絵歩さんのレビュー一覧

5人の王 4 コミック

恵庭  絵歩 

くぅーーーー泣

私はタイムスリップものが大好きでして
しかも結局誰の言葉なのか、誰の持ち物なのか分からなくなるような運命のキーが大好きなのです。映画で言うなら「ある日どこかで」の腕時計、ハウルの「未来で待ってて」ですとか。
まさかここでそんなタイムスリップ浪漫になるとは思いませんでした。
青の王がセージに教え、身につけさせ(お買い物と手袋のシーン可愛いね)、それが巡って青の王の過去を決定づけさせる。
頑な…

1

5人の王 3 コミック

恵庭  絵歩 

相変わらず面白い!!でもちょっと説明的

今巻はちょっと、都合の良い回想や説明的な会話が多かったように思います。ですが、少しずつ謎を解き明かしていく構成が面白かった!

初登場のパーピュア、1〜2巻の恋模様を台詞1.2つで済ませる鋭さ!コミカルなシーンが増えたのも良いですね。癒し系ギルの健気一途、幸せになって…

セージが緑の王になってからの戸惑い(説教されてくたびれた小さい背中可愛いよ〜〜〜今度はグリニッジに抱っこされるし)や青…

1

5人の王 2 コミック

恵庭  絵歩 

1頁目から最後まで心を掴まれる

今回も、一筋縄でいかないキャラクターとお話がとても面白かったです!

序盤数ページで既に持っていかれました。
ウダウダ言ってるセージを抱っこする青の方、かわいい〜〜!!
うるさそうに耳栓するクールなとこもいい〜〜
基本はいつも無表情、意地悪だったりするのに、その実優しいのだと分かる(ハッキリとした描写はそこまでなくとも)微妙な匙加減が病みつきになります。

また、まだ子供で目まぐるし…

1

5人の王 1 通常版 コミック

絵歩  恵庭 

お話も登場人物も青も赤も好き!

面白かったです!!
ファンタジー苦手で登場人物も多いのですが、5人の王と従ずる者が色の名前で分かりやすかったり星座のお話が楽しく、しっかりとしたキャラクターと絵が本当に魅力的。
耳慣れない造語も多いですが何とかなりました。

未来を予知出来る妹の替わりに勝手に王に召し使える(結局持ち物にされる)セージ。
青の王は相当ツンな方なんですが、時折匂わす優しさが効いて厚みのある人格になってます。…

2

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

素晴らしい犬っぷり。

 宮緒先生の書かれる執着攻め様、大好物なのですが、今回は犬っぷりが清々しい攻め様でした。
わんこなんてかわいいものじゃない、猟犬猛犬な攻め様。
主のためなら何でもするし、主のためにしか動かない。

 中華風のファンタジー設定のこちら。
受け様は、蒼龍皇国の皇帝の弟の息子である公子、瓏蘭。
攻め様は、戦闘特化民族である犲一族の長であり、皇国の将軍凱焔。
跋鬼という異形の化け物の誅滅を掲…

3

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

犬攻めの集大成では?しかし犬度が高すぎて…。

はじめのうちは、デビュー作の【堕つればもろとも】を連想しました。

しかしスケールの大きさ、登場人物の多様さ、主人公の清らかさ賢さすべてが深みがあり萌えだけではない読み応えがありました。

中華はロマンがありますね。大陸、大平原、蒼穹、貿易などなど。

物語は国の成り立ちと真相、皇族に課せられた使命などもりだくさんでした。

宮緒さんの犬攻めです。犬度も上がり狂犬ぶりが堪能できます…

2

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

はい神ー

止まらないブックマーク!ハイライト!重複する購入!

いいもの見させていただきました。ワンコで褐色肌、規格外のわがままボディを持った凱焰が瓏蘭を好きすぎるところがたまりません。そして瓏蘭は美人、貴族、童貞という欲張りセット。くぅ〜!

凱焰がみずからの命を投げ打ってでも瓏蘭を欲しがったところ、死地へ赴く前に愛する瓏蘭と出来る限り交わろうとするところに、「凱焰は生きたがっている」という実感を…

5

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

凱焔 は何回「瓏蘭様」と叫んだか?

時代背景が面白くて、楽しく読むことが出来ました。好きな作品が増えてしまった。

▶あとがきによると、「時代背景は唐あたり、で曖昧」
・・とあとがきに有ったけれど、読んだ所、唐じゃなくて、秦が出来る前辺りじゃないのかな?
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★万里の長城:
春秋時代から建造が始まり、続く戦国時代には、隣国に対する防御壁として各国がここに城壁を築いた。それ以前につくられた長城の遺構も合わせると、総延長…

1

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

この犬、狂犬につき

わんこ攻めという言葉がありますが、宮緒作品に登場する攻めは、わんこではなく本当に犬攻めという感じがする。
猛犬ならぬ盲目な盲犬かな…狂犬かも。徹底的に犬でした。
両視点で描かれているのですが、攻め視点の脳内をぜひ読んでほしい。
普通のわんこ攻めに物足りなさを感じている方、飼い主以外に懐く気がないやばめのわんこも試してみませんか?

中華風ファンタジーのような雰囲気のある、ちょっと不思議な…

4

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

とことん犬

宮緒さんの攻めは、いつも大抵『犬』なのですが、今回は『とことん犬』でした。
ワンコというのは『犬っぽい登場人物(万人に対する可愛げあり)』を指すのだと思うのですが、こちらの攻めさんは犬そのものなんですね。万人に対する可愛げなんて持ち合わせていない。主人と決めた人に愛されたくて愛されたくて、忖度なんて出来ないくらい愛されたくて、最終的に人間の限界を超える所まで主人を追い詰めてしまうバカ犬です。

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