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てんてん
ネタバレ
本品は『彼と彼が好きな人』のフェア書店特典ペーパーです。 本編後、御堂からの定期連絡がなくて藤野が悶々とするお話です。 藤野の恋人である御堂はとてもマメな性格です。毎晩かかさずその日の 出来事を報告するメッセージを送ってくれます。 最後に「スイは?」と尋ねてきますが、藤野はいつも「昨日とほぼ同じ」 という返事を返しています。毎日同じオフィスで同じメンバーと同じ 仕事をしてい…
安西リカ 陵クミコ
今回は同じ友人に片思い中しているプログラマーと会社員のお話です。 片恋相手を通して知り合った正反対な性格の2人が互いの手を取るまで と性格の違いから思いがすれ違う続編を収録。 受様は高校の陸上部で出会って以来、片恋している友人がいます。長い 付き合いで今では親友と言っても過言ではない友人は、顔こそ厳ついけ れど高身長で筋肉質、豪放磊落で面倒見の良い男ですが、女子にはその 良さ…
渋茶
2019年刊。 安西さんの小説を読むのはまだ3冊目だが、恐らくは日常から湧き上がる恋愛感情を書くのが上手い人なのだろうと思う。 目の付けどころが鋭いのだろうね。 自分は普段、非日常系のものを好んで読むので、いつもと勝手が違うこの人の作風に戸惑いはある。 この話の肝の一つ、『憧れの対象と恋愛したい対象は別にある』といった気付きは前半にて上手く織り込まれているとは感じた。 御堂と藤野の二…
ねこさん。
ストーリーは他の方が書いてくださっているので割愛。 藤野、御堂2人の視点の交互に進んでいきます。 はじめは藤野視点なので御堂はあまり良い印象ではなかったのですが、御堂視点で見るとただただ真面目で後から言動も省みて反省できる良い人の印象が強くなっていきました。 2人ともいっそ長年の片思いの相手である神林が誰かと付き合って自分達の恋心にとどめをさしてくれたらいいのに、と考え2人の中を取り持っ…
あーちゃん2016
先生買い。めっちゃ好きな先生なんですがお話の辛い部分にシンクロしすぎてしんどかったので、申し訳ないです、萌にしました。雑誌掲載分150Pほど+その続き80P弱+あとがき。 東京転勤となり、高校時代からの大親友&片想い相手だった神林に早速連絡した藤野。高校の陸上部同期皆でしてくれることになったお帰り会には、神林の大学時代の親友「御堂」も来ると聞いていて、いざ会ってみると、御堂の神林を見つめる様…
かっさ
最近安西先生にハマりました。神作を数作読んでからの新刊発売ということで、めちゃくちゃワクワクしながら読み始めたところ…… あれ?なんか、ちょっと展開が早い…? さすが説得力のある文章で違和感なく読み進められるのですが、十年片思いした相手からそんなにあっさり気持ちが変わるかな…?? と、若干引っかかりがありました。 (個人的に神林と藤野がうまくいくような展開が好きなせいもあると思います) …
ぷれぱーる
相変わらず毎日の出来事をメールし合う藤野と御堂ですが、 藤野はやっぱり少し面倒に思っているんですよね。 そんなある日、御堂からの定期連絡がこず、 悶々とする藤野でしたが、病気?事故?と心配が募ります。 藤野は御堂からの連絡が途絶えるなんて思ってもいなかったんでしょうね。 それだけ愛されている自負もあるし、 安心しきっていたように思います^^; 結局、仕事の都合で連絡できな…
『両片想い』特集で書かれた作品とのことで、 まさにその通りだったな……という感じです。 主人公は、サラリーマンの藤野とプログラマーの御堂です。 共通の〝好きな人〟を通して知り合い、 好きな人ネタで盛り上がり、 惹かれて合っていく……というお話です。 藤野と御堂は2人ともイケメン設定。 ですが、程よく遊び慣れていて社交的な藤野と、 融通が利かなくて不器用な御堂は対極なタイプ。…
ぴれーね
同じ相手に片想いしてる同士の恋愛と言う、ちょっと変則的な両片思いものです。 いやこれ、安西先生の持ち味が良く生きた、日常系のドラマチックですよ! 二人が恋に落ちてゆく過程にトキメキすぎて、もうひたすら萌え転がりましたよ。 あああ、両片思い、最高すぎる! 全然好みじゃ無くて、むしろ苦手な相手なのに、気がついたら好きになってたって!(≧∀≦) あと、雑誌掲載作に、書き下ろし(70P程…
安西リカ みずかねりょう
はるつき
終盤から始まるまさかの展開に、最後の最後までどきどきはらはらさせられました。 三希を助けるために遼一が下した決定が重くて、おいおい...って思ったけど感動必至。 言うまでもなくそれに対する三希の最初で最後の告白も。 本当に面白かった。 でもこの物語は、結末を知った後で読み返すとさらに面白い。 いくらでも深読みできる! ゆりなのか、三希なのか、あるいは...。 「にゃあ」というたっ…