伊勢原ささらさんのレビュー一覧

君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ特典SSカード 午後7時15分 グッズ

矢上の密かな楽しみ

本品は『君はしあわせの黄色い花』のコミコミ特典の
イラストカードで表面は文庫カバーイラスト、
裏面に番外SSを掲載しています。

SSは本編後のある日の夕食の出来事です。

矢上と志信の夕飯の時間は
大体いつも同じで7時から7時半の間です。

矢上が残業だったり、
志信が忙しかったりする日を除き
ほとんど毎夜雑談しながら一緒に食べますが

矢上は志信が夕食の途中で手を止め…

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君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ限定特典小冊子 運命の人をさがして グッズ

繋がる縁を信じて

本品は『君はしあわせの黄色い花』のコミコミ特典小冊子です。

矢上が大好きな人を探す本編前日譚になります。

矢上は物心ついた時から前世の記憶がありました。
覚えているのはミツバチの時から
その後は野犬、その後は飼い犬でした。

前世の矢上には親友であり
胸ときめかせる初恋の相手でもある
大切な相手がいました。

ミツバチの時に口は悪いが気のいいスズメに
紹介してもらって…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

誰よりも大切な貴方のために

今回は受様の従兄の後輩と難病で入院中の青年のお話です。

受様が攻様と出会う事で2人で歩む未来という希望を掴むまでと
恋人になってからの後日談続編を収録。

受様は中学の時に体調不良で受けた検診で
呼吸器けての難病が見つかります。
その難病は現代の医学では治療法がない病で
両親は受様が成人式を迎えられないだろうと言われます。

受様は入退院を繰り返しながら根気よく治療を続けます…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

犬+蜜蜂+タンポポ+雀

先生買い。ささら先生らしい、とっても優しいお話でした。最初、蜜蜂とタンポポ出てきた時はどうしよう・・?と思われるかもしれませんが、是非読み進めてくださいませ、後半怒涛の展開でした。優しくって良いお話だしタンポポ話として忘れなさそうとは思うものの、王道と感じたので萌にしました。本編290P超+幸せ後日談18Pほど+あとがき。

呼吸器系の難病で、家族と離れて地方のホスピスのような病院に入院してい…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

泣けちゃって泣けちゃって

空き地に一人ぼっちでひっそりと咲く一輪のタンポポ。
身体の弱いミツバチと友達になって・・・という現代版おとぎ話風BLになります。

もう、優しくてあたたかくて深い感動を味わえてと、めちゃくちゃ良かったですよ。
悲しくもあって泣いたけど。

真っ直ぐ明日を信じる事。
何より、共に生きる幸せを諦めない事。

読み終えた今は胸がいっぱいです。

ところで、一つ注意点ですが。
最初…

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Life is Beautiful 小説

伊勢原ささら  斑目ヒロ 

「生き直し」ができた人の物語

この本を読んで思い出した二つのことがあります。
★「命の電話」のボランティアをする知人の話だと、死のうとする前に電話をかけてくるのは、死に迷いがあるからで、留めて思い直してもらう見込みは、かけてきた時の会話次第、聞き上手になることなんだそうです。

★知人の妹の場合は、死にたがりでした。死にたい一念に駆られていて、電車に飛び込んだり、手首を切ったり服薬したり未遂を重ねて、六度目の自殺で亡くな…

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「さよならガラスの恋心」電子限定おまけSS「最強のライバル」 グッズ

ゲーム開発者ってすごい

攻の副島視点。
本編の後、副島と夏季が同居し始めたことがわかります。
副島が強いている訳ではないのですが、夏季は家事も(もちろん料理も)全力で頑張っているようです。

そんな夏季の目下のお楽しみは、「ふんわりベアの農園づくり」という、副島が開発したゲーム。動物たちが農園を耕したり料理をして他の住人をディナーに招待できたりするもので、夏季はどハマりしています。ある日、副島が早く帰宅すると、夏…

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さよならガラスの恋心 小説

伊勢原ささら  麻々原絵里依 

表紙の雰囲気通りの作品

電子書籍で挿絵なし。
電子だと表紙の絵しかないので、攻の副島の顔がわからないのは残念。麻々原先生の素敵な絵柄を頭に思い浮かべながら読みました。

見た目は怖いけど懐が深いサラリーマン×あまりにも不憫な人生を送っている定食屋のバイトです。

シリアスで重たい作品。受の夏季の、「体調がすぐれず時折頭がぼんやりする」ことの真相がとても辛いです。夏季の場合は、精神的に受けたダメージがあまりにも致…

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嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

泣かされっぱなし

魔物の青がとにかく良い子で、子供の頃の正人との出会いからずっと泣かされてしまいました。

純真で優しくて自分に対しては無欲で、正人の幸せだけを願って記憶を消してしまう青に号泣でした。人間から酷い目にあっても決して恨まない、とても純粋な生き物である青の幸せを願わずにはいられませんでした。

地球環境の悪化によって自分の命が短いと思った青が正人と再会出来た後も、自分を犠牲にしてまで他者を思いや…

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真白に綴る愛しさは 小説

伊勢原ささら  六芦かえで 

切なさで堪えきれず泣く

高槻士郎(32歳)ガラス工房勤務の元商社マン x 草薙凛(17歳)心的外傷で話せない元妻の弟

士郎は相手を労わるどころか、子供時代の経験から、人が苦手。
エリートだったが会社で嵌められ、長野の田舎で一人生活している。
そんな彼の元妻が、ずっと離れて暮らしていたワケあり弟の凛を、
半年間だけでも見て欲しいと連絡をしてくる。
いやいやながら、断りきれず承諾。
声が出なく、人形のように感…

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