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15/153(合計:1526件)
尾上与一 yoco
ちろこ
ネタバレ
前巻を凌ぐストーリー展開、見事でした。 国の垣根を越えたスケール感、魔法が生み出す神秘的世界、失われた中で"失われて"いない夫婦の絆、兄弟愛……よくぞここまで濃厚な設定を爆盛りにできたものです。 一つ一つの場面展開が目まぐるしく変化していくにも関わらず、詰め込み感を感じない上にストーリーの流れに無理がない。そのせいか飽きがこず、すんなり話が頭に入ってくる心地よさを心ゆくまで堪能し…
みざき
こちらのシリーズの続きが読めることがうれしいです。 巻を増すごとにどんどん面白くなりますね。 始まりは偽りの花嫁の物語でした。 グシオンとリディルのお話から、エウェストルム国の3兄弟と彼らの愛する人々が入り交じる、壮大で魅力的なお話へと次々に広がっていくのですから本当にすごいです。 尾上先生が描く、人と人の信頼や深愛だったり、この人でなければ・彼なしではだめなのだという強い気持ちが伝わって…
死を覚悟した婚礼から始まるファンタジックストーリー。めちゃくちゃ面白かったです! 魔法国の王子が武強国の王の元に嫁ぐ序盤から悲しさいっぱいで物語が始まっていくのですが、このドン底の悲壮感が最後には幸せに満ち溢れたエンディングに続いていく道のりがなんと素晴らしいことか。魔法が介在する世界観により、壮大なスケール感、独創的なストーリー、そしてドラマチックにドラマチックを重ねた息をつかせぬ展開に胸…
corocoro
待望の3作目、読みたかったお話がギュッと凝縮された内容で、アッという間に読み終えてしまいました。 面白かった! 今作もリディルが大活躍します。 そして、今作で強く感じたのはグシオンの優しさ。 幼い頃から辛い立場で呪いまで受け、長い間苦しんできたにもかかわらずリディルもヤエルも深く慈しみ、周りの人々に対しても温厚。再び呪いを受けることになっても静かに受け入れる姿になんという大きな器なのだ…
みつき999
このシリーズで待望だったステラ兄様のお話ということで発売前からの期待値maxに違わずドキドキの展開でした。 三兄弟が揃うという夢にような場面に喜びを感じつつも、その重大な決断と実行に胸が熱くなります。兄へのそしてグシオンへのリディルの思い、登場人物のそれぞれの思いが満ち奇跡が。 今回特にヤエルがとても愛おしく彼がいつの日か立派な王に成長する姿を想像して楽しみになりました。 ステラとゼプトのエ…
朝丘戻 yoco
062458179
最初の出会い方はネットだけど、全てが運命みたいな二人の話!くっつく前も緑はツンツンしててもしっっかり愛してるし、なんなら結生はファーストコンタクト(声)から大好き。付き合ってからは、甘々でれでれが加速して幸せでしかなかった。特に緑が、すぐ嫉妬するから監禁するんじゃないかと思うくらいw お父さんのことも、辛い部分もあるけどしっかり二人で乗り越えて素敵な思い出として大切にできるのが読んでいて嬉しい。シ…
ななつの
お馴染みグシオンとリディル、そしてリディルの兄ステラとその騎士ゼプトが中心のお話です。 グシオン王とリディル王妃、王子ヤエル 前回の大きな戦後、小さな戦はあっても幸せな暮らしをしていた王室家族。大魔法使いになったもののその力を受け止め切れる剣が存在せず戦に最大限の力を発揮できずにいた。そこに発生したリディルの兄ステラディアースの繭の限界、グシオンの新たな危機。命懸けの試練に今度はグシオン王…
ポッチ
『花降る王子の婚礼』の3巻目。 序盤に今までの経緯が書かれてはいますが、続きものなのでできれば前2冊を読まれてからこちらを読むことをお勧めします。 1巻目は今シリーズの主人公・リディル(受け)のお話。 リディルは魔法国エウェストルムの3番目の王子(諸事情あり対外的には「王女」となっていますが)。 2巻目の「雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2」はリディルの長兄のロシェレディア…
葵居ゆゆ yoco
umeair
いや〜〜〜…読書中も読後も萌えすぎて「わーーいい…」「あーー…」などの謎台詞が止まらないまま、レビューを書いています。 本っ当に好き…時間を忘れて読み耽ってしまいました。 葵居ゆゆ先生の作品を読むのは、Dom /Subものの『共鳴するまま、見つめて愛されて』に続き2作品目。 そちらの作品も紳士的な攻めが甘くて甘くて本当〜に良かったんですが。 もう、こちらの作品、大変に大変に大変…
伊勢原ささら yoco
marilyn
まるで童話のようなとても可愛らしいおとぎ話のような物語です。 伊勢原ささら先生の作品を読むといつも心が洗われます。 木の人形と言えばピノキオが連想されますが、鼻は伸びません!(笑) とても思いやり深く、心優しく夢見がちで、太陽の様に明るく愛らしい木の人形、ピノが主人公です。 ピノの行動やとても優しい心持ちや気持ちひとつひとつにとってもほっこりします。 ページをめくるたびに、ピノの可愛…