安西リカさんのレビュー一覧

ロング・エンゲージ 小説

安西リカ  緒花 

遊び人受けだけど意外と純粋

遊び人の受け(しかも女の影あり)
ということで、買ってはいたものの中々
手が出せなかった今作ですが、
安西先生熱が高まり思い切って読んでみました。
いや〜〜今作もめちゃくちゃ良かったです!

今作を読んで、
安西先生作品が好きな理由の一つに
主人公の人間的な成長というものが
描かれているのが大きいのかなぁと思いました。

今作でも受けか久瀬君が鳴町に愛想尽かされた
のではな…

4

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

こういう話をもっと読みたい

安西先生〜…最高ですぅぅ。
この何でもないような日常の空気感に浸るBLが何より大好きなもんで……たくさん楽しませてもらいました。

BL小説界にはファンタジー作品が溢れきっていて、もちろん私もファンタジーは好きでよく読みますけど、現代ものにしか感じられないすぐそこにある親近感がすんごい好き。読者と同じ世界線に存在していると思わせるストーリーの進み方や時間軸をベースに、作品の中から溢れ出るキュ…

2

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

こだわらない男とこだわる男

良いお話でした。
スピン元についつい比べちゃうんですよね。いけませんね…。

始まりはいきなり失恋したところで…。
なんか伊崎の恋の基準や論理や行動が価値観が合わなくて納得しずらくて。そうなんだね…と思って読んでましたが。

やたら安原のことをタイプじゃないと繰り返したり。まあ伊崎が戸惑ってたんでしょうが、しつこかったかな…?

ようやくわかる伊崎の恋の基準や論理や行動の元。そうだ…

8

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

心地よい年の差の恋

安原×伊崎


『嫌いな男』の
向居の仕事のの相棒であるの伊崎お話。
ちなみに向居カップルもちょっと登場する。

今回も個人的にはドキドキ感が足りないかなと思う。
気楽な友達関係が恋愛に進展するという展開が予想通りで、
もうちょっとスパイスが欲しいかもしれないが、
心がなんか安らぐ感じがするのだ。


長い間の恋が恋が終わり、
しばらく恋愛しないと決めた29歳の伊崎が

6

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

スピンオフ作品ですが単体でも楽しめるかと

タイトルにも書いたのですが、
今作は『嫌いな男』のスピンオフ作品ではあるのですが、今作単体でも充分楽しめると思います
(『嫌いな男』を読んでいるとより楽しめるので、こちらもぜひ)

安西先生の現代物、もうたまらないですね。
大きな事件やハラハラするような展開は
ないのですが、2人がくっつくまでの道のりが
じっくり丁寧に描かれていて、じんわり心に
沁みてきます。

伊崎くんの印象…

11

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

電子待てなくて初めての紙購入!

安西リカ先生にまんまとはまり、こないだもディアプラスセールで未読作品を買いました。
積ん読まだまだあるのよ!

なのに、なのに!
電子が待ちきれなくて、初めてBL小説を紙で、発売日に買ってしまった。発売日に新刊をしっかり見えるとこに出してくれた地元の書店よ。
ありがとう。

で、早速読み終わったところです。
はぁ、最高。
スピン元の【嫌いな男】を読み返したタイミングでしたが、伊崎…

14

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

タイプじゃないのに惚れていくドキドキ感

「嫌いな男」のスピンオフ。
オリジナルの「嫌いな男」は大好きな作品です。こちらのスピンオフのお話も、現代もの作品が大好きな私の心を捕らえて離さない日常のストーリーがすごく良かったー…。不器用だけど恋愛にひたむきな男の姿が魅力的に描かれていました。


主人公はIT実業家の伊崎という男。「嫌いな男」にも登場していた妙に色気のある気になる人物でした。
彼の恋愛は不毛な恋とでもいうのかな……憧…

9

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

とびきり甘い千夜一夜

なんて素敵なお話なのでしょうか。
ほろほろと口どけの良い砂糖菓子のような、甘くて心地の良い柔らかな雰囲気が漂います。
流れるように「ああ、なんだか良いな」が続いていくのです。
静かな夜にぴったりの1冊だと思います。
ゆったりとしたテンポで綴られる優しいお話でした。

タイトルの千夜一夜から連想するものといえば、やはり千夜一夜物語ことアラビアン・ナイト。
下働きのアーシェが語る御伽話の…

0

彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

応援必至の年下彼氏

もうすでに付き合っているふたりの、自信の無さから生じるすれ違いのお話、です。

お互い、大好き同士なんですよ。
大好きゆえの手探り感がかわいくって。
とても良かったです。

年下の雪郷の焦燥が手に取るようにわかって、どれだけ「蒼ちゃん」のこと好きなのよ、ってそのケナゲさに思わず応援したくなります。
大丈夫、キミ、めっちゃ頑張ってるよ。
愛されてるよ、って。

このすれ違いの「焦…

1

隣の嘘つき コミック

須坂紫那  安西リカ 

攻めザマァでは無いような?

作品のあらすじや良さは他の方と同じです。とても良い作品ですよ!

ただ、この作品が攻めザマァに当てはまるかどうかと言われると疑問です。
付き合う前にカミングアウトするかどうかは本人の自由で、例え相手が自分はゲイだと告白したとしても自分もカミングアウトしなければいけないということはないとは思うので。それが例え好きな相手であっても。嘘をつくことは誠実ではないという考えもあるでしょうが、セクシャリ…

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