高崎ぼすこさんのレビュー一覧

どうにかなればいい 小説

ナツ之えだまめ  高崎ぼすこ 

攻めの作る作品が魅力的

ナツ乃えだまめさん、初読み。
表紙に惹かれて入手。

何が魅力的だったと言って、攻めの大介の作りだしている作品世界。
彼が主宰する工房オゴホゴの
プリミティブなエネルギーと色彩溢れる作品、
これをリアルで見てみたくなった!というのが一番の感想。

物語は……
中学生と大学生で出会った誠二と大介。
誠二は業界第3位のディスプレイ会社の御曹司、
かたや大介は美大を出たのち、仲間と…

7

お稲荷様のおねだり 小説

火崎勇  高崎ぼすこ 

プリン大好きお狐さま

ケモミミぽっいのは苦手な方ですが、これはわりと安心して読めました。
お稲荷様という神様だからでしょうか。
プリン好きな甘党のお稲荷様とか可愛すぎ(*´∀`)
いや、外見は可愛いではないのでしょうが。
それと誠一郎のじつはすごいところとこか、ただ守られてるだけじゃないというのも良かったです。
最近、男前な受けさまが好きです。

あとあと!!作中に出て来るカレーとプリンが食べたくて食べた…

2

いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

もっと読みたかった!

評価買いです。「たとえ~」シリーズがよかったので、こちらにも期待して読んでみました。

前半のクラウスと春季の穏やかな関係に癒されました。研究一筋で恋愛なんてかけらもない春季を可愛がる様子が甘く、うっとり。そこに横やりを入れてくるテオドールのウザさと言ったら!w
クラウスにすげなくされたテオドールが案の定卑怯な手を使ってきまして、それが本当にウザい。正体に気づいているんだから、クラウスももっ…

5

恋獄の椿姫 小説

葵居ゆゆ  高崎ぼすこ 

凌辱プレイはエロいですが……

舞台は、戦争に負け、大陸の連合軍に支配される
とある小国(日本に似た島国)。
両親を亡くし、一人で弟を養う翡翠(受け)は、軍の顧問官・ジュリアス(攻め)に気に入られ、スパイとして様々な性技を仕込まれる。

張り型(蛇を象った棒)を入れられた状態で
弟に会ったり、
全裸で飲み物を運ばされたりと
凌辱プレイがなかなか豊富。
気の強い翡翠が、弟を人質にとられ仕方なく
数々の屈辱に耐える…

12

共犯者たちの蜜約 小説

矢城米花  高崎ぼすこ 

共犯者としてのお互いの駆け引き

矢城さんもエロに特化した作家さんと評判があるようで以前から興味があった。
この本が初読みなのだが、まず最初に感想を言うとこの話はエロ萌えも、復讐劇としても中途半端に感じた。

エロシーン自体は冒頭から実父の凌辱、母親の遺骨を盗んだ脅迫犯の指示に従う中での電車内の集団痴漢、脅迫犯によるレイプと初っぱなからかっ飛ばしている。
地雷がある人はこの冒頭で挫折するかも知れないが、この話のメインはエロ…

2

囚われの人 小説

水原とほる  高崎ぼすこ 

衝撃的

面白い作品でした。弟のドロドロとした執着心が上手く描かれていて話全体もサスペンスぽくてドキドキしました。また弟の可憐な容姿や実は恐い性格にも惹かれました。でも一方で、兄の心情が急展開すぎて「ん?」ってなりました。
まず、なぜ優しかった兄の態度がいきなり冷たくなったのか分かりません。また、両親が死ぬ以前は本当に美月を可愛がっていたのに、ずっと前から美月の不気味な性質に気づいていたというのも不思議で…

4

囚われの人 小説

水原とほる  高崎ぼすこ 

いつもの水原作品とちょっと違う

ちるちるさんのあらすじを読み、理不尽な攻めと可哀想な受け・なんかエロそうな設定、いつもの水原ワールドだ!とワクワク読み始めたんですが、ちょっといつもと勝手が違う・・・なんと受けが性悪でした。病んでるというか自覚のない無垢な悪魔というか。

私はBLの受けは心の綺麗なカワイコちゃんが好きなのでそういう点では「しゅみじゃない」評価になるのですが、サスペンスみたいな雰囲気や、攻めの見ている前でエロジ…

4

うなじまで、7秒 小説

ナツ之えだまめ  高崎ぼすこ 

表紙からフェロモンダダ漏れ

ナツ之さんの作品は初読みです。
完全なる表紙買いと、電子版がお安くなっていた時に購入。
表紙はとにかく素敵で、色気ムンムンです。
本編の視点は攻めと受けの二種。三人称。
サイドストーリーと称された後半は、受けの部下の清水、受けの妻、取引先の社長視点が三分割されそれぞれ一人称で書かれた物と、受け視点の本編のその後となっております。

**********************
受けの…

4

いとしい、ということ コミック

高崎ぼすこ 

なんだか勿体ない

ここでのレビューを読んで一度はスルーしたのですが、表紙の絵の綺麗さから中身がどうしても気になって買ってしまいました。

読んだ感想としては、、、
先のレビュアーの皆様のレビュー通りだったなぁという感じです。
絵は本当に綺麗で色気もあってウットリします。
特に表題作の嘉山は泣きボクロが色っぽい、私の好みドンピシャの美人さんでした。
でも…読み終わった時の印象がどれも「可もなく不可もなく」…

3

強姦島~あえぐ夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

ノミネートしたい

「中身はタイトルほどディープ・インパクトじゃないから」ー好きな作家さん、絵師さんなのに、購入する勇気がどうしても出なかったわたしにこの本を貸してくれたありがたい腐友のお言葉です。
 たしかに、タイトルと舞台装置は衝撃的でしたが、中身はエロもバイオレンスも、通常のBLの範疇に十分収まってます。というか、収まりすぎたからこそ、こちらの皆様のレビューでも「名前負け」扱いされているのでしょう。

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