安西リカさんのレビュー一覧

ベターハーフムーン 小説

安西リカ  みずかねりょう 

いやいやこれは攻めざまぁじゃないだろう

 幸せな一冊だった。
 最初の体の関係持ったシーンが最高。酔って意識がほぼゼロな攻めを、起こさないようにこっそり大胆にえっちしちゃう襲い受け。
 中盤からは、受けのビジュアルが表紙絵からだいぶ変わります。金髪ハーフアップの玲王が好きだったから、ちょっと残念。(このイラストレーターの短髪の描き方が少し古臭いのもある)

 攻め視点になってから、受けと攻めが盛大なすれ違いを起こしていることに気…

1

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

美しきアラビアンナイトの世界

魅惑的なラシード王の後宮で働く事になったアーシェ。女の欲望渦巻く後宮でも、一生懸命に働きみんなを和ませる物語を語るアーシェが重宝される。そんなある日ラシードの気紛れで寝所に侍る事になり‥というお話。
長らく王として国を束ねてきたラシードは心が限界を迎えておて、そんな彼を唯一癒せたのがアーシェ。アーシェの物語や素直さは、駆引きの世界で生きてきたラシードには新鮮だったと思う。
距離を縮めるも身分の…

4

楽園までもう少しだけ 小説

安西リカ  七瀬 

おもち、最高だよ!

ヒューマノイドとの恋…。
悲劇しか待ってないっ!と思い恐る恐る
ページをめくり読み進めるわけですが、
なにこれ、多幸感しかない。
前半、ヒューマノイドである攻め君視点で話が進みます。
私、攻め視点のお話し大、大大好きで
しかもこの攻め君、おおらかで包容力抜群、
お茶目なおしゃべりときてますので
消極的な受け君の心を自然に開かせて
攻め視点からの受け君の初々しい魅力が
どんどん私…

0

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

大満足の一冊

良いお話でした!
ハラハラドキドキでページをめくるのが止まりません。

ラシードの溺愛に、アーシェの愛らしさに、もう応援するしかないでしょ!

誰も幸せになれなかった後宮。王様も大変ですね。一人で休むこともできなくて、世継ぎ世継ぎとせっつかれ多くの人達を悩まることになって…。

アーシェがくるくる働いて、明るく前向きで素直でとにかく可愛いです。
どんなときも物語を語って切り抜けて。…

10

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

よかった!おかわり!

タイトルからケンカップル系かな?と思いましたがレビューをみるとそうでもなさそうで購入。

結果とてもよかったんですけど、物語が簡潔明瞭というか特にこれといった何かがあるわけでなく綺麗にまとまって終わりってかんじでした

受けはノンケだけど同性を好いてるってことに気づいてからの切り替えが早くてもう少し気持ちの葛藤とかなかったのかな、と
攻めが不安になるのがわかるくらいすんなり受け入れられて…

0

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

大好きなお話

雑誌に掲載された時も面白くて凄く記憶に残っていたので、書き下ろしを含めて1冊になったのが凄く嬉しかったです。

記憶に残ってたシーンはアーシェがラシードの愛妾になってから、隣国に捕らえられていたシーンなんですよね。なので、その時にアーシェを逃してくれた人々との再会が書き下ろしに書かれていたので、綺麗な形で完結したと思いました。

このお話の好きな点はアーシェが見目麗しい佳人という事もなく、…

11

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

まさに溺愛アラビアンロマンス♡

雑誌掲載時より大好きなお話で、文庫になるのを楽しみに待っていた1冊\( ´ω` )/


名君ラシード王が統べるマハヤーディ王国。
受け様は、王宮の厨房で下働きとして働いているアーシェ。
攻め様はもちろん王様のラシード。

ラシードの側付きのナーイムの補佐となり、ラシードの後宮で働く事になったアーシェ。
くるくるとよく働き、面白い物語を語るアーシェを寵姫達も可愛がってくれる日々。

10

「王様に捧げる千夜一夜」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

王宮書物庫にて

本品は『王様に捧げる千夜一夜』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、アーシュが王宮書物庫を訪れるお話です。

以前はその日の暮らしにも追われていたアーシュですが
やっと一通りの読み書きができるようになり
ナーイムに王宮書物庫に連れていかれます。

ここでは書物を出したところに札を置けば
持って出ることができるそうで
ナーイムは自分の名を刻んだ札をアーシュに渡し
「まずは好き…

2

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

優しい夜を貴方に

今回は賢王ながら子のいない王と後宮の下働きお話です。

後宮の下働きだった受様が攻様の心を掴むまでと
攻視点での続編後日談を収録。

受様は王宮の厨房で働く下働きでしたが
後宮で王である攻様の側仕えをしていた老人の
手助けをする"子供"として後宮の下働きとなります。

このマハヤーディ王国を統べる王である攻様は
見た目でも政治的手腕でも近隣諸国まで
名を馳…

8

「王様に捧げる千夜一夜」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

二人一組の体操

本編後日談で、ナーイムに案内されたアーシェが、王宮書物庫で本を借りるお話。ちょっとくすっと笑っちゃうタイプのものでしたので、萌にしました。楽しい♡

++

ナーイムってアーシェを後宮で働いてってリクルートしたあの方。今回はアーシェに、「王の愛妾としてふさわしい教養を」って言われて、やってきました書物庫。なんでも名を刻んである札を置いておけば持ってかれれるんだよ、と札を借りたはいいものの・…

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