yocoさんのレビュー一覧

Chara BIRTHDAY FAIR 2021 C キャラ文庫創刊25周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

ほっこり幸せ。

ペーパーが届いたので、嬉しくて読み直してます。

本編がお気に入りだったその後のお話がやはり大好きでした。


尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より
〈花降る皇妃とシュブルの宴〉

春になると花を咲かせるシュブルを祝う宴を提案するリディル。
シュブルを祝う宴がないことを憂うリディルの絶望ぶりがなんとも微笑ましく。
宴では見事な舞を見せたのに、いやしんぼなリディルは可愛らしく。

0

エブリジャック、ヒズジャック 小説

栗城偲  yoco 

相応の相手

絵師買いしたけど、挿絵が少なくて残念。 

クズ×ダメンズ:舞台俳優。
オネエ×苦労性:塾の生徒と教師。 
当人同士が幸せなら、それでいいと思う。
普段はオネエの教え子にくみしかれてしまった谷脇、きっとびっくりしたと思う。この場面、笑ってしまった。
クズとダメンズの二人に、恋人の深谷を紹介する谷脇、なんか奇妙で可笑しい。

Every Jack has his Jill. 
誰…

1

恋渡り 小説

栗城偲  yoco 

前半は兄/後半は弟。得した気になる一冊

YOCO先生の挿絵が凄く綺麗で、素敵です。
yoco さんんの挿絵が入ると、神秘的な昔物語のような装丁に感じる。

倭の古語のタイトルだけど、大昔の大陸のどこかが舞台背景。
鳥飼というと、連想するのはカザフ民族のイヌワシ、勇壮な伝統は途絶える寸前らしいです。
https://montsame.mn/jp/read/233256

紙本は上下二段になっているので、電子版のほうが読みやす…

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雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2 小説

尾上与一  yoco 

前作に負けない危機と興奮!

前の話が緊張感と興奮目いっぱいだったので、今回はどうなるのかと思っていたら、さすが!尾上先生!息つく余裕すらありません!

帯の通り、記憶喪失に陥っても、グシオン王への思いがどこかにあって。何とかしようと必死になる姿が切ない。
そしてグシオン王はじめ、出てくるキャラ(フクロウ含む)みんな命がけ過ぎて!普通死ぬでしょーーー!
グシオンの、まず王として生きるが、何よりもリディルの身の降り方を一…

1

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

愛しいニコの幸せを願う(≧▽≦)

『不朽の名作』に載っているのを見て再読です。
やはりいいものはいいですね(•‿•)


受け様のニコと、攻め様の栄。
中学生の時に初めて出会い、高校生の時に再会し、親友として過ごし。
そんな2人がやっとのこと恋人になるまで。
何度読んでもいいなぁ、としみじみしちゃってます。
ホント、普通の人たちが恋をして失恋して、また恋をして。
ドキドキしたり、地団駄踏む思いをしたり、ニコールの…

1

夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

いろいろ言いたくなる作品

受に説教したい気分になったのと、攻が好みすぎるという複雑な心境での評価です。たいして魅力のない受になぜか翻弄される有能な攻、という構図が性癖にささりました。ヨーロッパのどこかの国が舞台の情緒に満ちた昏い雰囲気のラブストーリー、読後の余韻が長く続きました。

受がとにかく情緒不安定で重い。。”捨てられたらどうしよう”の強迫観念もすごくて、その一念で歌を生業にしている印象が否めませんでした。(最終…

2

愛傷コレクション 小説

葵居ゆゆ  yoco 

冷静になると変態紳士なんだけど…

不憫な受けが執着系の攻めに救済されていくお話は大好物なんです。なので、最初に読んだ時はとても刺さるお話だと思いました。

まず、設定がとてもいい!アンティーク、それも傷があるものでも金継ぎをして大事にされているものが好きな骨董品屋兼客員教授の攻めと、家族からも大事にされたことのない、そして元彼から暴力を振るわれて身体に傷痕のある受けというCPです。この時点で優勝です。

人から大事に扱われ…

3

生まれた時から愛してる 小説

夜光花  yoco 

素晴らしき執着攻め

双子の兄×弟。ガチの近親です。
弟の心の声だけが聞こえてしまう主人公(兄)は、それとは別に黒夢病という発症すると長い間眠り続けてしまう(次にいつ起きるかわからない)という持病があって…というお話です。

この、心の声のせいで弟が自分を犯したがってることに気づいてしまうのですが、心の声があけすけでどエロい…!
兄は弟を双子の弟としか思っていないので、弟が自分をいやらしい目で見ていることに羞恥…

3

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

感想を言葉にできない

サージの愛が大きくて温かくて、最後の方は涙でぐちゃぐちゃになりながら読みました。
「これが最後だ」と二人が夜空を駆けるところは、何度読み返しても泣いてしまいます。今も読み返してまた泣いてしまっています。


アッシュの人生は壮絶でとても辛い。
生きること・自由であることだけを目的に生きてきたアッシュが、サージと出会い育み生活するうちに少しずつ変わっていく。変わっていくというよりも、元来の…

6

さよなら、運命の人〈アルファ〉 小説

小中大豆  yoco 

ドラマチックだけどしっぽりしてます

20世紀初頭のパリの雰囲気が味わえるオメガバです。
勝手にオメガバ=近未来が舞台!と決め込んでたので、なるほど、こういう設定や展開もありなのか~と新鮮でした。第二の性ありきではなくて、関係性のなかに生まれる事実ありきな”運命の番”という設定がとても情緒的で好きです。

えげつないほどすれ違いまくる2人に萌えました。初・小中先生だったのですが、読みやすくて美しい文章で完全に世界観にハマれました…

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