伊勢原ささらさんのレビュー一覧

天使のギフトとしっぽの願い 小説

伊勢原ささら  八千代ハル 

ピュアで健気




「嫌われ魔物〜」が好きなのでこっちも読んでみましたが、微妙〜にあわなかったです。
作家さんの優しい心根がそのまま現れているようなすっごーーくいいお話だと思うんだけど、私のテンポとお話のテンポがどうにもあわないというんでしょうか。
猫だった風太の大切な「彼」は、割と最初から登場してる聡史であることは読んでて明白なんだけど、そこまでなかなか辿り着けない感じとかがどうにもこうにも焦れった…

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君の箱庭はふたりの楽園 小説

伊勢原ささら  いずみ椎乃 

箱庭ですから

ある意味、伊勢原さんらしいタイトルだなとも思ったりします。
庭が自然の風景を模したものなら、箱庭はその庭を模したもの。
こうくんの風景は決して外に広がって行かないのですね。
で、敢えて「それでもよい」と言っているんだと思います。

正直に書きますが、家から一歩も出ずに近所の本屋に定期的に大量の本を配達させる『子ども』が近所にいたら、私は好奇心が疼きますね。
「どうして?」って思いますも…

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君の箱庭はふたりの楽園 小説

伊勢原ささら  いずみ椎乃 

優しさの塊みたいな物語

大人向けの絵本のようなBL小説を書かれる、伊勢原ささら先生。
本作も絵本のように優しい言葉で綴られつつも、展開はとてもドラマチックで、何度も泣かされました。
最後は大団円なんですが、あまりに幸せなラストすぎて、読み終えた後も涙が止まりませんでした。
素敵です。これからも何度も読み返したいな。

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嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

遠い昔に宇宙から飛来した生き物の最後の生き残り

読後、環境破壊について考えました。
綺麗な童話BLですけど、青につられて泣かせるシナリオが嫌。
この本の後半は、独りで読んだ方がいいです。
人前で読むと、みっともないことになります。

表紙の茶髪が正人。黒い髪の小さいのが青が人化した姿。
この物語の主人公・魔物は、遠い昔に宇宙から飛来した生き物の最後の生き残り
争いを好まない穏やかな生き物なのに、
人間に山奥に追いやられ、異端生物…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

スズメがたまらなく好き

たんぽぽ・蜂→犬・スズメの転生ものです。
twitterのフォロワーさんに薦められて読んだら、目汗が止まらなかった……
冒頭から人外キャラクターのやりとりから始まるんですが、その段階で切なくて涙脆い私はダメでした。
何度か転生を繰り返し主要なキャラが人間になるのですが、そこでもずっと泣きっぱなし。とにかくたんぽぽが健気。犬も健気。片方が健気なのはよく見かけますが、両方すごくいい子で健気なので…

5

君の箱庭はふたりの楽園 小説

伊勢原ささら  いずみ椎乃 

まずは職業倫理と言うものを学ぶ所から始めて欲しい

タイトルや表紙から受ける印象とは違って、可愛くて前向きな片想いものでした。

えーと、書店員である攻めが、得意客である引きこもりの青年に恋をする。
彼と恋人になる事を夢見て、ひたすら前進あるのみで突き進むって感じのお話でしょうか。

少ないページ数ながら上手に纏められてますし、ストーリー自体も前向きで元気を貰えるものだと思います。
このへんは、すごく伊勢原先生らしさが出てて素敵だと思い…

11

君の箱庭はふたりの楽園 小説

伊勢原ささら  いずみ椎乃 

可愛いお話

本屋のバイトくん(25)x上得意の引きこもりで顔を見せない謎なお客様(21)
反町顕人x佐倉こう

普通の小説の半分ぐらいの量の電子ノベル。
伊勢原ささら先生の作品は切なくて、泣かせる作品が多いので作家買い。
その先生の作品からしたら、今回は軽めなジャブぐらいな感じ。
サクサク一気に読めるし、うるってくるところもあって、悪くない。

萌評価にしたのは、短編なのと、展開があっという間…

1

君の箱庭はふたりの楽園 小説

伊勢原ささら  いずみ椎乃 

バックボーンはドツボなのですが。

作家買い。
電子のみの発売だったので電子でお買い上げ。ページ数はP115ほどの、若干短いお話でした。

んー。
伊勢原さんといえば薄幸受け、切ない系、のお話を得意とされる作家さまのイメージが個人的に強く、さらに読みやすい文体で紡がれていくストーリーに感情移入してしまうことも多々ある大好きな作家さまなのですが、うん。

ごめんなさいね、バッサリ言ってしまうと全然ツボらなかった…。

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君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ特典SSカード 午後7時15分 グッズ

志信ったらw

本編の「君は愛しい運命の人」でも、とても幸せそうな2人でした。

こちらのSSカードは礼央視点の後日談です。
2人の健康で幸せそうな様子に安心しました。礼央の仕事も順調のようで、2人の日常の一コマが書かれています。

いやあ、礼央が志信を良く見ているなあと思いました。どんだけ好きなのかは嫌と言うほど知ってますけどね。www

志信が礼央に貰った誕生日プレゼントの時計を大事にしているの…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

残酷で優しいお伽話

こちらの作品はあらすじを読んで姐さん方のレビューを拝見して、涙もろい私は読む覚悟をするまでとても時間が掛かりました。

結果的にはハッピーエンドで大円満なんです。
でもね冒頭のたんぽぽの話から泣かされました。号泣じゃなくポロリなんです。必ずまた会えると分かってても泣いてしまうんです。そこが先生の狙いなんでしょうね。


そして人間になってからは志信視点なんですが、矢上の言動で志信が何者…

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