はらださんのレビュー一覧

カラーレシピ 1 コミック

はらだ 

執着責めの金字塔

神作品中の神作品。
角川バージョンの表紙の福ちゃん最高です。
続編も出ましたが完全に一冊で
完成されてると思います。
何年もBL読みですが
感動作にあたりついにちるちるレビューをはじめましたが
それにあたりやっぱり一番外せない作品は
カラーレシピかなと。自分史上最高の衝撃作品。
今更すぎますがBL読み以外にも面白いサイコパス展開鬼才天才はらださま。
やっぱりカリスマですよね。

4

にいちゃん コミック

はらだ 

鬼才と言われるだけある

問題作、と評判なので流血のコワイ内容だったら嫌だと迷いました。噂通りの作品でした。
エロスのファンタジー=BLで、児童への偏愛と暴行、被害者が加害者となるテーマを取り扱って、読者にどのような反響を期待したのか、作者の意図に興味を抱きました。興味本位の反響狙いの軽い気持ちで扱うと、色々波紋を広げそうな微妙なテーマです。
暴力と児童性虐待を扱う作品、という評判の作品でしたが、児童を犯罪被害から子供…

7

にいちゃん コミック

はらだ 

世界観爆発

これでこそはらだ先生。心からそう思える作品です。
あらすじからも分かりますが、アブノーマルで仄暗い属性てんこ盛り、賛否両論の展開です。正直同じ趣味の友達にも勧められそうにありません。
基本的にこの本では性犯罪と共依存関係がかなり濃厚に描かれています。そこを楽しめるかどうかが重要だと思います。激しめな性描写含め、それを差し置いても陰鬱な雰囲気の中で2人がお互いへの思いを煮詰めていく様子は見ていて…

2

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

ラブというよりブロマンスでは

はらだ先生特有のダークで根深い愛情を描いた作品ではなく、どこまでも優しく互いが互いにひたむきな物語です。はらだ先生らしい登場人物同士の軽快な掛け合いや合間に挟まれるギャグに笑いつつ、最後は泣いてしまいました。先生のキャラクター像の手腕は他の作品でも輝いていますが、まだ知らない側面があったのだと驚かされました。
ストーリーや展開は感動的で素晴らしかったのですが、帯の「BL臨界点」という表現にはいさ…

1

やたもも 2 コミック

はらだ 

ハッピーエンドでよかった

1巻を読んで、モモちゃんの破綻したあばずれぶりにビックリして、どうなるのか展開が気になって2巻と3巻を読むと、・・

2巻で、突然訪れた母から、16才でシングルマザーになった事情や母が憎しみをぶつけてきた事情を知ることになり、人が好いモモちゃんはそのまま「自分が悪い」と受け止めて凹んで、笑ってごまかすことができなくなって、八田さんがモモちゃんの気持ちを受け止めて、初めてモモちゃんが「寂しかった…

1

ポジ(表題作 「メシアシリーズ」) コミック

はらだ 

日々に笑いとエロがもの足りなくなったら…ポジ!

『ネガ』の後に引き続き読みました『ポジ』です。
読む順番はこちらを後にして良かったかもしれません。
深く胸に突き刺さるようなお話が多かったネガに比べ、
こちらは安心して表情筋を緩ませながら読みました。
明るく笑えるエロ万歳!

『メシアの凶日』/『メシアの選択』
大好きメシアシリーズ!
『変愛』に収録されていた『メシアの厄日』の後日談です。

伝説的な舌テクをもつ通称・救世主(…

1

ネガ(表題作 「後悔の海」「スイメンカ」) コミック

はらだ 

ぐさぐさと突き刺さり、傷跡を深く残してゆく…ネガ!

どこか仄暗いのだけど、
しんみりしてしまうのだけど、
どのお話もぐっさり深く突き刺さりました。

『後悔の海』/『スイメンカ』
3人の幼馴染たちの間でぐちゃっと恋が縺れています。
あのとき告白されたのは自分だったはずなのに、
その恋が数年後に失恋として返ってくるなんて…。
好きな人の初恋を奪って、自分の初恋を実らせて、
その行き着く先は…
もはや取り返しのつかない少年たちの感情…

0

やたもも コミック

はらだ 

ポップな表紙だが中身はやはりはらだ先生節

一巻だけでなくぜひ二巻以降も読んでもらいたい!

ももの過去や母親、あと元飼い主の話など人間のクズな部分がえぐい。カラフルな水玉模様の表紙に騙されないように(笑)
さすがはらだ先生だ。
しかし、登場人物みんな完全なるクズとは言い切れない気がする。それぞれに悲しみや切なさがあり、人を、愛を求めていたのだなと感じる。憎み切れない。


ひとつ疑問なのは八田ちゃんがももに惹かれる描写がちょ…

1

カラーレシピ 1 コミック

はらだ 

鬼才とは

欲しいものはたとえどんな手段を使ってでも手に入れる。
自分の色に染める快感のあるカラーの方が好き。
タイトルの「カラーレシピ」は攻めの福介が受けの笑吉を自分色に染め上げたいという欲望から名づけられたのではないかと思う。

一度助けられたら恩義を感じてしまう笑吉の心理を巧みに操り、彼の心を自分に向けさせた福介には驚いた。怖い。笑吉が「人心掌握術でも習ってるのか」みたいなことをボソッとつぶやい…

3

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

遺された人に思いを馳せる作品でした

主人公が、仕事中に謎の暴漢に刺されて、失血する寸前に白い羽の美少年天使を観ます。
そのまま主人公は天に召されるかと思いましたが、助かっていた。目覚めて、自宅に戻るとあの美少年天使が、何故か狭い汚い賃貸の炬燵に居て、美少年天使は主人公だけに見える。他の人には見えないということを理解していきます。

主人公が天使を伴い生前の美少年天使が関わる人と会い、天使が失った記憶を取り戻すに連れ、生前の美少…

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