井上佐藤さんのレビュー一覧

子連れオオカミ コミック

井上佐藤 

チッチとあっくん、みやもとそんとたのけてー

今年GW中、新旧問わず読み漁った結果、何度も読み返したのがこの作品です。
子供が出てきたり、産んじゃったりする物語は全然好きじゃないんですよ。
でもね、どハマりしました。

題名通り父子家庭同士の、年月を経た愛の物語です。

ハマりどころは、、、BL神がいるのなら「えっ?そこぉ?」と怒られそうですけど、仕方ないよ、父子家庭の息子たち、チッチとあっくんにノックアウトされまちゃいましたもん…

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オオカミの血族 コミック

井上佐藤 

♯これぞ、一途な恋!

非常に素晴らしかったです!
「子連れオオカミ」のスピンオフ、表題作の『オオカミの血族』はもちろんのこと、同時収録作品もとても読み応えあります‼︎

「子連れオオカミ」は既読でしたが、こちらは今回初めて拝読致しました。
予想では、あっくん×チッチになるのかなー?と思っていたのですが、意外や意外…のん×あっくんCPでした。

あっくんも一途でしたが、のんも相当なもの…。
幼い頃からの思い…

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SMOKER コミック

井上佐藤 

落ち着いてるけど中身は結構可愛いリーマン達

 同じ会社の喫煙所でスモーカー達が繰り広げる大人な恋愛の短編集でした。登場する煙草の銘柄も各短編によって異なっていて、私は非喫煙者なので詳しいことは分かりませんが、甘いフレーバーの銘柄の時は本当に甘い匂いが漂ってくるようで、井上先生の技量の高さを感じました。

◆SMOKER#03 Peace
 シリーズの中で一番好きな作品です。営業課で三好をライバル視している芦沢。顔を合わせれば喧嘩腰にな…

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SMOKER コミック

井上佐藤 

セクシィな作品集

煙草がキーとなる、何ともセクシィな連作集。
それぞれ短い話だけれど、濃密です。

余り吸う人がいないエコーを吸う男と、彼に焦がれた男。
優柔不断な上司に片想いの部下。
会えば喧嘩の気の合わないと思っていた同期が実は…!
同じく同期もので、17年もの長い間の言えずに煮詰まった好意の果て。

何と言っても彼らの肉体そのものや体位から感じられる直接的なエロさ。そして目線や煙草のけむりから…

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ポルノトピア コミック

井上佐藤 

いじめられ損

「エンドルフィン・マシーン」で、五樹先生の素行調査を依頼してきた副院長のおはなし。

五樹が新人として青野整形外科の下請けであるA整体院に入ってきた時から始まります。
顔がいいだけ、東洋医学かぶれ、思い上がって、患者の人気取りして。ああ鬱陶しい。
その顔で、オバさんを釣っているんだろう。
…と、どんどん五樹にキツくあたるようになっていく青野。そして。
青野のイラつきは、五樹にカラダをま…

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エンドルフィンマシーン コミック

井上佐藤 

まだエロはエロで描いている時代

井上佐藤さんのデビューコミックスという事なのかな…
今現在「10DANCE」で押しも押されぬ、の場所におられる先生ですが、この頃の作品は随分とエロ特化というか…
いや、エロは今も物凄くエロい。ただ、「10DANCE」のエロはセックスを経ずとも読み手に感じさせるエロ、この頃のエロはセックスシーンのとてつもないエロさで描かれているように思う。

「エンドルフィン・マシーン」
「エンドルフィン…

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オオカミの血族 コミック

井上佐藤 

より一層、濃い

「オオカミの血族」
「子連れオオカミ」の続編。
宮本が、田所と別れてた間にもう一度結婚してその時に出来た子供の「のん」と、田所の子供「あっくん」のお話。
あっくんと、宮本の第1子・チッチ、のんの3人は、ゲイカップルに育てられた子供達です。
思春期に自分の両親は他の家族と違うと気付き、反抗期へ。
しかし、あっくんはチッチに恋してて、でもその気持ちを受け入れず家を出て寄り付かず、女性と無理に…

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子連れオオカミ コミック

井上佐藤 

エロい空気感がさすが

久々の再読。もう沢山のレビューがありますので感想だけ。

「子連れオオカミ」
「蘇る子連れオオカミ」
お互いバツ1子連れのパパ同士のお話。
そしてお互い保育園児の子供の世話の大変さも描かれていながら、いわゆる「子育てものBL」の雰囲気が無い。非常にエロい空気に驚きました。
その後くっついてから片方が逃げて一度別れる、っていうのも斬新だったなぁ。
(この子供達のその後が「オオカミの血族…

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10DANCE 4 コミック

井上佐藤 

惚れた方の負け

 相変わらずキス止まりな2人ですが、気持ち的にはお互い恋も自覚してかなり進歩していると言っても良いのではないでしょうか。どちらかというと今まで振り回してきた側の杉木が、毎回切り替えは早いものの、鈴木の言動に動揺するような表情を見せるシーンも多くなってきていて、スタンダードの帝王のポーカーフェイスが崩れるのはとても見応えがありました。世界で闘うダンサーと国内のみで闘うダンサー、まだまだその差はあるけ…

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10DANCE 3 コミック

井上佐藤 

私的な感情を見せることが増えてきた

 1、2巻に比べるとダンスの練習や競技会などの描写は少なく、若干箸休め的な印象を受けました。その代わり杉木と鈴木のプライベートな時間での絡みが多く、お互い相手への感情や熱を少しは自覚し、BLとしての糖度は増していたように感じます。杉木が鈴木のダンスレベルを上げるためには自分以外のダンサーも必要だと分かっていながら、彼が自分ではない誰かからダンスを吸収するのが嫌だと思う描写もあり、杉木の強い独占欲が…

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