安西リカさんのレビュー一覧

「恋になるには遅すぎる」協力書店特典ペーパー グッズ

柔軟性!

これは面白かった!
残業から帰ってきた和真が、那由多の部屋で見た光景とは……と、いうお話。

デービットの名前を連呼する那由多。
誰だよ(笑)
私もデービット見てみたくなったわ。

身体の固い那由多の悩みも分かるけど、アクロバットはいらないと思う。
和真はいつも通りの那由多にガッツガツだもんね。
那由多のマイペースさと、和真のムッツリ具合が面白いSSでした。

この二人には…

4

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

雨が降らなくてもいい

『子育て』特集で書かれた作品だそうです。
知り合って20年の両片思いの友人二人が、甥っ子を預かった事を機に膠着状態を抜け出す……と、いうお話。

この関係が壊れてしまうなら、ずっとこのままでいいと思っている二人。
真面目で硬派な和真と美人なのに天然の那由多は、一見すると相性が悪そうに思えました。
それでも二人でいることが当たり前で、離れることなんて考えられないほどピッタリくる相手なんです…

6

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

ウッカリ一線を越えるor越えない

攻めと受け、
視点が交互に描かれるお話がとても好きです…!
(小説だと特に!心理面の理解が深まる気がする)

出会って20年、同居して5年。
当たり前のようにずっと一緒にいる彼等ですが、
その内面は…というと色々抱えているものがある。

なんとなく気持ちは一緒なんじゃないか?とふんわり意識しながら、
今の関係を崩さないようギリギリの線で留まる描写にめちゃくちゃ萌えました…!

6

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

王道の設定でありながら、斬新。

安西さんは甘々な作品とドシリアスな作品、両方書かれる作家さまですが、今作品は甘々系。佐倉さんの描かれた優しい表紙と相まって、より一層優しくって甘々な世界観を持つ1冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




29歳の和馬と那由多は、小学生の時からの親友。
中学、高校、そして大学を卒業して和馬はリーマン、那由多はパタンナーとして働いているがその関係はずっと変わることな…

7

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

読みやすくてロマンチックで面白い

読み始めでもう好きだろうな、面白いだろうなと確信が持てて、やっぱり好きで面白い作品でした。

奇跡の連続で恋愛関係に戻った2人ですが、どうしようもならない現実があるなら、これぐらい偶然の連続があっても良いのかもな、と自分のロマンチック脳が全肯定してくれてます。

学生がイヤホンを分け合うシーンのエモさは良く感じますけど、それを別れて大人になって、(まだ)付き合ってない2人で実行する照れ臭さ…

5

ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

恋愛関係における「折り合いを付ける」とは

興味を惹かれる要素が何も無いにも関わらず、ぐいぐい読ませてくれるこの文章の魅力は何なんだろう?と毎度思う安西さん。もうあらすじも確認せず作家買い、おかげで表紙を見て双子の話かと思っていた。

受けの倫は自分ルールにこだわりすぎだが、理由付けがしっかりされているためスムーズに読める。攻めの伊東はあっさり落ちすぎてちょっと笑った。
外的要因でなく、一冊丸々二人の内面的な折り合いを付けるための話だ…

2

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

女装系は避けてたけど

秘密の共有、二人の時間、喜んで貰うために健気に健気に努力して女装する瀬戸が愛おしい!悩んだりもするけど、うじうじせずポジティブなのが好感持てます。
すれ違ってしまうのは切なすぎたけど、女装が良い塩梅に2人の気持ちを表してて、かえって男らしさも感じられました。
一番ドキドキしたのは女装するための、特殊な下着なんですけどね!!

女装姿が好みでメイクをして自分の手で変えていくのが楽しくて好きに…

1

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

きゅんきゅんした

一目惚れ同士が付き合うことになり、関係は深まるも一歩踏み込めないとこにやきもき。年下攻め真二が不器用でつり合うよう奮闘する姿、穏やか美人和泉が真二を思ってビシッと決めるのも良い。当て馬に掻き回されながらも揺るがない二人!!好きを全面に感じました。

和泉は経験豊富なのにちくび未開拓で、恋愛経験が少なくぎこちなかった年下の真二に開発されちゃうのも良い良い良い♡♡♡こういうとこでも、お互い大好きな…

1

可愛い猫には旅をさせよ 小説

安西リカ  ユキムラ 

ほんわか、かわいい 

ややこしい設定とか難しい用語とか出てこないので、ファンタジーに不慣れな私でも読みやすかったです。
そしてなんと言っても、かわいい。

受けのアンリは魔術師なんだけど、黒猫に変身することができるんですね。
この猫になったときの描写がかわいいの。
だから猫好きの方はすごく楽しめると思う。

で、猫となったアンリを可愛がる攻めのバルドーの様子にも癒されるんです。
最初は猫=アンリだとは知…

8

可愛い猫には旅をさせよ 小説

安西リカ  ユキムラ 

こんな魔術師団入りたい

安西先生の新刊がファンタジー?と、意外な題材で驚き。
可愛くてほのぼのとしたお話だったなあ。
ユキムラ先生のイラストがこれまたぴったりで。
ファンタジー作品ではありますが、小難しいカタカナ用語も出て来ませんし、登場人物も多くはないので、普段あまりファンタジーを読まないという方でも読みやすい作品だと思います。
ややライトめのファンタジー作といった印象です。

ヴァンバルデ国では、国を護る…

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