ゆき林檎さんのレビュー一覧

玉響 コミック

ゆき林檎 

後世へ語り継ぎたい作品

個人的なことですが、商業BLを読み始めた頃に手に取った思い入れの深い作品です。
(ずっと二次創作畑にいたので商業BLに目覚めるのが遅かったのでした)

▼キーワード
『大正浪漫、全寮制の旧制高校で幼馴染が再会、切ない、美しい』

▼絵柄
ノスタルジックな雰囲気のストーリーに説得力を与える圧倒的画力。
キャラの感情が髪の毛一本にさえ込められているかのような、繊細な描写が印象的です。

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セカンドワールド コミック

ゆき林檎 

ゆき林檎先生の大好きな作品の一つ

ゆき林檎先生の、大好きな作品の中の一つです。
まず絵が本当に美しくてずっと見ていられる…

お話も、ぎゅっと胸を掴まれるような切なさのあるもので、女装やコスプレ系には全く興味がない自分も主人公・夏川に共感し、一気に読めちゃいました。

女装コスプレが趣味の夏川。ある日それが後輩の千秋にバレてしまい、秘密にしてくれるよう頼むと交換条件を出されます。
それは「コスプレして千秋の言うことを聞…

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玉響 コミック

ゆき林檎 

大正ロマンな世界観がエモい

舞台は大正、西洋化に伴い同性愛にも厳しかった時代。
貿易商の跡取りだが愛人(外国人)の子供として生まれたハーフの主人公と作家志望の庶民の2人が何度も離れ離れになりながらも惹かれ合います。
旧華族スタイルや袴姿が登場人物のカッコ良さを引き立てて良きです。
果たして2人は結ばれるのか?立花の生前最後の原稿の行方は?
エピローグのラストシーンはエモすぎて号泣しました。人生って尊い。愛するって素晴…

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玉響 コミック

ゆき林檎 

間違いなく神作品

もう、何回読んだことでしょう。第一部の最後の一ページの圧倒的な芸術性。ペンと紙でここまで抒情が表現できるなんて。炎に焼かれて燃え上がり、灰になって落ちてくる燃え殻。それが音の響きを想像させる、壊れたラムネの瓶から弾け飛んだ飛沫に変わる。走る少年の後ろ姿は、走っていながら止まっている静止画のよう。美とは何か、定義することは難しい。けれどもゆき林檎先生の作品を読めば、美を目で見て、そして心で感じること…

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或る日 コミック

ゆき林檎 

立花と朝倉のその後が読めます尊

玉響の番外編。
朝倉が家族に話をしに行った後、立花の所に戻ってくる話です。

立花って狡い男だと思うのですが、絶妙な色気といやらしさを持っていますよね…。
朝倉のフェラで、頭を押し込み「飲んで 全部」と言ってしまえるの立花だからこそですね。
そして朝倉も立花の全てが欲しいと思っている、二人の関係が幸せなのにどこか切なさも感じます。

玉響最後はもの悲しい余韻が残りましたが、あのラスト…

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少年と神隠し コミック

ゆき林檎 

美しい

レビューを見て読みました。
おお……なんだか心が洗われるような。
ほわっとやさしい絵にぴったりのきれいなお話でした。
エロエロではないのですが(描写もやさしい)、ふたりの初キスがなぁんかエロティックで。
呉服屋の娘さんがキスしてきた時は、なんと積極的な…!修一郎も目をつむるな!!とイラッとしましたがwそれ以上進まず素直になってくれてよかった
何とか永く一緒にいられる術はないものか。
と…

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グッドバイライラック コミック

ゆき林檎 

一途に先生を追いかける受けに涙…

恋愛に興味のない教師 × 教え子の再会ストーリー。

すごく頻繁に、というわけではないのですが、ふっと気付いたら手に取り読み返している作品です。

とにかく、受けの加藤くんが一途で健気で…!!
健気受け一途受け、切ない作品好きな方にすごくヒットする一冊だと思います。
かくいう私も心を撃ち抜かれました。。

先生を想う加藤の気持ちの強さに苦しくなって泣けてきちゃう。
いくら強く想っ…

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或る日 コミック

ゆき林檎 

多幸感がハンパない最高の番外編!

玉響のラスト、麻倉が実家に戻って帰ってきてからのお話。

こちら濡れ場がとても官能的で素敵でした。
本編は少しエロ少なめだったので、こちらで甘々のエロを読めて嬉しかった〜。
 
とにかく始終甘々で多幸感が半端ないです…。
本編が気に入った方には、マストで読んでいただきたい神作です♪

二人の友人松本と年下社員レイモンとの、5P書き下ろしもあり。
こちらも短いのにめちゃくちゃいい!…

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玉響 コミック

ゆき林檎 

大正ロマンな幼馴染再会愛

時々目にするこちらの作品、高評価で試し読みも面白かったので読んでみました。

まずタイトルは「たまゆら」なんですね。ずっと「たまひびき」と思ってました^^;

大正時代のお話。
学生で幼馴染の再会ラブストーリー。

受けの浅倉はハーフで美人、攻めの立花は女性にもモテる男前です。特に立花には憂いを帯びた色気があって大変良きです。

浅倉は貿易商の息子で華族、一方で立花は平民です。

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こい、こわれ 小説

椎崎夕  ゆき林檎 

初読み作家さんです


あらすじと試し読みを読んで面白そうだと思ったので買ってみました。
個人的に、攻めの前原みたいなキャラ(無愛想だけど恋人にはぞっこん、みたいな感じ)が好みなので楽しく読みました。

受けの元カノとその結婚相手が登場しますが、割と本気で読者をイライラさせるほどの存在感があった気がしました笑
受けの流されやすい性格とそれを分かった上で来るもの拒まずな態度のせいももちろんありますが……。

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