キヅナツキさんのレビュー一覧

ギヴン 5 コミック

キヅナツキ 

それぞれ意味の違う涙に魅了された

 まだ最終巻ではありませんが、クライマックスと言っても過言ではないほど、満足感がたっぷり味わえる巻でした。何よりも、秋彦が雨月と決別し、春樹の手を取ったことに感動。雨月を愛していた、でも、音楽を楽しいとは思えなくなっていた秋彦。彼がもう一度音楽の楽しさを思い出せたのは、ギヴンというバンドと、春樹という存在のおかげだった。そこで彼は恋にも音楽に対する気持ちにも決着をつけて、雨月の元を去る決断をした。…

4

ギヴン 4 コミック

キヅナツキ 

春樹の涙がたまらない

 今回は秋彦と春樹に重点の置かれたストーリーでした。今でも両想いな秋彦と雨月。ただ、お互いが音楽の道を極めるには、相手の存在が重荷になってしまう。これは2人の中での非常に感覚的な話なんだと思いますが、感性で作曲し演奏する以上、やはり見て見ぬ振りはできない感覚なんでしょうね。一見両想いなら音楽面にも良い影響がありそうだけど、特に雨月にとっては、秋彦に無防備な自分を晒け出す生活の中では思うような演奏が…

1

ギヴン 3 コミック

キヅナツキ 

恋が成就して短髪になった春樹を見たい

 立夏達のバンドは初ステージの後トントン拍子で調子を上げていき、フェスの二次審査も通るほど実力が認められ、読んでいて気持ち良かったです。上手く行き過ぎとも思えるかもしれないけれど、元々1人ひとりの技術力もしっかりあって、そこに真冬の人の心をぐっと掴む声が乗っているわけですから、客観的に考えても納得の反響なのかなと思いました。もちろん今後壁にぶつかることもあるだろうけど、皆で踏ん張ってどんどん前へ進…

2

ギヴン 2 コミック

キヅナツキ 

真冬の激情が伝わった

 1巻よりも演奏シーンにかなり躍動感が出ていて引き込まれました。このバンドがどんな激しい音を奏でているのか、そこに真冬の激情を孕んだどんな声が重なっているのか、イメージが膨らみます。真冬と由紀の話も切なかったです。彼が真冬を心底愛していたことを知り、彼の死の直後から今立夏とバンドを組んでステージに立つまでの間、真冬が由紀について折り合いをつけることはどんなにしんどい作業だったただろうと思いました。…

0

ギヴン 1 コミック

キヅナツキ 

BL面に期待大

 バンドの演奏シーンには雰囲気に頼っていてまだまだ躍動感が足りないかなぁという印象を受けましたが、肝心のBL面についてはこれからどんな風に上ノ山が真冬と距離を縮めていくのか気になる終わり方で、続きを読みたいと思わせるには十分だったと思います。真冬の歌やバンド全体の演奏シーンはまだそこまで多くはないので、2巻以降もっとイメージしやすい濃い描写になることを期待しています。

 真冬のほわほわ感は最…

1

ギヴン 5 コミック

キヅナツキ 

読んだ後の余韻、やばいです。

青春ですね。

遂に、春樹と秋彦、雨月の三角関係が....。
もう、雨月の涙が美しすぎました。春樹の恋を応援したいけど、雨月と秋彦が別れるのも悲しい...。
とはいえ、春樹、秋彦おめでとう。

真冬と立夏は高校生ならではの距離感、ニヤニヤが止まりません。たまに見せる真冬の脆さと切なさが最高に好きです。あと、浴衣姿可愛いです。
柊と真冬の絡みが最高.....。


とても良い本な…

10

ギヴン 1 コミック

キヅナツキ 

BLとしても音楽マンガとしてもすごく微妙でした・・・

大人気シリーズなのにずっと手を出していなかった本作。
ミーハーなもんでアニメ化まで決まったとあってはこりゃそろそろ読まねばと。

・・・と意気込んでとりあえず1巻読んだんですが、ストーリーにあんまりハマれなかったのと、音楽大好き&バンド漫画大好きマン視点で色々もにょもにょしてしまったのとで、残念ながら「続き読みたい!」とはならない作品でした。

いちばん致命的なのは、演奏シーンがお世辞に…

25

ギヴン 5 コミック

キヅナツキ 

神は神なんだけど。。。

こんなにも一つの作品またはカップルについて誰かと語り合いたいと思ったことはありません。5巻を読んで皆さんどう思われたでしょうか?気になります。

登場する2組のカップルどちらもの片割れが、過去の大恋愛の末(真冬の場合は恋愛以上の理由があると思いますが)、新しい相手に出会ってからも未だに大いにそれを引きずっているという。。。上ノ山と真冬カップルはそれでもこれから少しずつしこりが溶けてゆきそうです…

21

ギヴン 5 コミック

キヅナツキ 

うお───!秋彦ぉ────!!!

なんかもう冒頭からタケさんがいい人過ぎて
タケさんにも幸せになって欲しいと思ったくせに
実際彼女さんができちゃったなんて寂しいという身勝手さですみません…。
code.22の扉絵やばいっしょ!!タケさーん!!

春樹の想いが報われた、それだけで手放しで喜べそうなものなのに
雨月の気持ちが私には分かりづらかったような…。
秋彦は「今まで沢山傷つけてごめん」と謝っていましたが
むしろ秋…

7

ギヴン 5 コミック

キヅナツキ 

きっと、大丈夫

春樹が秋彦をあきらめる4巻に続いて、この巻は、思考停止に陥っていた秋彦がようやく立ち直るお話。
真冬は、フェス予選に向けた新曲の歌詞作りに詰まって雨月を訪ねます。
どうしようもなく固まってしまっていた、雨月、秋彦、春樹の関係が、真冬の歌で解れだすライブシーンが圧巻です。
歌詞そのものや、歌のメロディーは、絵ではわからなくても、
ずっとこのままと思って、どんなに望んでも、きっと朝は来て、何か…

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