安西リカさんのレビュー一覧

バースデー ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

このSSで救われる

本編で心配のあまり半泣きになった「三希」のその後のお話です。絶対本編後に読みましょう~
半泣きになった気持ち、本編でやり場のなかった気持ちが、少し癒されると思います。

********* 以下がっつりめのネタバレ


新聞配達している透が帰ると、朝ごはんを作ってくれていた遼一が迎えてくれるのですが、遼一は透の着ていたシャツを見て「自分で選んだの?」と聞き「やっぱりそういうのが好きだったんだ」と言…

7

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

読み応えあり、でも切ない・・・

他の方も書かれているように重いストーリーで、
とても切なくて泣きながら読みました。

透はこれからずっと、遼一に愛され甘やかされながら生きていくからいいとして
(過去の辛い記憶は本人は防衛本能で曖昧なようなのが救い)、
消えた三希が哀しすぎる・・・。
三希は透を守り、復讐を糧に存在していたのに、
ようやく遼一に愛を告げたところで消えてしまうなんて。。 涙
でもおまけペーパーのSSで…

6

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

重いけど読む価値あり

安西先生の最新作。
「好きで好きで」や「人魚姫のハイヒール」とは全然違く作風で驚きました。
こういうのも書かれるんですね。
重く切ない話ではあるけれども、
この二人の幸せな生活は続いていくと思うと読後は爽やか。
個人的2017年度ベスト5には入れたい、読み応えのある一冊です。


****以下ネタバレ含みます****
攻(遼一):弁護士資格も持つ優秀サラリーマン、尊大、姿を消した…

8

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

切なくて涙

大好きな安西さんの最新刊。
普段の作風と全然違う重~いお話でしたが、
私的・安西ベストの「何度でもリフレイン」を超えて、一位になったかも。
三希が透に一番最後に語り掛けるクライマックスのシーンでは
思わず泣いてしまいました。
話は重いけれど、この先の二人の(三人の?)幸せが
きっと続いていくと思うと読後はすっきり。
できれば、おまけSSも読まれることもお勧めしたいです。

6

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

そうか、だからこのタイトルか

大好きな安西先生&みずかね先生の本で購入決定済だったため、なーんにも予備知識なしで読んだところ、とにかくびっくりしました。先生のまた違った引き出しを見せていただいた気分。もうドキドキして頁をくる手を止められませんでした・・・・書下ろし250Pほど+先生のあとがき。購入特典ペーパーには「これよ!!!」と思わず叫ぶ後日談があるので、是非是非それが付いている書店さんでご購入ください♡
地雷は、「児童虐待…

5

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

モヤモヤポイント多し

ああー、これは、これは受け入れがたい…無理です。
他の方のレビューを見ると、受け皿広い人が多いな、しゅごい。
限りなく「しゅみじゃない」に近い中立ですが、ではなぜ「しゅみじゃない」じゃないのかというと、ここまで合わない内容なのにすごい読みやすかったからです。相変わらず文章上手い。まさか安西さんの本で中立まで落ちる評価付けると思わなかったです。

あとこれは蛇足というか、粋じゃないですけど。…

9

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

堅物ノンケ萌え(∩´///`∩)

初読み作家さんです。
出だしをちょっと見たら文章がスルスルっと入ってきて
小説読みヒヨッコでも読みやすく楽しめました(﹡´◡`﹡ )

又、高久さんのイラストがピッタリなんです。
特に堅物ノンケの攻めが文章から感じるイメージ通り♪
スーツ姿はカッコよく・私服はちょっとダサい部分も、on/offの差があるイラストが良いッ!
私服がダサいからこそスーツ萌えが増しでした(^//^)

3

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

恋愛が一番大切なものに結びつく、苦い幸せのお話

電子書籍で読了。挿絵有り。

ショコラ文庫に書かれるのは初めてとのことですが、安西さんの今までの作風から考えると評価が分かれる一冊ではないかと思います。かなり冒険しているその心意気が潔くて、このお話、大好きです。

価値観は十人十色で、人生を過ごす上で大切にするものの順番は人それぞれです。恋愛は、異なる価値観を持つ二人が、各々の大切なものの順番を図りながら、引く所は引き、主張する所は主張し…

5

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

努力の人!

女装物ですがオネエとかではなく、なりゆきで女装を頑張ってしまう健気な女装子のお話でした。

女装子=瀬戸が可愛いんです。
好きな男・加賀谷にたまたま女装をしているところを見られてしまう。
瀬戸に女装趣味は無かったが、加賀谷が瀬戸の女装を気に入りその手伝いをする事になったから、瀬戸もその気持ちに応えるよう女装を頑張る。
加賀谷と一緒に居たいがため、無様にならないため、ヒールで歩く練習をした…

1

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

愛おしい2人の日常

安西りか先生のお話の中で、私はこれが一番好きになりました。


年下の不器用な銀行員 真二×年上なカフェオーナー 和泉

仕事の縁で、一目見た時か真二を気に入った和泉。
目の保養として見ているだけで幸せと思っていたけれど、食事をする仲になり、寝てしまって、付き合ってと言われて…

不器用で、言葉数も少ない、でも一生懸命な真二。寂しがり屋で、真二が大切すぎて臆病になる和泉。付き合って…

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