安西リカさんのレビュー一覧

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

お互いしかいない!再会もの

記憶をなくしたのに昔をなぞる元カレと、今でも忘れられない自分との狭間で揺れ動く一葉。
しかも隣に引っ越してきてしまった元カレ、仁科。

はちみつ、という雑種のワンちゃんが良い仲介役になってます。

記憶を無くしてるがために、何故別れることになったのか、そして一葉のことだけ思い出せないのか、仁科は悩みつつも、現在の一葉に惹かれてしまいます。
一葉の方は、仁科が別れの際に引き止めなかったこ…

0

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

現代日本社会BLファンタジー

最高でした!

異世界でもなく歴史物でもなく未来ものでもない異能ものでもない
現代日本を舞台にしたお話しを書き続けてくださる安西先生の存在は本当に貴重で尊いんだと改めて思いますし
そんな作品を求めてる自分を改めて感じました
もしかしてこの二人が机を並べてる隣にいたら?隣のビルにいたら?と思える存在として描いてくださるのは本当に嬉しいものです
ただこんなイケメン私のそばにはいませんが…

9

隣の嘘つき コミック

須坂紫那  安西リカ 

安心して読めました

表紙も中身も高瀬が目の覚めるようなイケメンでほくほくです。
友一は明るいだけの感じで好きなタイプではないですが、嫌な子でもなく好感が持てました。

高瀬目線でずっと進み、中だるみしそうなところ、そうはならないところがよかったです。
高瀬が友一に惹かれて、好きだと自覚し、本当のことを言おうと気持ちが高まるのが伝わってきてこちらもぐわ〜っと盛り上がりました。

ただ全体的には既視感のあるス…

0

彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

出来上がってるとこからスタート

すでに付き合い始めて同棲するところからのスタート。サラリーマンの受け、蒼とデジタルアーティストの攻め君。攻めの雪郷は億ションを買えるほど稼ぐレベルのアーティスト。

ただ、二人の付き合うことになったきっかけが、蒼のややこしい元カレとうまく行かなかったときに先に体から入ったためで、お互いに遠慮や配慮しまくりの関係。一緒に住めばそのうち…って思いつつもそんなうまく行かず。雪郷は元カレに敵わないと思…

1

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

純愛

大学生の時に恋人同士だった二人が、10年の時を経て再会し、そこから再び惹かれ合う物語です。

別れ方が良い別れ方でなかったので、お互いに後悔と罪悪感を持ちながら過ごし、その間にも付き合う人はいたものの、過去の恋人の面影を追い続けていた二人。攻めである(バイセクシャルでもある)佳史が、再会後に猛烈?アプリーチをします。いや、猛烈というか、もう二度と傷つきたくない受けのミチが距離を置いて友人として…

0

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

怖がっていた自分が恥ずかしい

ずっと気になっていた作品でした。

レビューを読んで怯み、なかなか購入できずにいました。性陵辱、痛さ、切なさ、瀕死……読むのが怖いけど高評価だし読んでみたい…でも…の応酬。ほんわか子育て小説を中和剤として一緒に購入し、読後気分が落ち込んだら2冊目ゴー!しようと思い、準備万端で臨みました。


あーーー…!!何だよぉ、いい話だったよぉ。
準備要らなかったー!

確かに上記描写はあった…

3

舞台裏のシンデレラ 小説

安西リカ  伊東七つ生 

理想の年下攻☆彡

安西先生の現代ものは、現代ものっていう安定感に、ちょっとクセのある設定がぶち込まれているというか、変化球が楽しめる、個性的な作品が多いな!と改めて感心しました。男前の女装家(受)とモテモテ大学生(攻)で、遊び慣れている年下攻なのにチャラくなくて、実は…っていうところで、冒頭の印象が覆される展開が面白いです。

”人魚姫のハイヒール”、だいぶ前に既読ですごく気に入ってたんですが(真面目リーマンが…

0

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

受け攻めどちらが嫌いなタイプ?

リーマンもの、大好物です。カップリングもよかったなぁ。ということで、わたしは受け攻めどちらも好きでした。

南の職場に新しく配置された向居は、南と同い年でSランクの中途採用。

生え抜きの南が保守的な社風のせいにして見て見ぬふりをしていた慣例を向居は難なく打ち破り、仕事の効率化を実現していきます。

そこそこやる気があるのなら、同僚や連携相手の能力を意識してしまうのは自然なことです。そ…

11

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

クズ男より誠実な男

同棲していた彼氏が出張から帰ってきたらいなくなってた!?
未知也は人恋しい寂しがりやでいつもクズ男に引っ掛かってしまう。なまじ稼ぎがあるのでヒモ男が寄ってくる。
そんな未知也の前にある男が訪ねてくるのですが、出ていった彼氏が付き合っていた女の元夫だという。変な関係はここから始まります。。。

クズ男(恭平)を殴ってやりたいと二人で探すのですが、橋口と名乗るその男はノンケ。ゲイの未知也と探す…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

話に引き込まれました

高評価に納得。面白かったです。最初はお仕事BLというより、お仕事トレンディードラマという感じでラブがなく、前半は受けの千裕目線。仕事の内容にも詳しく触れていて、出来る同僚・向居(実はキャリア採用だったので収入も実力もレベル違い)の登場に焦る千裕が、本人が思い上がっていたとはいえ、精神的に色々打ちのめされるのが、ヒリヒリと痛いお話です。

優秀すぎる向居のいる職場から、いじけて逃げ出そうとする千…

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