yocoさんのレビュー一覧

猫の王国 小説

犬飼のの  yoco 

ちょっと辛口でごめんなさい…

・感情で読ませるタイプ 樋口美沙緒先生、朝丘戻先生、一穂ミチ先生、凪良ゆう先生etc…
・物語の起承転結、勢いがある展開で読ませるタイプ、犬飼のの先生、夜光花先生、かわい有美子先生(この方はたまにものすごく静謐なお話も書かれますが)etc…
みたいな印象を持ちながら読書している私がレビューします。
神評価沢山あるので、良作と受け止めつつ、こんな意見もあるよ〜程度に見てくだされば!幸いかと!

1

窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

泣きたくなるような夕日の映る、江川海岸を思い出す

前々から気になっていた作家さんではありますが、yoco先生のイラストにも釣られ、氷泥を手に取ったのがきっかけで、氷泥→坂道→窓辺の順で読み終えた今、朝丘先生の世界観にどっぷり浸っています。

今作はモブが多く出てくるのと、チャットの会話文が多かったので最初の方は焦れったく、もーーーー!早く会いなよ〜〜〜両思いなんだから〜〜〜!!みたいな気持ちで切なくも温かい気持ちで読んでいました。
シンがさ…

1

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

幸福の中の寂しさの余韻

朝丘先生、2冊目です。
氷泥のユキを最初に読んだ時にも感じたのは文章の透明感。
さりげなく散りばめられた文章の中に、グッと胸に突き刺さるような引力のある言葉の羅列。

氷泥のユキは甘々なのに切ない。
坂道のソラは幸せなのに寂しい。
そんな感じかな。

生きている上で、少数派に属するという孤独は、どえしようもないのに、いつまでも付きまとうものだと思います。
諦めていても、どこかでは…

2

朝霧邸の薔薇の姫君 小説

市村奈央  yoco 

霧の中

日々生は、17才。おおきな財閥の次男。

目を醒ましたら、執事だという男、音無慶一が傍に居て、日々生に説明をする。
  日々生は、名前も全て過去を思いだせない。
・・主人公は、火事で館を焼失した後、事故で頭部を打撲、記憶を失った。
・・執事と主人公の間に秘密があって、恋人同士だったという。
・・焼失した家は、年が離れた兄が元の通りに立て直して復元している、
と執事が説明する。

3

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

重苦しい

 序盤は軽く痛めな描写がある。小汚いおっさん共の慰み物にされているアシュ。中盤あたりに出てくる、アシュの次に同じ目にあってる少年たちの最期が悲惨。
 初エッチシーンが、おねショタ感があってたまらん。(外見は大人の男だが、精神はショタみがある)
 終盤、メリバエンドかなと思っていたけど全然そんなこと無かった。

 終わりに出てくるサラとその子供タマラが要らなすぎる。電子限定SSでも出てくるけ…

4

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

最後ちょっと違和感が…

yocoさんの大ファンで表紙買いでした。
事情により隣国に王妃として嫁がされる王子と呪いもちの王様の、おとぎ話のようなラブストーリー。
リディルは思いやりのある優しい王子様。自分で身を守れる身体的・精神的な強さもあって好印象です。
グシオンもかっこいいし、側近達も良いキャラ揃いで、魔法やら呪いやらでてくるファンタジーで、シリアスありスリリングだったり、甘々だったりすごく良いお話でした。
が…

1

恋渡り 小説

栗城偲  yoco 

後日談が尊い

 亜蘭×英理も好きだけど、サブの凰炎×有理カプのほうがすごく好みだった。有理が素直で健気で。
 後日談で、有理が二人の元に、凰炎との体格差がありすぎて(凰炎は亜蘭よりも体が大きく、有理は英理よりも体が小さいため)挿入ができない――兄はどうやって亜蘭のものを挿入しているのか、と相談しに来る話が可愛いかった。
 あとがき後の話で、有理の相談事を亜蘭が匂わすように話して、凰炎に嫉妬させるの良い。閨事…

2

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

クーデレ? いいえ、デレデレです

答えて姐さんの掲示板で、年上攻めやら健気受けやらを日々検索しまくっていた結果、クーデレな年上攻め、切ない、などのおすすめ文字に惹かれて、ずっと気になってはいたものの、普段ファンタジーBLばかり読んでいるせいで、今回、初読みの作家さんでした。

そもそもファンタジーBLばっかり読んでいる理由として、現実から逃避したい願望が強いので、普通の職業BLやら学生ものなんかをちょっと敬遠していた部分があっ…

1

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エドの愛に泣かされる

ちょっと、たまにですが、レイの鈍感というか他人の機微に対する無神経さに「????」みたいなツッコミが入っちゃう作品ではあります。
でもそれがないと話進まないからね〜とちょっと流し気味でそこは読みました。
おおらかさ、穏やかさと無神経、鈍感さは違いますからね。

さて以下全体的な感想。

この作品を通してずっと愛ってなんだろう、って登場人物たちは悩んで考えて感じてそうやって生きてる気がす…

3

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

世界観がすきすぎる

シリーズ読んでまして、時々読み返したくなる作品です。
そういえばレビュー書いてなかったなぁと。


大まかなストーリーは他の方が書いてくれてるので省略。

前作はエドがあれだけ態度に出していたりするのにレイはすぐマイナスの思い込みで否定してしまったりとんでもない鈍感さとかあまりにもツッコみたくなるところが多かったんですが、この作品はそれがなかったです。
スタンサイドの語りがないので終…

1
PAGE TOP