グクジン
両性具有をメインに、周りの人たちとの関わり、彼等の苦悩を描いたシリーズなので。
全部読まないと、納得しづらいところもあるかも…。
この後、一宮 × 雪野 カップルに何かと絡んで来る 都月は、その身体を蹂躙されたトラウマを持ち、その子供、桐ちゃんは、両性具有の身体を持て余している。自身の性に戸惑っているのだ。
特に、都月のトーンはシリアスだったりダークだったりするのだが、そんなシリーズの中では…
私は、三上 × 都月 の息子たちの物語から読んで、その両親の話に遡ったクチなので、
都月の辛かった過去を乗り越え、三上の激しい執着の末に結ばれた二人という、
言わば、後日談のあまあまバカップルから読んでいる事になります。
本作は既にその片鱗が見える。都月は長男の光をそのお腹に身籠っている。
幸せいっぱいのマタニティ期です。
作中で、三上も感じていますが、都月は、ビックリする程両性具有とい…
桐ちゃんが可哀想過ぎて、少々ツライ。ツライです。
自身の性欲を認められなくて。(そりゃそーだ‼︎)奔放過ぎる両親のセックスを気持ち悪いと思い、(そりゃそーだ‼︎両親がいつもヤッてるとこを見たくは無いよね。)心が、欲しがる躰に追いついて行かない、とっても苦しい状況です。
そんな色気ダダ漏れの桐ちゃんを前に、やっぱり悶々と盛ってしまう湊。
ダメなんです。この子は。女の子にも相当モテる筈の湊は、こ…
「目付きが悪い」と書かれているが、桐ちゃんの目付きはとっても艶っぽく色気があるのだ。
男子生徒が無闇に毎朝抱きついてこようとする(⁈)とかで、すっかり腕っぷしも強くなってしまった。男限定で、モッテモテなのだ。桐ちゃん自身、その事に戸惑っている。「俺は女じゃない!」人一倍その思いが強かったのに。
母である那折が男性の身体で、両性具有であること。男同士の両親から生まれたこと。
そして、両親が今で…
私は三上と都月の息子、桐の話がとっかかりでこのシリーズを知ったので、三上と都月が、子供たちが居るのにも関わらず、エッチしたいばっかりのバカ親カップルだとばっかり思っていました。
実際、その後の彼等はほのぼのするくらいのバカップルぶりで、シリアストーンを一気に柔らかくする良い親ぶりを発揮しているんですが、この二人がこんなにも荒んだ過去の上に成り立つ関係だとは思ってもみなかったので、少なからずショッ…