで、あくまでも現実にならないからこその好意なのです。

それが光太朗が自分の子どもを連れて来た事によって、友也が一杯になってしまい実家に帰って2人の…

3

極上社長と子育て同居は甘くない コミコミスタジオ特典ペーパー  アリサが勉強をがんばる話 グッズ

ママこそ鎹

本品は『極上社長と子育て同居は甘くない』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、3人が一軒家に移ってからのお話です。

アリサが3才になった時、
正式に光太郎は秘書である友也と結婚しました。

そこまで待ったのは
アリサにリングガールをして欲しいという
2人の共通した壮大な野望のためでしたが

光太郎はふわふわのドレスのアリサが
カチコチに緊張してリングを運ん…

1

極上社長と子育て同居は甘くない 小説

ナツ之えだまめ  麻々原絵里依 

可愛い天使にほだされて

今回はSクラスの社長とGクラスの秘書のお話です。

受様が攻様の娘の子育てを助け、家族になるまでの本編と
2人の初夜を描いた短編を収録。

この世界は遺伝子工学に基づき、
優秀な、病気やストレスに強い子供が量産され、
働き手としての個人が最優先され、
中央都市では全てが合理性をモットーとされ、

今では都市に属するハイクラスと
都市に属せず郊外で暮らすロークラスでは
全て…

1

王子たちの初恋指南は甘すぎる 小説

ナツ之えだまめ  笠井あゆみ 

「鏡」

笠井あゆみさんの挿絵効果で、地味目な調理師男子の物語が、可愛らしく華やいで感じます。絵の効果って、凄いです。

スープが自慢のカフェ“灯心亭"を営む森宮光春は、母譲りの美貌。
母は、かつて商店街の美魔女、と言われた占い師。
母が父と一緒に田舎で農業を楽しみたいという事で引退、店を引き継いでカフェに改造。
「特別メニュー3万円」は、鑑定のこと。光春は、「鏡」になって導く。
・・…

0

うなじまで、7秒 小説

ナツ之えだまめ  高崎ぼすこ 

泣いた

あらすじや内容はみなさんが書いている通りなので割愛しますが、とても官能的で涙がててきました。

私がこの本を手に取った当時はBL小説の経験不足だったのですが、今何度も読み返しても「なんて淫猥だなんだ…」と感じます。

この本の魅力ですがなんと言っても濡場の多さです。最初はこんな奴に絆されてたまるか、などと強情な姿勢をとるものの、だんだんと彼の身体が欲してしまう〜という流れが語彙力を失っ…

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