稲荷家房之介さんのレビュー一覧

雪原の月影 満月 小説

月夜  稲荷家房之介 

堂々、完結。

『雪原の月影 三日月』の続編。
続きものなので前作未読だと理解できません。未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

前作を読み終えて、続きが気になって気になって今作品の発売を心待ちにしていました。稲荷家さんの描かれた表紙も素晴らしく、手に取った瞬間からテンションが上がりっぱなし。その高揚とした気持ちのまま、いそいそと読み始めました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

久々に夢中になって読みました。

過去に出版されていた作品のようですが、今回初見です。
初めて読む作家さんですが、表紙と帯の「伝説的傑作」に興味をひかれて手に取りました。

いや~、面白かった!(まだ続刊ありますが)。
遥か昔、子供の頃に布団にもぐって懐中電灯を使いながら夜更かしして夢中でファンタジー小説を読んでいた時のワクワク感を思い出しました。

あらすじは他の方も紹介されているので省略させていただきます。
ファ…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ずっと待っていました!

前回発売された時は「三日月」まででしたが、今回は完結の「満月」まで刊行されるとのこと、本当に嬉しいです!!
WEBで読了済ですが、やはり紙で欲しかった。
あまりに嬉しくてどうしてもレビューを書きたくなり、こちらで新規登録までしてしまったくらいに。
もう続きが発売されることはないのだろうと諦めていただけに、喜びが爆発しています。

いま紙になっている部分だけでの確認ですが、WEB版よりは読…

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「雪原の月影 三日月」コミコミ特典ペーパー「春の風」 グッズ

穏やか

本編同様、二人の穏やかな愛情あふれるお話でしたので萌にしました。

++お話は。


メイセンに間もなく春がやってくるという頃。
ガンチェと二人、日課の散歩なのですが、今日はガンチェに抱っこされて遠くの川までお出かけです。
魚が跳ねるのを見て、興味を示したエルンスト。というのも生きたままの魚を見たことが無かったのです。さっそく魚を捕らえ、さくさく焚火、さくさく焼いて、献上するガンチェ…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ごつい

稲荷家先生なんですもん、マストバイ。開いてびっくり二段組で、なんとも読み応えのあるお話。来月もう一冊出るらしいのですが、2冊で終わりなんだろうか?WEB発だからか、とにかく読み応えあります。領民を守る清く正しい領主!な受けが気になる方におススメしたいです。核をなすお話の合間合間に閑話が入るというスタイルで、全410Pほど。書き下ろしは9P。

リンス国皇太子のエルンスト。貧乏人がかかるというク…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ストーリ展開が素晴らしく秀逸。

初読みの作家さまでしたが、あらすじと稲荷家さんの描かれた表紙に惹かれて手に取りました。

購入してから気づいたのですが、2017年に刊行された同名小説の新装版?なんですね。旧版の方は未読。そして、今作品が掲載されていたwebの方も未読。なので、今作品の刊行にあたりもしかしたら修正等あるかもしれませんが、それらについては分かりません。

旧版の方にも内容は書かれていますが、一応ざっくり書こう…

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黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~ 小説

橘かおる  稲荷家房之介 

普通の大学生が異世界でみんなに愛される存在になる物語

① 黒竜の花嫁~異世界で王太子サマに寵愛されてます~
② 黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~

二作品をAmazonkindleで読了。
著者は、官能的な表現を得意とする作家で評判。
でも数冊読んだ感想ですが、、溺愛シーン第一で、小説の背景や社会構成などは、あまり重要ではないと捉えているようで、連続モノや長編だと、あれ?と思う社会構造の綻びが出てきます。
それを気にしなければ、…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

次巻で完結、まだ旅の途中

[彷徨編]シリーズ1巻目。
この巻は、非BLに近い内容。口づけ程度の淡い恋、です。中身は、タイトル通りの内容です。
美麗な表紙に惹かれました
・・シリーズものは、完結した後にまとめて一気に読んだほうが健康上よいと思う。待つって以外と負担です。
あとがきの予告通り、次巻で完結できるのか心配しながら続編を待っています

▶かつて、治癒力を持つ鳥の一族が地上の王を決定、平和に地上を統治してい…

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玻璃の花 紅蓮の章 コミック

稲荷家房之介 

迸るエネルギーに圧倒される

 最後まで勢いが止まらない、ハードな時代物の作品でした。前巻では謎も多かったイツとスイの過去。相手を大事に想うあまり、イツを自分から切り離すことを選んだスイ。それがイツの未来を守る唯一の手段だったとはいえ、離れるくらいなら死んだ方がましだったというイツを見て、相手のための選択って究極のエゴイズムでもあるよなぁとしみじみ感じました。

 一方で、イツはそんなスイの願いに反し、彼の元へ戻ることを選…

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玻璃の花 雪花の章 コミック

稲荷家房之介 

先生これ描くの楽しかっただろうな

 一度さらさらと読み進めただけでは到底理解できないほど、登場人物達の関係性は複雑に入り組み、物語の展開も気を抜けるシーンがほぼなくて、かなり重厚な作品でした。藤原道長が生きていた時代。栄華をさらに極めんとする藤原家に、果敢に対抗していく天皇側。宮とは切り離されてしまった瑞慧の記憶に関しては、正直この巻だけではよく分からず、なぜ彼が記憶を失ったのか、どこからどこまでの記憶がないのか、次巻で理解できる…

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