ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

So This is Christmas 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ベイビー

◾︎ノエルとカフェ
「雪の天使」
「Another Christmas」
一冊丸っとアドリアンとジェイクのお話かと勘違いしてたので、途中から出てくるのかと身構えてしまいました。勘違い。でもこちらを読んで、ジョシュ・ニョラン先生の他の作品も絶対読もうと思えました。どれも面白いのね。

◾︎ナッシュとグレン
「欠けた景色」
そんなわけでアドリアンとジェイクに期待して読み始めたけれど、この…

5

アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

くらきながれ

瞑想のメイです。訓読みで"くらい"
タイトルの意図はなんだったんだっけと読み返してて、成る程そこか。しっかりマーカーも引いてました。

さて、最高の完結感でした。これ以上ないってぐらい。
ミステリ要素も巻を重ねるごとに好きになり、こちらの謎解きが一番好きでした。特に最後の展開ね。アドリアンが気付くのはこの後であってはいけなかったという、涙する瞬間がたまらなかった。「スカ…

4

アドリアン・イングリッシュ(4) 海賊王の死 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ツナ 缶

外で読んでいたので泣くわけにいかず、ラストシーンは堪えながら読みました。
以下、ネタバレにご注意ください。

ミステリ部分に関して、今までのレビューであまり好みではないような書き方をしてきましたが、4冊読むと愛着が湧いてきました。今回、共犯同盟の皆さんがなりを潜めてしまった一方、リサ一家が随分と存在感を増しています。

3,4巻を連続で読めたので、2年の別れの飢餓感が薄らぐ。そう、2年。…

2

アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

なじみの悪魔

続けて4巻がすぐ読める状況になかったら転がり回っていただろう3巻です。勘弁してくれ!よかったよ4巻が目の前にあって!
ってレビュー他の本でも書いた記憶があります。稀によくあるというやつですね。

今回は登場人物がぶわっと増えて、ちょこちょここの人誰だっけ?と思ったりもしましたし、シリーズの前2作とミステリに関してはほぼ同じ感想でした。アドリアンは関わるなと何度言われようとも事件に関わり、正直…

3

アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

1巻とセットで

1,2巻はもはや上下巻として出した方が良かったのではなかろうか。そうしたら1巻の萌えどころの少なさにモヤモヤせず、2巻を読んでもらえたのかも…ととっても後乗りの読者ながらに考えてしまったりして。

これから2人のロマンスが?!ってとこで終わった1巻から、2巻冒頭既に急展開を見せています。知らないところで仲良くなっちゃってまったく。

ジェイクがアドリアンに心を開くたびに胸がときめきました。…

0

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

共犯同盟

面白かったです。

ミステリは正直平凡。ミステリ部分にあっと驚く何かはほぼない。どちらかといえばゲイとその周辺人物の人間模様が深く描かれている印象。BLやM/Mってほどロマンティックでもなく、BLばかりよりかは一般小説も好んで読む方へおススメ。

主役のアドリアンは好みではないけど、こういうヒロイン(あえてヒロインと書く)は往々にしてモテるわけよ。君を守ってあげたいってタイプのメンズにさ。…

5

フェア・チャンス 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

末永く幸せに〜

三巻に渡る、オールズフェアシリーズの完結巻。

現FBI捜査官タッカー×元FBI捜査官かつ現大学教授エリオットのシリーズです。

この2人、FBIの同僚として出会って即恋に落ちたものの、エリオットがFBIを退職せざるを得なくなるような大怪我を負った時の感情の行き違いで一度は別れています。

第1巻は、そんな2人がエリオットが勤務する大学の学生の失踪にそれぞれの立場で関わることで再会する…

6

モネ・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

思い出の男VS運命の男

四十代のゴツくてワーカホリックなFBIの行動分析班主任・ケネディ×三十代のハンサムFBIの美術犯罪犯・ジェイソンのシリーズ第二弾。
ちなみに第四作まで出ているので翻訳が待ち遠しい!


前作で初めて出会って身体の関係を持った2人だけど、明確なお付き合いの約束があるわけでもなく、同じFBIとはいっても本拠地はバラバラなので、専ら電話だけの中ぶらりんな関係が続いています。
そんな中事件絡みで…

5

アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

大団円

アドリアンシリーズの一応最終巻に、なるのかな。後日談としてクリスマスと大晦日の番外編が出ていますが。

マッチョなクローゼットゲイの警察官・ジェイク×お坊ちゃん育ちで心臓が悪い、作家兼書店店主アドリアンの物語です。
大体アドリアンがコ●ンくんよろしく事件に巻き込まれ、ジェイクと捜査することになります。その事件の捜査に並行して2人の関係が変化して行くのが物語の骨子。

第1作はジェイクとア…

3

フェア・プレイ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

面倒くさいミルズ親子

シリーズニ作目。今回はエリオットの父親、ローランドの過去を巡るお話。前作でも少し触れられていたローランドの反戦運動時代を綴った回顧録。その本の出版を阻止したい何者かから命を狙われるローランド。真相を探る為、エリオットは父親の過去とかつての仲間たちについて調べていく。

リベラル主義やらヒッピー文化やら、BLでは馴染みのない題材でしたが、興味深く読めました。当時の時代背景がリアルに感じられて面白…

5
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