笹原亜美さんのレビュー一覧

下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

御曹司(30)の家出から始まる物語

作中の隆二の言葉を借りるのならば、なんだこの宇宙人攻めは…?と、序盤の印象からてっきりコメディ寄りのお話なのかと思っていたのです。
いやはや、違いました。もちろんクスッと笑えたりもするのですけれど、もっと深くて社会派なテーマを扱ったしっかりと地に足の付いたお話です。
良い話というか、考えさせられる話というか…なんでもないようなさり気なさで描かれた1シーンの中で、思わずハッとする気付きがあるんで…

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白虎と政略結婚 小説

櫛野ゆい  笹原亜美 

愛が むきだし

琥珀(受け)と高彪(攻め)は政略結婚の相手として引き合わされます。
少なくとも琥珀は そう思ってる。なので、真心を込めた贈り物を たとえ毎日 琥珀に贈っても「自分が白秋家に娶られたのは予知能力があるからだ」と思い違いされている高彪が いささか不憫に思えてきます。
琥珀が自分のことを大切に思えなくなった元凶が、義父の六輔です。強欲で私利私欲でしか動かない キングオブクズ人間であります。(後に ざ…

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白虎と政略結婚 小説

櫛野ゆい  笹原亜美 

帝に使える神獣の子孫と預言者の恋

「銀狼と許嫁」は狼。今作は白虎。
ひと捻り加えた獣人もの。癒しのハピエン。
フカフカの毛並みの描写が上手い。挿絵も可愛い。

藤堂六輔:強欲な貿易商。
予知能力を持つ真珠母子を、商材に使う。

藤堂祐一郎:
藤堂の息子。優しい義兄。父親により国外追放。

白秋高彪:祐一郎の友人。四神・神獣の末裔。

真珠:予知能力を持つ。琥珀の母。藤堂の後妻に入る。
琥珀について観た予知…

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転生したら殺人犯に恋人宣言されました 小説

松雪奈々  笹原亜美 

おもしろかった

記憶喪失ものでした。
執着攻めが信用されなくて頑張る話でした。

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転生したら殺人犯に恋人宣言されました 小説

松雪奈々  笹原亜美 

本当のことを言っているのは誰?



階段から落ちて前世を思い出した代わりに今までの記憶を無くしたシリル(受け)。
一緒にいたのは好みの男性。どこかで見たことがあると思ったら、前世で姉妹がやっていた推理ゲームの殺人犯ジュード(攻め)。
自分はゲームでジュードに殺される被害者だと気づく。
なのに、ジュードは自分達は恋人同士だったという。執事に聞いても友人に聞いてもそんなはずはないという。どちらが本当なのか。
殺されたくな…

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下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

家出してきたボンボンと、こども食堂と。

まず言いたいこと。
シャレード文庫、紙の発売と電子化がぐぐぐっと短縮になって嬉しいです。
今まで紙で発売されてから電子化されるのに、半年近くかかっていたのでリアルタイムで読めるようになって嬉しい。
ありがとうございます。

受けの隆二の育ってきた境遇がなかなか辛かったですね。
今日一日生きることで精一杯で、未来のことを考える余裕なんてない。
公的な支援が存在していても、怒られるんじゃ…

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「下町暮らしのセレブリティ」コミコミスタジオ特典ペーパー「気になる年の差」 グッズ

ぷぷっと笑う

大好きだった本編の攻め視点の後日談でした。ええわあ、この攻め。


++

30歳になろうかという攻め。19歳の可愛く思えてしょうがない受けのバイト先までタクシーでお出迎えです。(運転手付きじゃないだけ、まだマシ)
まだまだバイトをがんがん突っ込む受けを心配して、コンビニでレジ打ちしている様子をチェックしていると、他のコンビニバイトの方が「何かありましたか・・・?」と聞いてきて という…

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下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

攻めが超好き

先生買い。攻めがさいこー----に好き。金ある美形、余裕なくっても余裕あるように振舞えるずるい大人!!!!でも坊ちゃんなんで、ぽこって抜けているところもあるんですよう、あー好き。こんな攻めとめっちゃ苦労しているド根性カエルみたいな受けとの海野先生らしい人情味あふれるお話、本編290P+あとがき。

じいちゃんが交通事故で意識が戻らなくなったため、ありとあらゆる日雇いのバイトで稼ぎ、なんとか子ど…

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「下町暮らしのセレブリティ」コミコミスタジオ特典ペーパー「気になる年の差」 グッズ

少しづつ世界を広げています

本品は『下町暮らしのセレブリティ』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、春川のセレブぶりがわかるお話です。

今夜は隆二のバイトが終わったら
高卒認定試験に向けた勉強会の予定で

春川は仕事帰りに隆二のバイト先のコンビニに
タクシーで向かったのですが
レジの中にいた隆二にはどこのセレブかと思ったと
眉を顰められてしまいます。

バイトの上り時間まで
春川は買…

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下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

タイトルイメージと違いました

今回は大手企業の跡取り息子と
子ども食堂を代行する青年のお話です。 

受様の住む食堂に転がり込んだセレブな攻様が
不憫すぎる受様を幸せをもたらすまで。

受様は中卒で学歴もなく、資格もなく
知識も技術もなければ、器量の良さも愛想も有りません。

ところが1週間前に
受様が働く食堂の店主が交通事故にあい
本業の食堂は閉める事となったのですが

ボランティアで行う子ども食堂…

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