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吉原理恵子 yoco
kurinn
ネタバレ
JUNE世代の婆なので「ああこう言う雰囲気だった」と懐かしくなりながら、洗面所の鏡に映る自分の真っ赤な目を見て爆笑しました。 旧版のレビューを見て号泣したとあったので、覚悟はしていましたが中盤辺りから既に泣いて最後は嗚咽していました。 吉原先生もあとがきに書いていらっしゃいましたが、この作品を今の時代に出版するなんて出版社様はとても勇気があると思いました。 今のBL作品なら裏技を…
甘食
同じお話で出版社を変えてもう3回目の出版ということでかなり名作なんだろうなと思い購入。架空のどこかの王国のお話なので古さを感じません。人気のyocoさんのイラストでスタイリッシュに新登場です。 壮大な叙事詩のような語りでBLというのを超えてすごいと思うし、小説としてのクオリティは高く余計な部分も足りない部分もなく完璧なので文句なしに神だと思いますが、可哀想すぎる内容が私の好みじゃないので一つ…
本編その後の2人のお話です。 リクトのある疑問からアビーがリクトをとても気の毒に思うのですが、リクトの反応がやはりちょっと面白いです。 それは店の定休日からリクトの誕生日にまで話が広がるのですが、アダルバートの店は常に暇だしリクトは錬成術で作られているので誕生日も無いのです。 その事を帰宅後に話すのですが、改めて気が付いたアダルバートがリクトに対して申し訳なく思うんです。 そし…
杉原理生 yoco
キャラ文庫アンソロジーの翡翠を読むに辺り再読しました。 実は読んだ時も神評価にしていたのですが、レビューはしていませんでした。 でも素晴らしい事に再読してみても神評価作品でした。 2016年の発売当時に読んだきりでしたが、読むに従って段々と思い出したりこんな内容だったかと再確認して驚いたりして新鮮な気持ちになりました。 初めはリクトの世馴れない感じが微笑ましくて、錬金術師のアダ…
ポッチ
2007年に刊行された『銀の鎮魂歌』を持っているので買おうかどうしようか悩んだのですが、yocoさんの挿絵に惹かれたのと、あらすじに書かれている、 >3度目の文庫化にして最終決定版、ついに登場!! の文句に、もしかしたら書き下ろしがあるかも、という期待を込めて購入しました。 先に書いてしまいますが、今作品には書き下ろしはありません。もし書き下ろし目当てで購入を検討されていらっしゃ…
愁堂れな yoco
碧雲
yoco さんが挿絵を担当した本を集めています。 タイトルは、故人をしのぶ哀悼の「哀しい」。 二つの死と葬式の場面が出てくる 一つ目の死は、冒頭の事故で妻子を失った主人公・池田和也。 勤務中に、妻子が車の事故に巻き込まれ焼死してしまう。 自我を喪失したまま終えた葬儀の後、事故現場が見える歩道橋の上で立ち尽くしていた和也に「飛び降りんなよ」「死ぬんじゃねーぞ」と声をかけてきたのが安…
尾上与一 yoco
miimi
リディルの健気さ、愛らしさ グシオンの真摯な愛情ときゅんきゅん させていただいた作品の続編! あらすじで「記憶喪失モノ」とあり 若干苦手意識もあったけど それを吹き飛ばす面白さでした ファンタジー要素強めだけど この二人にはとってもしっくりくるし リディルのお花は作品にはもう なくてはならない要素ですね 作中記憶がないなかでも グシオンを思いお兄様(お姉様?)の …
ライラ・ペース yoco
ひみた
序盤の摂政王子の民衆に向けた告白とその準備にはこちらまで心臓バクバクでした。 「私たちがどのように生まれてきたとしても、私たちはどこにいても名誉と尊敬に値する」 彼のためだけでなく、英国民だけでなく響く言葉に泣きました。 この作品が甘く描かれた訳では無くても、現実はもっと入り乱れ厳しいかもしれない。けれどももしこんな王子がいたら応援したいと思わずにいられません! そして英国王室にと…
どことなく愁堂先生の「七月七日」に近いイメージのある作品だと思っていたら、近い時期に書かれた作品の様でした。 今の作風とは大分違いますが、こちらはこちらでとても魅力的な作品だと思います。 淡々とした和也視点での進行で、初めは正直言って和美の良さも分からないし流される和也の気持ちも理解出来ません。 でも和也が和美のアパートから出て行って、自宅に帰った時に夢から醒めたように現実に戻る…
aaaiiiai
答えて姐さんで好きなリバ作品を教えてって載せておすすめして貰ったひとつ。 海外BL小説初チャレンジでした。 私は、海外小説に苦手意識があって手を出しづらいなと思ってました。比喩が多い。一文が長くて何が言いたいかわからなくなる。習慣が違うからニュアンスまでがわからない。登場人物が覚えられない。 なんて事がありました。(BL作品ではない小説です。) それが、すっごく読みやすくて驚きでし…