稲荷家房之介さんのレビュー一覧

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ コミック

稲荷家房之介 

感無量

旧版をレビューしたのが2017年。BLコミックの中で最も好きで最も待ち焦がれていたご本。昨年出る!と楽しみにしていたら諸事情で延期になって、旧版初版からだとなんと17年の時を経ての新装版。感無量になるのも当然だよなと許してください。決して万人受けするお話ではないんですけど、2冊並べた時、泣きそうになりましたので神にしました。一人でも多くの方が読んでくださいますように。

元服の儀なんかを執り行…

7

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ コミック

稲荷家房之介 

続きが早く読みたい

『百日の薔薇 Maiden Rose』(新装版)の2巻目。

クラウスのスパイ容疑が晴れたところから2巻はスタート。
エウロテから一台の列車がやってきた、という情報を得たタキ。誰が、なんのために。情報を集めることに躍起になる第十五機甲師団の面々だったが、とにかくその車両が自身の領土に入ることを防がなくてはならない。

命を懸けたその使命に、手を挙げたのはクラウスで―。

エウロテから…

5

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ コミック

稲荷家房之介 

最高な新装版

2005年にオークラ出版さんから刊行された『百日の薔薇』の新装版。
めちゃめちゃ好きな作品で、新装版が出ると知ってテンション爆上がり。が、その後何度か発売の延期があり、もう首を長くして待っていての、待ちかねた新装版。

旧版も持っていますが、延期になったのも頷ける。加筆・修正がすごい…!
もともと稲荷家さんは綺麗な絵柄を描かれる作家さまですが、今作品の旧版は先述しましたように2005年。少…

9

偽りの王子と黒鋼の騎士 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

神過ぎる・・・♡

皆さまが書かれている通り、分厚いです!
そして読み始めたらもぉ止まりませんっ!!
覚悟を持って読み始めないといけません!!!
途中で止まろうとするのは、なかなかの覚悟が必要です。
でも『最高』だと保証いたします。(エラソーにすいません)

強姦輪姦があるとあったので、『攻め受け以外は有り得ない派』である私は、かなり読むのを躊躇っていたのです、実は。
でもそれをおして読んだ私を褒めたい…

2

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

完結は次巻

※この巻で完結すると思っていたのですが続きます。
彷徨編と2冊続けて読みました。
ファンタジー+不憫受け読みたいってなると、私の中では六青先生の作品が必ず浮かぶので未読だったこちらを拝読しました。やはり例に漏れず受けが不憫。

再逢編は別人格まで形成してしまった受けにどうやったら許してもらえるのかという攻めの努力と、その攻めをどうしたら許せるのか葛藤する巻になっています。

必死に誠実…

5

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

いつになるんや

先生買い。相変わらず読者を弄ぶ?のがとってもお上手なんです、六青先生。タイトル「再逢編」ってので「あやしい…」と思うぐらいには成長していたので、案の定やん…って感じで済みました。ほんと「いつになるんや」です、先生。お待ち申し上げております。本編340頁弱+あとがき。

前巻でルルを国外追放にしたクラウス。その直後のアルシェタラン国内の様子から始まります。ルルを追い出したことに間違いはないと思う…

7

ビューティフル・プア 小説

榎田尤利  稲荷家房之介 

恋に落ちていく攻め視点、最高!

面白かったー!

トリニティアという架空の国に住む貴族、ラファイエット侯爵。
貴族とは名ばかりの超絶貧乏で、電気・ガスも止められてしまっている。
代々伝わるお城と森、そして孤児の家を守る資金の底が尽き、思いついたのは自分を売りに出すこと。

誰をも魅了するような輝く美貌の持ち主、ラファイエット侯爵が、愛人を募集するということで世界各地から大富豪が集まる中、ド庶民の玲一郎は画商の父親から…

3

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

捩れた運命を正すには

今回はアルシェラタン国王と癒しの民のお話です。

転落事件の真相を知った攻様が
記憶を無くした受様との絆を再構築しようとするまで。

攻様はアルシェラタン王国の王太子として生まれますが
父王ともども王位を狙う叔父の奸計に苦しめられます。

攻様は友の裏切りで瀕死の重傷を負いますが
受様との出会いで何とか命をとりとめ
受様に再会の約束の印として指輪を渡します。

受様は魔物の…

6

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

次巻が待ち遠しい…泣

待ちに待った続巻に、読了して「はぁ〜」と溜息が漏れてしまいました。
またまた気になる所で終わってて、早くも続きが読みたくてしょうがありません。

彷徨編で血の底まで落ちたクラウスの好感度をどう復活させて来るのか?とても気になっていた部分です。

冒頭からはクラウス視点のルルを見つけるまでの内容が書いてありました。
クラウスの日々揺れ動く思いや、怒りに支配されながらもルルを殺してはならな…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

期待を裏切らない

待ちわびていた続刊です。
期待はしていましたが、面白くてあっという間でした。
しかもまだ続きが!楽しみが増えました。


物語はクラウスがルルを追放してからのクラウス視点で始まります。
さて、ルルにあれだけの仕打ちをしたクラウスの言い訳はどんなものなんだ?とワクワクしつつページを捲りました。
読み進めるうちにクラウスの人物像がはっきりしてきます。
王としての資質、行動力は十分のよう…

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