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てんてん
ネタバレ
本品は『聖邪の蜜月』のコミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編後、カーリン視点での後日談になります。 カーリンは物心がつくころから美しいものが好きでした。 自分が容姿に恵まれなかった事もあり 美しい人には女性であれ男性であれ、憧れますが 少し成長すると美は目に移るものだけに宿るのではなく 数式や音楽、様々な理にも深淵な美がある事に気づきます。 比較的裕福な商人の家に…
本品は『聖邪の蜜月』のアマゾン限定特典ペーパーです。 本編後、ドゥーナルケで再び暮らし始めて2年後のお話です。 アシュとサージが再びドゥーナルケの 里山近くで暮らし始めて2年が過ぎます。 朝サージが目覚めると アシュは大抵サージの前足を枕にして 穏やかな寝息を立てています。 昔は強く優しく いつもサージを大事に保護してくれたアシュが 今はこんな風に甘えてくれること…
安西リカ yoco
今回は絶滅したとされる聖獣と聖職者を偽称する青年のお話です。 踏みつけられる人生を逃れた受様が攻様を出会い、 歪んでしまった国の理に一石を投じるまで。 この国は神リエラを祀る王族を頂きますが 王都の聖殿が国の権威の象徴であることから 聖職者たちは神託により人々を支配しています。 受様は親を知らず貧民屈で生きてきますが 奴隷商人にさらわれ奴隷市の商品となります。 受…
吉田珠姫 yoco
甘食
アメリカが舞台で攻めも受けも脇役も全部アメリカ人。ファンタジーと違い、実在する地名や組織が出てくるのであまり適当にも書けないので大変だと思いますが、読む方としては色々検索して「クワンティコって所にFBIアカデミーがあるのかあ」とか「ニューオーリンズってこのへんにあるのかあ」とか妄想するにもリアリティが増して楽しさ倍増です。大好きなジョシュラニヨンさん作品とか柏枝真郷さんのホーリーアップルシリーズを…
華藤えれな yoco
碧雲
yocoさんのメルヘンチックな扉絵を開くと、BL版メルヘンの世界が広がる、といった感じです。 華藤さんの著作には、必ず美味しい伝統菓子が登場します。 このお話はロシア風の、ジャムを使った「くるみパイ」。 兄を救う無言の機織り。 この展開、どこかで読んだ事がある?・・・と読みながら思いだしたら、 子供の頃に読んだ童話「野の白鳥(白鳥の王子)」と似てました。懐かしい。 この物語では…
さくらら
いつものほんわかとした安西リカ先生の雰囲気とは異なるお話、アシュの過去の壮絶さと彼の拠り所になっているサージとの関係にほっこりします。 攻めのサージが本当に可愛い……厳しい世界観が牙を剥くこともある本作の中で、サージの存在は和む要素でした。 サージのキャラクター付け、好きです。 アシュがこんなにもしたたかに頼もしく感じるのは、彼の言動に一貫性があるからでしょうか。 生きていく上で必要な…
☆ぺこち
聖職者にいいように扱われてきたアシュが、サージを見つけて唯一と言える者が出来た。暗い空に一本の光が差すような、神秘的なものを感じた。ドライトンが狼や竜のような姿に変形できる進化が面白かった。勝手な想像だけど、番でなければ孵化させる事が出来なかったのかも。そして、ドライトンの最期を誰も知らないのは、番と二人きりでそれを迎えるから、見た人がいないのだと思った。アッシュが自分と同じ境涯の子を助けた時には…
みざき
作中に登場する"レモンの形の月"という言葉が好き。 なんだかとても印象的で、ロマンティックで素敵な表現でした。 なかなかの辛い境遇の中にいた主人公・アシュの視点で語られていくファンタジー作品。 物語の序盤から綴られている、過去にアシュがされていたことや育った環境のことを考えると、もっと重苦しくて悲壮感たっぷりのものになったり、痛ましさを強く感じてしまいそう。 しかし…
kurinn
本編でも大活躍していたカーリン視点です。 過去にはアシュと関係した事もあったのですが、アシュ逃亡後にカーリンの身に起きた出来事によってすっかり別人のように変わっていました。 そしてアシュが逃亡する上で助かったカーリンの膨大な知識が、どうして彼に備わっていたのかの説明がこの特典ペーパーに書いてありました。 こちらのお話は本編終了後のお話です。 ひと財産築いたカーリンがずっと住んでいた…
もう何て言っていいかわかりません。強いて言うなら安西先生にしてやられたでしょうか? いつもと違う安西先生作品最高でした。 こちらの作品は詳しい内容は知らずに読んで欲しいです。 ただ、感想でも内容に触れてしまいますので心して読んで下さい。 まず読み始めてアシュの過去の壮絶さと、彼の強かと言えるほどの柔軟さに驚きました。そして聖獣(ドライトン)の卵を拾ってからの、彼の生き甲斐と…