Sakura0904
ソノオ先生の描く、甘くて柔らかい共依存の世界は大好きです。今回の攻め・創也も、常にゆずの世話をすることで頭がいっぱいで、プライベートどころか職場でまで彼が最小限の動きで生きられるよう尽くすという、なかなかに重たい愛を持っています。でも、不思議と怖くはないんです。創也の性格はあくまで穏やか且つ健全で、相手を自分なしでは生きられないくらいに弱らせたいというような、いかにも執着攻めの考えとはまた別なん…
素敵なお話
すごくシンプルに本質を突いてくる作品
人に世話をされることに慣れる人
人の世話をするのが好きでダメにしちゃう人
人の世話をしたいけどダメにしたいわけじゃない人
いろいろあるなと思いながら、人に世話を焼かせる才能なるものを知りました
ソノオ先生の描かれる男性は独特なオトコマエで今回も非常に雰囲気のある男性がたくさん出てきます
本当に素敵なお話で、割れ鍋に綴じ…
これは紳士攻めの鑑。攻めの中原はまさに上質な男と言わずして何と言う、という男でした。また受け・キキ(ツヅキ キフミでキキ)の職業が国税専門官というお堅い職業なのも絶妙な萌えポイント。法人の追徴をされるという普通ならムカついてしまう出来事を通してキキに惚れた中原ですが、この時点で既に超大物ですよね。とにかく未払いの納めるべき税金を毟り取ることを生き甲斐にしているキキに、たとえ金が目当てでも構わない…
公僕にして、こんなに密な関係性。これはたまらないですね。年下の柏木の忠犬のような尽くしっぷりが爽快でした。敬語は崩さずあくまで慇懃に、課長である今宮のスケジュールやら体調やらを何から何まで先回りして把握し、今宮が仕事も生活もスムーズにできるよう努める柏木。年下といっても彼も30代でいい歳なのだけど、自分の出世や後輩の教育は後回しで、とにかく今宮のことが常に優先順位の1位を占めているんですよね。け…