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宮緒葵 絵歩
みざき
ネタバレ
わんこ攻めという言葉がありますが、宮緒作品に登場する攻めは、わんこではなく本当に犬攻めという感じがする。 猛犬ならぬ盲目な盲犬かな…狂犬かも。徹底的に犬でした。 両視点で描かれているのですが、攻め視点の脳内をぜひ読んでほしい。 普通のわんこ攻めに物足りなさを感じている方、飼い主以外に懐く気がないやばめのわんこも試してみませんか? 中華風ファンタジーのような雰囲気のある、ちょっと不思議な…
fandesu
宮緒さんの攻めは、いつも大抵『犬』なのですが、今回は『とことん犬』でした。 ワンコというのは『犬っぽい登場人物(万人に対する可愛げあり)』を指すのだと思うのですが、こちらの攻めさんは犬そのものなんですね。万人に対する可愛げなんて持ち合わせていない。主人と決めた人に愛されたくて愛されたくて、忖度なんて出来ないくらい愛されたくて、最終的に人間の限界を超える所まで主人を追い詰めてしまうバカ犬です。 …
てんてん
本品は『華獣』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、瓏蘭が凱焔の袍を誂える話です。 凱焔は邸でくつろいた服装を好みますが、 皇帝親子を除けば唯一の皇族男子の後見役となった凱焔は それ相応の衣装を何着か誂えていました。 しかし、本来夫の衣服を調えるのは正妻の役目であり 男子ながらも一族の誰もが長の伴侶だと見なし そう自負している瓏蘭もせめて袍の1着くらいは 用意してやりたい…
今回は騎馬民族を祖とする犲一族の長と皇帝の甥の公子のお話です。 跋鬼討伐に向かう攻様の褒章として一夜の花嫁となった受様が 攻様の過去、王家の罪を知り、攻様の本当の花嫁となるまで。 長い歴史を誇る皇国は厳しい身分制度が行き渡っています。 受様の父は同母兄が皇位に着いたのを機に臣下に下り、 広大な領地を与えられて名門貴族の美姫を娶りました。 皇帝は仁君と称されるほどの人物ですが…
ポッチ
作家買い。 宮緒さんと言えばワンコ攻め。 そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことの無いワンコちゃんのお話です。 中華風、っていうのかな。 某国を彷彿とさせる設定を軸に、ちょいファンタジー要素も盛り込まれたストーリーでした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は蒼龍皇国の皇帝の甥である瓏蘭。 彼は皇帝の弟の息子…
恵庭 絵歩
碧雲
イラストが綺麗で品が有ります。 セージは、作品中のイメージだと余り頭が良くなくて失敗が多い、優しい子がこれでもかとイジメられて常に泣いている、という印象ですが、イラストだととても育ちがよくて賢そう。 なので、脳内変換しながら読む小説版より、比較すると漫画化されたコミック版の方が安心して読めました。 恵庭 先生のHPに、3巻の先の続きが掲載されていましたが、セージはもっと気の毒な体験をする…
小説の世界観が醒める誤植が多い、これは5巻全てに共通するマイナス要素。 イメージを補う為に、漫画版も買いました。
絵歩 恵庭
小説版は、素敵な世界観を壊す誤字脱字の誤植がある、なんとかしてほしい。 漫画版には、誤字が無いことと、表現そのままが画像化されているので、漫画版の方が、私は楽しめました。 小説版は、原本なのに少し残念。
非常に力技だなー。 ひねくれ男のシアンが幸せになってしまったよ…… このお話のキモはウィロウのキャラクター設定なんだと思うのですよ。 彼を『いい男』と言ってしまうのはちょっと難しい。 だって、身近にいられたらやっぱり「うざい」と思ってしまうんだと思うのですよね。 でも、ある側面ではこれ以上『いい男』はいないんだとも思う。 自分の価値観を押し付けないで、恋人に対して非常に寛容。 こ…
「シアンが主人公の長編かぁ!」というのが読み始めてすぐの驚き。 いや、勝手に短編集だと思っていたんですよ。登場人物が多い所為もあって、それぞれの人のエピソードを繋いで『5人の王世界』を重層的にしたものなんだろうと。 それがよりにもよってシアンかぁ…… 私の中では『最も恋愛に遠い人』という位置づけだったものですから。 見た目と異なり、シアンは非常に男性属性が強い人だと思うのですね。 恋…