雪路凹子さんのレビュー一覧

背後にメガネ コミック

雪路凹子 

ギャグからのあまあま

雪路凹子 さんなので美麗イラストギャグだよな、と思って手に取りました。
背後にっていうよりド正面なのでは?と思うくらい、端月に執着している美苑がヘンタイでした。美苑は成人しているにも関わらず、端月と同じ高校に通います(可能なのか?)
そして、端月に名前を呼ばれただけで激しくおもらしをしてしまうほどのヘンタイ。

前半はこんな感じのギャグ漫画なのですが、後半はだいぶBLっぽくなります。端月で…

0

監禁 小説

秀香穂里  雪路凹子 

調教、精神的SM

読後感、非常に微妙です。
面白くないとかそういう感想的な事ではなく、
既視感について。
というのも、同じ秀香穂里先生による2009年発表の「堕ちゆく者の記録」と設定や展開が類似している。
類似というよりほとんど同じ?なくらい。
攻めが目をつけていた美しい青年を、用意周到に家に連れ込み、監禁し、日記を書かせ、時に優しくしたり、時に突き放して翻弄し、妖しく淫らな接触を繰り返して、快感から肉体…

2

略奪王と雇われの騎士 小説

秋山みち花  雪路凹子 

金髪美人さんの騎士

金髪美人の騎士という設定が好きなので購入したのですが、つかみの部分で「天然?すっとこ?」というように感じられてしまって萌え上がれず、すいません、中立です・・・先生ごめんなさい・・騎士でしたらやっぱりビシっとしている方が良いです(泣)「本編160p弱(雑誌掲載分)+続き130p超(書き下ろし)+あとがき」でした。

大陸のほぼ中央にある小国アングラード王国。その王都への街道を年老いた馬でぽこぽこ…

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略奪王と雇われの騎士 小説

秋山みち花  雪路凹子 

互いに背中を預けて、共に戦う存在なのです(≧∀≦)

こちら「主従もの」になります。
私は主従ものが大好きなのです。

しかも面倒くさい事を言わせて貰いますが、従×主ではダメなのです。
主×従じゃないと!!
で、部下でありながらあくまで強気な受け。
更にそんな受けの言動を大らかに受け入れつつも、受けを大切にしているのが伝わってくる主。
二人は恋人であり、互いに一つの夢を追う同士であり、背中を預けて共に戦える存在でもある-。みたいな(≧∀…

7

とろけるまで縛って 小説

葵居ゆゆ  雪路凹子 

性癖か、恋か

電子書籍で読了。挿絵(雪路さん、好きです)、あとがきあり。

果してこれからの人生で役に立つのかどうか解らないのですが『SM道(ここまで来るとまさしく『道』としか言いようがない)』の深さをまたしても学んでてしまったお話でした。
いや、SMについてだけじゃないと思うのですよ。
体の相性、あるいは性癖と恋の成就はどういう関係があるかについて、考えちゃったりしたんです。今回、攻め(S)の波留河の…

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面倒な同居人 コミック

雪路凹子 

セリフが効いてる!

私は雪路凹子さんの「Nightmare Catalog」とか「背後にメガネ」のこんなまつげバッサバサのお耽美絵なのにやってる事がアホすぎる…みたいなギャップ&ギャグとか結構好きなんですが、特に表題作は幽霊モノということもありちょいシリアス路線ということもありギャグは殆どありません。

二作品収録されていて、どっちの話も先が読めるというかこういう話何回も読んだ…みたいな既視感は正直否めないのだけ…

2

面倒な同居人 コミック

雪路凹子 

耽美な絵柄が盛り上げる、切なすぎるファンタジー!

雪路先生って、まつ毛バッサーなレトロ感ある耽美絵を描かれますよね。
それがこの煽情的な表紙!もうどんな話か気になって(でもあらすじもインタビューも読まずに)購入しました。

ストーリーは純愛系で、淫らな表紙はイメージ違いな感じがしますが、二人の交差する想いが切なくて、私はとても気に入りました♪
表題作と短編1話が収録されています。


●「面倒な同居人」
一人でいるのが楽って人と、…

6

まじるまで縛って 「とろけるまで縛って」番外編 グッズ

2人のその後の甘々な調教

星卯と波瑠河の恋人同士になった、その後の甘々な調教の様子です。
主人とスレイブの時とは違い、波瑠河からプレゼントをもらい、テレフォンセックスするというお話しです。
意外なプレゼントに星卯は大喜び。主人に懐く犬のようです。
波瑠河もそんな星卯の事をよくわかっていて、離れていても星卯を香りで縛り喜ばせます。
主人とスレイブ+恋人という感じがでているお話しです。

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とろけるまで縛って 小説

葵居ゆゆ  雪路凹子 

リアルなSMの世界

受けの星卯は元々はノンケでノーマルなセックスをしてきた、少しワガママで可愛い猫っぽい男子です。
穏やかで優しくスマートな上司、波瑠河(攻め)が大好きで上司として憧れています。
波瑠河も甘え上手で憎めない星卯を可愛く思っていて、上司と部下ですが、友人として食事をしたりしてました。

ところが一見スマートで穏やかな波瑠河は、実はゲイでベテランなSだったのです。
そうとは知らない星卯は自分が痛…

3

王に純潔の証を捧げ 小説

宮緒葵  雪路凹子 

純潔の証の意味を知れ

大好きで何回も読み返しています。宮緒さんの他のシリーズの続編を読むつもりが宮緒さんを読むならとこちらに手が伸びてしまいました。
何故初回に萌評価にしたのか!訂正したいです。

純潔の証が!それなのね!捧げてます!捧げまくってます!

リュラとセリオスの独占欲と嫉妬のお話だなあと思いました。
どこまでも独占したい、他の誰にも見せたくない、完全に支配したい。

セリオスが忠犬から首輪を…

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