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151/157(合計:1564件)
火崎勇 yoco
kumachi7
ネタバレ
ネタバレ注意です。 ネタバレ知らずに読むべきです、これは。 わたしはうっかりネタバレ見ちゃって。 ネタバレ知らない方が楽しめただろうに… 今までに読んだ火崎さんの本にあった似たようなエピソードがいくつかあって、途中から、顧客データ事件の方は犯人はこいつだなーってのがわかってしまいました。 受けの小栗はなんという甘ったれかと思ったのですが、立て続けにあれだけいろいろあったから、しょうが…
英田サキ yoco
霧笛丸
三月の終わりに出ました、英田サキ先生の「メメント・モリ」です。 メメント・モリという言葉の意味については英田先生があとがきで書かれていますので、このレビューでは極簡単に一言、「死を思う」です。 メキシコの架空の町、オルティナでアメリカ人の元グリーンベレー隊員エディと、麻薬カルテルNo.2を養父に持つアキは出会い、惹かれ合う。 yoco先生のスタイリッシュな表紙の左側の人物、銃を持っているのが…
黒木夏兒 蒔舞(シーウ) yoco
ポッチ
腐姐さま方のレビューを拝見して読みたくなり、また「ダリアシリーズ2015フェア」が開催されていたこともあって購入してみました。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 いや、すごく面白かったです。1巻ではまだBL色は薄く、また主人公がFBI捜査官ということもあって凄惨な事件が舞台になっているので、BLというよりむしろサスペンスというかミステリーの要素が強いです。 FBI捜査…
朝丘戻 yoco
ナポ
ふと目にとまったのが綺麗に装丁された表紙と本の分厚さ。 そして『天使』という言葉。 現実と空想的要素の入り混じった話を読みたいと思っていたので「これだ」と思い購入しました。少しずつ読むつもりだったのですが、気付いたら一週間と経たずに読み終えていました。 重い病を背負って生まれてきたたリン。自分が短命だと知りつつも、愛情深い両親や友人の優しさに囲まれながら二十一年の人生を生きてきました…
桐嶋リッカ yoco
みんく
人魚姫といえば自らの愛に殉ずる自己犠牲つきの悲恋ではありますが、こちらの作品は、その人魚姫の放つ魅力的要素を貴重にしながら更に美しく儚く描かれておりました。 切ないお話ではありますが、主人公人魚の恋のお相手コンラートの飄々としながらも力強い雰囲気がとても良い要素となって何とも素敵な雰囲気を醸し出していた気が致します。 もう本当にどっからどうみたって王子様みたいな感じで、これなら大人の狡さスキル…
snowblack
美しい表紙の一冊。 実は朝丘さんとは相性が悪いのだが、 yacoさんの挿絵に惹かれ、輪廻転生物も嫌いじゃないし また単行本という特別感もあって、手に取った。 読み終わって。 今までに読んだ朝丘作品の中では、一番好き……というか 読みでのある心に残る作品だった。 が、泣くほどの感動はやはりできなかった。 : 語り手になる登場人物は4人。 主人公の…
初回限定版の付録としてついてくる小冊子です。ストーリーの書かれている中身は32pというかなりボリュームのある小冊子になっています。 内容は、というと。スミマセン、ネタバレしています。 時系列は本編の終わり頃の、二人が同棲を始めて3年たったころ。二人の間に流れる空気は相変わらず甘く優しいもので。 けれど、リンが体調を崩すことが多くなり、「その日」が近づいていることを…
ちるちるさんの第5回BLアワードでランキングに入っていた「坂道のソラ」はどうにもこうにもツボに入らず(失礼!)、この作品も読もうかどうしようか悩んだのですが「初回限定小冊子」に惹かれ購入。イヤ、良かった。すごく良かった。 個人的地雷の「不倫」が初っ端から描かれていて、正直この本の厚さも手伝い読み切れるか心配しながら読み始めました。だって値段も厚さも通常のモノと比べ約2倍。手に取るとずっしりと…
ようやく読めました。 まとまった時間が出来たら一気に読みたいと思っていたので。 (ちょっと追記しました) 髭の元天使のおっさん、 なんて響きで、コメディチックだけど、そんなところは微塵もありませんでした、やはり。 公式の特設ページでお試し読みをして続きが気になるなら、ぜひ読んでみてくださいと言いたい本です。 先入観なしに読んでみて欲しいなと思いました。 以下、ネタバレしてます。 …
さんさんま
朝丘戻にしか描けない空気感。 そこには愛しあうことの儚さと苦しさでも尊さがちりばめられている。 この作家以上にそれらを偽りなく赤裸々に愛情と誠意をこめて表現できる 作家はいないでしょう。 今作品はそのテーマを惜しげなく伝えきった渾身の、それこそ魂をこめた作品だと思います。 号泣きしました、なんて安い言葉でこの作品の感想は述べません。 お涙頂戴の辻褄あわせの物語も、綺麗事ばかりのよい…