稲荷家房之介さんのレビュー一覧

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

俺たち平成生まれだからな

評価にかなり迷いました。「神」か「萌×2」かで。

攻めも受けも新キャラなので、「水曜日~」「金曜日~」が未読だったとしても、いきなりこの話から読んでも全く問題はありません。
しかし未読の人がこの話を読んでから前二作を読むとショックを受けるかも。
(カプ的な意味で。この話だけ読むと紀ノ川と新城がカプだと思われてもおかしくない。)

話自体は悪人不在、ムカつく展開の無い安心して読める話で…

7

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

時代を超えて愛に目覚める

関連シリーズ3作目で、既刊2作のスピンオフ的なストーリーの今作品も
SFチックな流れでありながら、音楽家としても恋愛的な意味でも楽しめる作品でした。
この手のSFファンタジーは結構好きなので違和感なく楽しめましたね。

ある、一定の時間を延々と繰り返し何度も死の恐怖に怯え疲弊していく受け様。
同じバイオリニストで学生時代からの親友でもある攻め様は受け様に絶賛片思い中。
受け様はそんな攻…

6

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

これはすごい(笑)

どのページを見ても、獣、獣、獣…!
自他共に認めるケモ耳・獣姦もの好きの自分ですが、ここまで主人公が数多の獣に犯される作品は初めて読んだかもしれません。
ちるちるで“獣姦”のタグが付けられている作品は全て読んでいますが、やはり獣受け入れ総数は一番じゃないかな?
それくらい、エロシーンは濃厚です。
お腹いっぱいです。
主人公も、違う意味でお腹いっぱいになりますが(…作品を読めば意味が分かる…

3

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

痛くて引いてしまった;

六青+稲荷家コラボ、絶対ステキだろ?と楽しみだった本作^^
表紙は、神獣人化バージョンで仲宜し♪(口絵は、神獣バージョン)
甘いファンタジーなら尚良いな♪
るるる~♪

・・・夢見てました、途中まで(泣)
痛いんです!痛過ぎなんです!
はい、六青先生だもの覚悟はしていました。
橘だって、攻めや準主人公キャラなら気にしないし、それよか美味しいだろうに。
なのに、あの展開は酷過ぎる!…

5

禁忌の報謝 小説

真崎ひかる  稲荷家房之介 

簡単すぎませんか!?

あまりにもすべてが簡単に行き過ぎて、ちょっと物足りませんでしたね。設定は悪くないと思うんですが。
真崎さんは好きだし、そもそも『ドロドロ』が持ち味の作家さんではありませんので、ほのぼの・甘めのトーンなのはまあいいんですが、それにしても浅すぎだと思ってしまいました。

脱出した時は、『え、こんなもの?』とえらくあっさり逃げ出せたな~と拍子抜けし、その後の神社へ行くエピソードでは、『ここで(追っ…

0

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

何処を見てもオール獣さん

両親が亡くなって独りぼっちになった受け様は、村の長の息子だけが自分を
人間として見てくれた事を支えに、一人で生きてきたのですが、
ある日、長の息子に妹が神様の生贄になったと言われ・・・
受け様は、村人からよそ者と言われて虐げられて来た中で唯一優しくしてくれた
人の役にたつ為に自ら生贄になる事を決めるのです。

ホントは生贄になんかなりたくないけど、長の息子に言わされた感じなんです。

5

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

もふもふな神様二人

けも耳もふもふモノですっ♪
今回は単発でシリーズものでないので手にしてみましたvイラストも稲荷屋さんだし♪
贄と神獣2人のお話は、元が同人作品に書下ろしを入れて作られた1冊というだけに、もうっ!!はっきりいってエロシーンのテンコ盛りです。
獣姦、3P、凌辱強姦、輪姦と、贄という存在がその為に存在するから仕方ないとはいえ、多少そこに切なさはあるものの、あくまでその存在意義が貫きとおされている部…

6

ガーディアン 守護者の数字 小説

生野稜  稲荷家房之介 

何かが惜しい・・・

こういう設定は好みですし、キャラクターも魅力あるんですよ(アルバスの関西弁はちょっとあんまりだと思いますが)。

いや、確かに好きだし面白いんですよ。何よりも、設定(もちろん時生のキャラクターも含めて)は本当に秀逸だと思うし、それをきちんと表現できてるんです(設定倒れになっていないんです)。生野さんは、こういう世界観を作り上げるのが上手いですね。

でも、的確には言い表せないのですが、特に…

1

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

最後の最後で『萌』増幅。

『千年恋舞』の続編です。前作で、ひとつのカタがついたので、あとはラブラブか~と思っていたのですが、全然違いました。

予想もしていなかった展開に、いきなりなんで!?とストーリーに乗り遅れそうになりました。いえ、それはそれでいいんですが、ネタ(展開)を大きく広げ過ぎたわりには、収束があっけないように感じてしまったんです。

同じく、斎が敵に立ち向かうために『仙』になろうとするのですが、その過…

1

千年恋舞 小説

生野稜  稲荷家房之介 

こういうの好きなんです。

和風ファンタジー・輪廻転生ものですね。最近なぜか、こういった(和風)ファンタジー系統の中でも気に入ったものを絶賛読み返し中なんですが、これはかなりよくできた作品だと思ってます。とても面白かったです。

もともとファンタジーBLは好きなんですが、『和風』はともかく、『転生もの』は特に好みというわけではありません。スパンが長くなり、(転生した)キャラクターやいろいろなことが錯綜してくると、説明がく…

1
PAGE TOP