阿賀直己さんのレビュー一覧

きみの背中 ぼくの手のひら 小説

阿賀直己  ぱち 

きみは眠る僕の夢で先に読んでしまったが...

宝の性格はすごく気に入った!積極的で強引で真っ直ぐで... 東五は八雲じゃやっぱりダメだった。八雲は人に自由を与えすぎている。個人的には、この二人は以下のように分かれている
宝みたいな人になりたい
八雲みたいな人に愛されたい

先生が書く攻めはすごく魅力的だ!受けは... 私もそんなに頻繁に泣くのを赦してもらいたいなって思ったw

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きみは眠る ぼくの夢で 小説

阿賀直己  ぱち 

ときどき、思う。すれ違うことしかできないのに、どうして人は出会うんだろ

文章のスタイル、阿賀先生が使う隠喩や心理的描写など以前からお気に入りで、さらに今回は外国人の主人公のキャラ作りに感心せざるを得なかった。まず、BL(だけではないけど)は、外国の人物があまり登場しない。登場するとしたら、舞台は海外/空想の国設定か、キャラは日本に育ったまたは、ハーフで日本語を母国語のように喋る設定ぐらい(あと、エンゾウ先生が描いた日本語が全くできないエクゾチックな存在とか)... 『…

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鬼と天国(下) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

天獄先生が可愛い…!

下巻では自分のしたいようにする、恋愛なんて不必要な天獄先生の本質が分かります。
下巻でもう天獄先生めっちゃ好きになるよ。可愛い…

冒頭から青鬼先生が手鎖かけられての激しい始まり…かと思いきやその後のデートの約束!
中年二人のご飯のシーンなんて萌の塊…体の関係だけじゃなくなんだかいい雰囲気…というところに当て馬的新キャラ登場です。
当て馬あまり得意じゃないんだよなぁ…話の展開上、必要と分…

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鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

う~ん、好き。

この作品はちるちるの表紙の比率かなんかの記事で見かけて気になっていました。いざ読んでみると個人的にはかなり好きな作品でした。

なにより受けの青鬼先生が好み。
平々凡々な見た目の青鬼先生ですが、幼少期のトラウマのせいで女性と性行為ができないんです。トラウマ持ちのキャラって結構見かけますよね。人気なんでしょうね。
個人的にこのくたびれ感が好きなんですよね。絵柄も天国先生より青鬼先生の方が安定…

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鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

こーゆう普通のおじさんを待ってました…

表紙から一目惚れ購入
結果 なんだこの完成度!萌え!凄く好き!

あらすじは面倒なので省きつつ、感想
国語の先生×養護教諭の先生 32歳と36歳。先生が先生を縛って襲っちゃう(文字にすると凄い)までの展開はありえないっちゃありえないけど、それも気にしない圧倒的な画力があって引き込まれます。

青鬼先生のルックスがすごく良い!漫画だからって若作りせずイケメンでもないむしろ36歳にしては老…

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花と天使 小説

阿賀直己  ぱち 

洋菓子店で紡がれる愛はケーキより甘い!

物語・地の文が登場人物の目線で書かれているので、気付いたらどっぷり感情移入していて、もう辛いところは辛いし幸せなところは蕩けるように甘くて、最高に至福な読書タイムでした。ありがとうございます!大好きな一冊が増えました!

「花と天使」でずっと深海の心情・語り口で物語は進んでいき、次の「しょっぱいケーキ」は同じ店でバイトをしている女の子の視点になります。
ここが一番すごいと思った部分なのですが…

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鬼と天国(下) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

ストーリーとエロが両方詰まっていて良かった!

青鬼先生が保健室のベッドに縛られて、拘束+目隠しプレイを天獄先生にされている場面から下巻は始まります。初っ端から濃いですよね。

天獄先生ってやっぱりひどい男なのですが、後半にかけて天獄先生が恋をしなくなった理由が明かされていく中で本当は誰よりも臆病で怖がりな人なんだなぁと思いました。

人の事は誰よりもわかるくせに、自分のことには誰よりも鈍感な、そんな歪で、独占したがりのワガママで、人を…

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鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

おっさん×おっさんが好きな姐さんにオススメ!

攻めが、おクズでしたね、、、。

受けを楽しめる玩具呼ばわり+本気で好きになる気はないのに強姦+弱味を探ってつけこむなど、ピュアなBLが読みたい方は萎えてしまうかも、と思いました。なので、なんでもバッチこい!むしろ酷い男たまらない!という方に良いかもしれません。

しかし、ここからの展開もありますので、上下巻揃えて読むのが一番オススメです。

あと、くたびれたアラサーだけど少女性を持ち…

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翳りの星(スピカ) 小説

阿賀直己  ぱち 

自意識が邪魔をして

うーん……昭和の頃の『耽美』というか『JUNE』を読んでいる様な感じでした。
なかなか読み進められなかったのですよ。無茶苦茶忙しい時期に読んだというのもあるのですけれど。
お若い姐さま方には逆に新鮮なのかもしれませんが、私にとっては「どんな障害があっても幸せになっていいんだーっ!」っていう『BLの発明』がとてもとても刺激的だった経験があるので、いまいち乗り切れず。

10代の自意識がキリキ…

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鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

攻めの得体の知れなさが不気味でこわい……

多分、私のツボに合わないだけだと思いますが、なんで攻めがこんなに受けに執着してるのかがわからず、ただただ不気味だなぁ…としか思えませんでした。
好きすぎてついつい意地悪しちゃうというか、執着の裏に攻めの好意が見え隠れするみたいなのが好きなので、この攻めは私から見ると妙に観察力に優れていて人の弱さを嗅ぎ取る能力や、ノーを言わせない微笑みの圧力など含めてほぼサイコパスにしか見えなくて怖かった。
絶…

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