安西リカさんのレビュー一覧

彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

こういう話好き!

表題作の「彼は恋を止められない」は受けの蒼視点、書き下ろしの「STOP!」は攻めの雪郷視点で進みます。

こちらのお話はそれぞれの話にそれぞれの元彼が登場するんですが、そいつらがどちらも身勝手で厚かましいんです。なので読んでて殴りたくなるんですが、結局は見向きもされないのでザマァみろって思えるので読後感がスッキリしてます。

それぞれの視点で元彼と今彼を比べてるんですが、それは決して元彼は…

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彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

後半が特に好き

先生買い。前半はちょっと辛かったけど後半が好きだったので、萌2よりの萌にしました。音楽関係者とリーマンのぐるぐる話、雑誌掲載分130Pほど+その続き70Pほど+あとがき+おまけ9P。1名しつこくカプに絡まってくる野郎がいやがるので、邪魔者がいるなんて絶対いや!って方にはおススメしにくいです。

「蒼ちゃんとくらしたい」と提示された物件は100㎡を超える都心の駅近物件。ぎりキャッシュで買えるとい…

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1年後の2人(⌒‐⌒)

本編終了1年後のお話。

出張帰りの新幹線にて、蒼は転職した元同僚の野々宮と偶然隣り合わせの席に。

野々宮は最近ハマっている音楽配信者のサトちゃんの話を嬉々として話してくれて。
無趣味な自分としては、ハマるものがあるのは楽しそうでいいなぁ、なんてヒトゴトのように蒼は聞いてますけど、サトちゃんって雪郷のことだよね!?
なんで気付かないんだか(^_^;)
鈍いなぁ。
そんな蒼が雪郷に…

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彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

攻め様がいじらしいんだよなぁ(*´ω`*)

作家買いさせて頂いてます。
相手が好きすぎて臆病になってる、付き合いたての2人のお話(*´ω`*)


受け様は、ごく普通のサラリーマンの蒼。
学生時代から付き合ってきた元カレの荻野ってのが、魅力的なのかもしれないけど、恋人としては最低のヤローで。
女の子は別腹って公然と浮気を繰り返し、ちっとも誠実じゃない。
ただ楽しく過ごしたいだけって、あんた気づけば周りはそんな人しか残ってないか…

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竜ちゃんとバースデー

竜ちゃんの番外編読みたさにget。あーんが大好きなので萌2にしました。以下5編中本編読んでいる3編についてのみコメント。

1.安西リカ先生『バースデー』番外編
  新しく迎えた保護猫と二人で暮らし、新聞配達を続けている百合原。
  いつもの時間にいつものように滝本の側で仮眠をしたのですが・・・というお話。
  なんとなんと、あの方に再会できました(涙)。
  本編最後が気になっていた…

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彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

昔の男の存在感がエグい・・・

酷い男と付き合っていた受け。
深く傷付いていたところを攻めの優しさに救われ、二人は付き合い始めた。
しかし、昔の男と切れる前に関係を持ってしまったが故に、恋人としての二人はぎこちなくてー・・・。
と言ったお話で、一途な年下攻めが可愛い落ち着いた雰囲気の日常系ラブストーリーになります。

私は元々安西先生の作品が大好きでして。
今回も、安西先生の持ち味がしっかり出た優しいお話なんですよ。…

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彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

いい意味で、平凡でごく普通の日常を描いたお話。

作家買い。
安西さんはシリアスなもの、ほのぼのなもの、ファンタジーもの、と様々なベースで作品を書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はほのぼの系に分類されるかな?良い意味で、平凡な、というと語弊があるかな?穏やかでごく普通の日常を描いたお話でした。





主人公は蒼。
彼には優しく穏やかな雪郷という名の恋人がいる。雪郷は蒼が浮気性の元カレ・荻野に疲れ果てたときに声をかけて…

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恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

ウブな攻めがかわいいです

受の恋人に妻を寝取られた男×恋人に逃げられた男
とかいうトンデモ設定
これがまたおもしろいのなんの…

恋人探し一緒に始めて受自宅が危険だから
攻自宅で同居はじめて週末は2人で探しに出て…って
テンポ感よくて飽きずに読める

そして攻がまたかっこいいんですよコレが…
顔よし体格よし柔道経験者であまり物怖じしなくて
怒気を含んだら迫力がすごい頼れる男感やばい
なのに性方面にはウ…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

「長かったねえ」


長い長い準備期間を経てやっとくっついた二人。

小学校から知り合ってかれこれ20年。
同居を始めて5年。
付き合ってはいない二人、和真(攻め)と那由多(受け)
なんとなく怪しげな雰囲気になったことはあっても頑なに友人付き合いを続け、性欲に突き動かされる年齢も過ぎ、このままずっと穏やかに二人で過ごしていけるといいと思っていた二人。
そんな毎日に一石を投じたのが、和真の甥っ子・世志輝。…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

大人の恋を救う幼児の物語

冒頭の、飲食店を夫婦共同で創業して、軌道に乗ったら店の店員と浮気・・・って、うちの親戚にも居たなーと思い出しながら読了。
この物語の場合は、夫婦仲が悪化した原因は姉の早とちりだった。
子供が鎹になり、姉夫婦は元の鞘に収まる。

和真と那由多は、常識を超えられないのと、告白を拒否されることが心配で、想いを告げられない。
秘めた恋のまま、お互い良い理解者状態。
和真の告白で、やっと20年間…

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