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44/80(合計:793件)
安西リカ 佐倉ハイジ
はるのさくら
ネタバレ
雑誌にて「子育て」特集時に掲載されていたこちら。 受け様の那由多はのんびりした自由人。 攻め様の和真は、しっかり者で常識人。 小学校の時に知り合って、性格は違うけど馬が合い、以来親友&幼なじみとして20年、同居して5年つるんできた2人。 お互いに、自分が一番に自分らしくあるのは、相手の隣だ、と思っている2人です。 それでも、今の安全安定の関係を壊したくなくて、居心地の…
安西リカ 草間さかえ
renachi
ノンケ常識人を全面的に押し出した受けと一途な年下攻めの日常感溢れる学生同士のお話。 流れるように進む物語は、本当に何気ない日常エピソードばかり。その中でしっかり入江は恋をして、読者(私)を味方につける。深水は友達でいたい、恋人は無理、と主張は一貫していて落ちない精神にブレがない。それも当然の話で納得できる。 そんな二人は表面上は平行線。だが内面だけはこんがらがって先が見えなくなってきたとこ…
安西リカ 須坂紫那
導入からすぐにこの世界に引き込まれた。ありふれた日常の中に溶け込む自然な流れでの出会いと再会、心にひっかかるきっかけや関係の始まりもすんなり自分の中に落ちてきて、二人が恋をする前から応援体制に入ってしまっていた。あ~これからこの二人のお話が読めるのね、なんていう喜びが湧いてくる。 攻め視点で語られる小説で、高瀬はすごく平均的な考え方と価値観を持っていると思う。受けの友一と出会わなければ、およ…
甘食
BLでカップルが一時的に親戚の子供を預かる子育てもの。子供が実のバカ親達に振り回されて可哀想。言葉が出てこないって相当深刻じゃないか。でもこの出来事がきっかけで長い長い友達期間から恋人関係へと抜け出せた主役2人。攻め視点と受け視点と章ごとに変わっていくスタイル。 幼い頃から実は両片思い状態で30近くなってから「やっぱり俺にはお前しかいない!」と大人になってから恋心が溢れまくるのって王道だと思…
須坂紫那 安西リカ
165
去年から気になってました。表紙といい原作が安西さんといい。 二人とも幸せになってよかった! 伊藤が元カレを引きずりながらも高瀬に大切にされて、幸せを感じるところ。元カレをふっきれるところ。 高瀬が伊藤にどんどん惹かれて、なんとか想いが通じてからはやっと本物の恋の幸せを実感するところ。カッコつけてたけど結局気持ちのまま伊藤にぶつかるところ。 最後の年賀状のあたりではもう高瀬は別人でし…
オクトパス
初作家です。タイトルとあらすじを読んで気になったので予約しました 友情関係があまりに長く、一歩踏み出せない攻め受けの物語。 はじまりは、攻めの姉に甥っ子を押し付けられ、ふたりで短い子育て生活を始める。それから物語が進み、子どもを育てるとともにお互いが今の関係を改め考え、変えようとする。 ふたりの関係や物語上ではわりと淡々と、静かに進んでいく感じです。 攻めと受け視点もあり、ふたりの考えや気…
安西リカ ミドリノエバ
あさだ2枚
◾︎黒江暸(アルファ)×赤羽千里(オメガ) 30歳 表紙のこの色味の意味、なるほど。 「運命の向こう側」のシリーズです。「運命の〜」がちょっと特殊な設定でしたが、そこを踏襲しているわけではなく、同じ世界観でかつ前作の主役が脇役として出てきます。 圧倒的に黒江が好きでした。千里は気付いてないけど、読者には黒江の感情がすごくよくわかるシーンがありまして。あのマッチングを辞めたってところと…
◾︎石田冬至(アルファ)×小野春間(オメガ) 以前オメガバース漫画作品で、「オメガバース世界から、βだけの世界(つまりは今この現実)を思う演出」があって面白いなと思ったのですが、まさにそんな作品でした。 春間が自分が思ってたほど出来る子、優秀な人間じゃなかったと自覚するシーンが好きでした。恋愛的な描写とは全然関係ないところだけど。自分の能力が足りないことを何かのせいにするってままありますけ…
安西リカ 小椋ムク
窓月
好きな設定はたくさんありますが、再会ものは外せません。設定だけですでにエンジンかかってしまって、どんな味付けでも無条件に反応してしまいます。その分、なかなかベストの甲乙がつけがたいのですが、中でも本作はマイベストといっていいかもしれない(イラストも)。 BL用語の使い方としてふさわしくないとは思うのですが、「溺愛もの」ってこういうののことかな?と思っていて…(多分ちがう笑)スパダリとかハイス…
子育てものが苦手な私にも読みやすく、しっかり楽しめる作品だった。子供とのわちゃわちゃもたっぷりあるが、話の軸が恋愛の方にあったからだと思う。 もちろん子供もとても可愛く書かれており、「ちんまり」とか「ふっくりした」「あどけない」なんて書かれると弱い。健気に頑張る様子も良かった。 受けは中身も仕事も自由人な感じで、斜視という珍しい設定を付与されていた。攻めはクセのない普通の社会人。両視点で最…