安西リカさんのレビュー一覧

ディアプラス文庫 「20th Anniversary Book」 グッズ

嬉し楽しい小冊子。

 好きな雑誌の20th記念冊子。
コミコミスタジオ様でディアプラス文庫3冊購入で頂ける、ということで、予約開始の日にぽちっとさせて頂きました。

 11人の作家さんが5,6ページ程度のショートストーリーを書かれていました。
だいたい既読の本の番外編だったので、楽しく読むことができました。


 まずは安西リカ先生の「バースデー」のその後のお話「愛を注ぐ」。
滝本と百合原が「三希」と…

2

運命の向こう側 応募者全員サービス小冊子 出会い グッズ

運命の番でなくても

本品は「運命の向こう側」の
文庫挟み込みのアンケート送付すると頂ける
全員サービスペーパー(現物は小冊子)です。

冬至視点による
2人が出会った入学式の日のお話です。

アルファである冬至は
自分のオメガとずっと会いたい
と思い続けていました。

冬至はいずれ会うはずの伴侶に対して
過剰なほどの期待と憧れを抱いていて
センターでマッチングをして出会うのだ
とばかり思っ…

4

運命の向こう側 応募者全員サービス小冊子 出会い グッズ

二人の出会い

今日届きました。お話部分はたった11Pなんだけど、冬至の強い心、春間の毅然とした態度が改めて「すごい!」と感じました・・ もう申し込み期間は終わっちゃったかな。終わってたら、ごめんなさい。
以下 めちゃネタバレです。



入学式で出会ってしまった二人。そしてヤラカしてしまった二人。その直後の冬至視点のお話です。

冬至は担任教師に付き添われて春間が休んでいる保健室へ。
不意打ちに…

3

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

再会ってだけで萌える

再会復縁もの。
一度別れた恋人同士がばったり再会したことからまた止まった時間が動き出したり、過去の思い出が蘇って熱を上げたりというお話が大好物なので、この作品はとても楽しく読むことが出来ました。

前半は受視点で復縁するまでの話。
後半は攻視点で復縁後の話です。両視点ものはお互いが相手のことをどう考えているのかがよく分かるので、ふたりの性格の違いなども顕著でとても面白かったです。
特に攻…

6

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

クズ男に振り回された攻と受

寂しがり屋のほだされ受が、付き合ってたクズ男にとんでもない捨てられ方をして、それが縁で知り合った超堅物の真面目男に恋しちゃう話です。
もう読みながら受の付き合ってた男のあまりのクズっぷりにイライラ。
なんでこんなマダ男に引っかかってんの、アホじゃないのと悪態をつきながらページを捲る手もイライラ。
そしてそのマダ男に元妻を寝取られた間抜けな攻の無骨さを唯一の癒しに、ふたりで逃げたマダ男を追うと…

0

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

ちょっと設定擦りすぎ

中立寄りの萌評価です。

さすが、安西先生。
文章は上手いです。読みやすく、引き込まれスラスラと読み終わりました。キャラクターや世界観に破綻はなく、きれいにまとまったオメガバースです。ですが・・・

設定を擦りすぎかなと思いました。
オメガバース設定を自分の得意分野に持って来るために(現代設定・切ない恋愛)凝りすぎた印象があります。それに感動している方も多いようですが(もちろん理解はで…

5

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

目の付け所が違う

いつもオメガバースに関しては警戒マックスで読む本を決めます。
今作も他の姐さんたちのレビューを見て大丈夫そうだと購入。
安西さんはいつも日常の話をとてもすてきに書かれる作家さんですが、今作も他のオメガバースとは一線を画した話だったと思います。
今まで呼んだ話では、アルファとオメガそれぞれの人生があって二人が出会い伴侶になっていくというところが話の軸になるのですが、今作はすでに伴侶である二人が…

7

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

産む、産まないという気持ちが……

オメガが蔑視されて不当な扱いされているイメージが強くてオメガバースものは避けているのですが、法整備が充分に整っている世界で不当な扱いを受けていないということなので、これなら読めそう!と手にしたのですが…….
やはりオメガバースものって、自分とは合わないんだなぁ…って思ってしまいました。

どういうところがダメだったかというと子供を産む産まないという覚悟がこの作品の鍵になってるところ。

7

恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで(2)~ 小説

安西リカ  木下けい子 

あるがままの日常の大切さ

好きで、好きでの続編です。
10年来のカップルが普通に日常を送り、年月を重ねていくだけの平凡な話です。
でもその平凡な日常が本当にとても良かった。
志方と穂木の等身大の、あるがままの、ごくごく自然に積み上げてゆく愛情と絆が、月日を重ねるごとにどんどん深くなってゆく様子が手に取るように分かります。

同居することによって生まれたちょっとしたすれ違い、釦の掛け違いから起こるお互いの気持ちが見…

1

眠りの杜の片想い 小説

安西リカ  カワイチハル 

エロいけど泣き笑いしちゃいます

今回は、霊媒とか降霊という変わったテーマが主人公2人を繋ぐストーリーです。
読者によっては、しゅみじゃないと思われる方もいるかもしれませんが、最初こそちょっとした違和感はあったものの読み進めていくうちに笑えてきて、ちょっと泣けてしまうお話でした。
受けの値賀は健気で真面目なロングスリーパー、優しい姉はこの話のちょっとした鍵になります。
値賀が一目惚れした攻めの紀州は、今は亡き恋人を忘れられず…

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