キヅナツキさんのレビュー一覧

ギヴン 1 コミック

キヅナツキ 

少し重たい雰囲気が良い...

バンドに明け暮れる主人公が、いつものお昼寝スポットで"弦の切れたちょっと良いギター"を抱えた寡黙な少年と出会ってしまいます。

バンドの、音楽の、美しさと、
少し重たい雰囲気と切なさが、
完璧に融合しています...
バランスがちょうどいい...!

まふゆの気持ちを考えると、本当に切なくてしんどいですが、それでもやっぱりどこか元気づけられる、そんな作品です...!…

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弔いの古城 小説

華藤えれな  キヅナツキ 

命を弄る前に考えないといけないことが一杯詰まってた

「小説b-Boy ホラーBL特集(2013年7月号)」に収録の短い作品だけど、
ホラーじゃ済まない、読後考えてしまう真面目な要素一杯。

「どうしてなのか、それは「きっと淋しかったからだ」」とアキが古城で回想する場面が印象的。
もし、アダムからイブが生まれた経緯が似た理由で、孤独な科学者の為せるものだとしたら?・・等々、読後連想してしまった。

細胞分裂から生命体の形を作り上げることは…

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リンクス コミック

キヅナツキ 

いつの間にか引き込まれていた

作者さんの作品は初読みでした。
オムニバス形式で、始めは登場人物の多さからこんがらがりますが段々と分かってきます。
そうなったらもう物語の中に引きずりこまれている。

1話1カップルという作りではなく、複数カップル登場する事もあるし、再登場もするので余計に複雑ですが、何回か再読すれば理解できると思います。

とりあえず
①ラジオDJ関谷(黒髪眼鏡)×カフェ店長新発田(いつもにこやかト…

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BLアワード2020記念冊子 コミック

はらだ  ヨネダコウ  ときしば  那木渡  じゃのめ  腰オラつばめ  倉橋トモ  本郷地下  水田ゆき  奥嶋ひろまさ  犬居葉菜  凪良ゆう  嶋二  池玲文  CTK  あがた愛  蔓沢つた子  楔ケリ  ナツメカズキ  市川けい  まさき茉生  吾妻香夜  鈴丸みんた  座裏屋蘭丸  南月ゆう  一穂ミチ  木原音瀬  キヅナツキ  重い実  yoco  高崎ぼすこ  小東さと 

制作秘話や、裏話好きなら買うべし

BLアワード2020記念冊子買ってよかった。裏話大好きだから。
内容盛りだくさんだったので、全部は書ききれない。

[印象に残ったところ]
[作中に別作品のキャラが紛れ込んでいる]や、[関係がうまくいかなくなってから服装と髪型が適当になっている]など気付いてなかったなー。
先生方に聞く作品の見どころシーンを
もう一度意識して読み返したいなと思えた。

はらだ先生を構成する三作品に『…

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弔いの古城 小説

華藤えれな  キヅナツキ 

禁忌の存在と人と

大きなネタバレは無しのレビューとなります。
人間との境界が曖昧な存在×人間の組み合わせがお好きな方におすすめの短編作品です。
フィンランドの古城が舞台となる今作。
キヅナツキ先生のイラストが素敵。
本編のモノクロイラストはもちろん、カバーイラストのオーロラの色味が綺麗だなあ。

華藤先生といえば海外の空気を感じさせるような情景描写が巧みな作家様ですが、こちらの作品もフィンランドの自然の…

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雪村せんせいとケイくん コミック

キヅナツキ 

こっぱずかしくて (^^;;

キヅ先生初読み。
ギヴンはアニメをさらっと見て、原作未読、映画未視聴です。

絵はきれいです。
でもギヴンで感じていた、かっこつけ感がすごかったw

特に表題作。
特に北上w
北上だけでなく雪村もですけど、ポーズの決め方?がめっちゃかっこつけていて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいww

セリフも…北上が雪村のことを話すとことか、雪村がケイについて思うとことか…もなんか若…

2

ギヴン 2 コミック

キヅナツキ 

展開が早い

アニメが衝撃的でマンガを購入しました。
どちらも死ぬほど泣きました。

内容としては真冬が自分の過去と決着をつけ、今の気持ちに気付く的な感じですが
それでいいのか…!?と私は思ってしまいました。
ライブの感じや全体の雰囲気はとてもいいのですが、展開が早いなという気がしてしまいました。
真冬の過去を知った読者としてその重たい過去(由紀の存在)をまだ大切に扱って欲しかったという気持ちがあっ…

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雪村せんせいとケイくん コミック

キヅナツキ 

同時収録の秀逸さが際立つ

久々に読んだのですが、記憶していたのと全然違う内容でした。
別の作品と混同してしまっていた。
こういうことがあるから拙いレビューでも残す意味があるのですね。

表題作ともうひとつの中編が半分ずつ収録されています。

「雪村せんせいとケイくん」
27歳、見目麗しい大学講師・雪村と、20歳の大学生・ケイの話です。
若者特有の勢いで雪村の研究室に入り浸り、真っ直ぐに口説いてくるケイに戸惑…

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ギヴン 1 コミック

キヅナツキ 

バンドを通してみる青春恋愛群像劇。

話題作だったので既刊読破しました。
BLではありますがはっきり言うと全体的に薄いです。
主要CP二人を中心にするのかと思えば巻数を増す事に「実はコイツも」「実はコイツにも…」と次々と登場人物が増えて物語は群像劇となって行きます。
主要CP二人だけ重視という作品を求める人には注意。
自分はそのつもりで購入したので途中巻で主要人物交代が長く拍子抜けしました。

巻末にある四コマは面白いので…

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ギヴン 6 コミック

キヅナツキ 

恋愛以外ハイスペック上様

以下ネタバレありますのでご注意ください。


今回は柊たちと上様を中心に話が進んでいきました。
真冬の気持ち以外にはハイスペックさを存分に出してくる上様が見られます。

柊たちのバンドに上様がサポートに入るのまでは、うん想定内。
そこからまさか「上様vs由紀」戦が始まるなんて思っても見なかった。

まぁ厳密にはvsってのはちょっと違うけど、「上様が、由紀と向き合う」っていう意味で…

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