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75/152(合計:1512件)
尾上与一 yoco
銀次郎
ネタバレ
結構厚みのある本だったのですが、面白くてあっという間に読み進めてしまいました。 最後に差し掛かると、もう終わってしまうのかと寂しい気持ちになります。 ファンタジー好きな私としては、魔法が使える世界観に大興奮でした。 とくに受けの、心情に合わせて手から花が生まれては零れ落ちる、この描写が大好きです。受けの心情を巧みに表していて、すごいなあと思いました。 魔法が蛇足ではなく、しっかりと…
樋口美沙緒 yoco
aaaiiiai
すみません、エドレイが気になりすぎて、八年後の王と小鳥の後スタン桂人編飛ばして読んじゃいました。(この後読みます) すごく良かったです。 読後の余韻がすごい。 名台詞もたくさん、マーカーで線を引きたくなるくらいグッとくる台詞の数々。 今回は、さまざまな愛のかたちが描かれていました。 懐かないネコ(デミアン)が心を開く。 一緒に美術館行こうって誘ってきたり、自分からメール送ってくるとか。…
麗音
国王夫妻が仲睦まじく末長く幸せに良き国政が続くだろうと思わせるショートストーリーで、花溢れる幸せな一場面です。 本編にもありましたがリディルの魔法が制御できず、手先から花が溢れてくるシーンが好きです。 それも、感情がダダ漏れで花の色や形状に現れてしまうところ。 多忙な中グシオンが会いにきてくれると思うと白く芳しい花、近づいてときめけば赤い花…と。 そして、王の側近カルカとリディルの…
運命を受け入れ死ぬための旅路に1ページ目から涙で文字が滲みました。 他国に対して命を差し出して詫びなければならない国の代表として旅立つ王子リディル。 城の皆に愛されその命が消えることを悲しみ誰もが涙ながらに別れを惜しみます。 逃れることができない運命を知りながら引き止め逃げてほしいを願う人々の悲しみと絶望が伝わり涙無くして読めませんでした。 城内の花や柱の傷や仕える人々との関わりを…
片岡 yoco
えすむら
気になっていたのです(表紙が…)、設定(人身売買)という重さから、 なかなか読み始められなかったんですが…読んでしまいました。 前半、受けの生い立ちというか境遇がひどすぎるとゆーのと、攻めの態度がひどすぎるというのでしんどかったです。ただ、薄幸健気受けが好きなので、この境遇から、絶対最後には幸せなラストが~と励ましながら(とYoco先生の美麗なイラストで)読み進めることができました。情景描…
kurinn
ラフドカフとの戦後処理で多忙なグシオンの心情が綴られていました。 彼が賢王であることとリディルを大事にしていることが書かれてて、本編を読み終わって寂しい気持ちが落ち着きました。 グシオンがリディルを可愛いって思っているのが微笑ましい。そして多忙なグシオンにようやく会える嬉しさで、指先から花を溢れさすリディルがとてもとても可愛いです。 尋常では無い量に恥ずかしがるリディルも、満更でも無い様…
尾上先生作品はキャラ文庫アンソロジーで短編しか読んだ事がなく、初めて読みました。 あらすじに惹かれて購入したのですが、人気のある作家さんはやはり実力があってとても読み易かったです。 神評価にはしましたが冒頭からリディルを取り巻く人々がメソメソしてて、悲愴感満載なのには読んでて辟易しました。ちょっと煽り過ぎですね。だから途中で妙に冷めてしまってグシオンに実際に会って、酷い人物だったら悲嘆…
いるいる
読み始めて20Pにも満たないうちに既に鼻奥がツーン。 『嫁ぐ=一生の別れ』の切なさ・痛みで冒頭からボロ泣きしました。 すっごく面白かったです…! 私は尾上さん初読みで"これが尾上流花嫁モノ!“と宣伝文句を見てもピンと来なかった(表紙の美しさとあらすじに惹かれて購入しました)のですが、男の王妃が王のために戦場を駆け巡る設定を始め、展開自体は特に目新しさはなかったかな。 けれ…
甘食
yocoさんの表紙、相変わらず芸術的です。背景の小物や色遣いが全体的に絵画みたいで腐女子でなければこれがBL小説だとは絶対気づかないような構図。もちろんポップだったりエロかったりするキャラクター2人が全面に出ている、ザ・BLな表紙も大好きなので全てがそうなってほしいわけではありません。でも一般的なBL表紙の中にyocoさんの絵があると目立つので個性の一つだと思います。特にファンタジーには最適。 …
あーちゃん2016
明日読む予定で、ちょびっとだけ・・・と読み始めたはずが、読み止められませんでした。面白い。引き込まれてなかなか現世に戻れず、読み終わって2時間ちかく経ちましたがまだ余韻半端ないです。ファンタジーお好きな方には迷いなく「まあ読んで」とお勧めしたい、個人的には上半期ベスト3は間違いないと思う一冊でした。本編370Pほど、なんと、あとがき無し(ちょっと寂しい)。 玉座の前で父王と嫁ぐことについて話…