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釘宮つかさ 小禄
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ネタバレ
家族仲に恵まれず孤独な王子シャルル。 そんなシャルルの初めての友達であり初恋の君オスカー。 でもある年からオスカーは会ってくれなくなり、手紙を書いても音沙汰なくて…。 シャルル視点のお話でシャルルが乳母や使用人のアンリしか頼れず、オメガである自分は次の王になるアルファの子を産む為の存在で。 けれどくさらずめげず努力して軍に入り、剣の腕も磨き仕事も頑張っていて。 そんなシャルルに婿…
釘宮つかさ サマミヤアカザ
良かったです。 毎日顔を見ないと安心できない。いつも頭の中がその人のことでいっぱい。もっと会いたいそばにいたい。 恋ですね! 王太子アレクセイとパン職人ミハル。 ミハルが神の子か!ってくらい良い子で。 家族を亡くし誰にも言えない大きな秘密を抱えて、アレクセイに大切に大切にされて。 アレクセイと一緒にいるととても安心する、家族といるみたい…ってもしかしてそういう事だったのかな? …
ちゅんちゅん
生まれながらの宿命をもった二人 最後の肉親を亡くし孤独になったパン職人のミハル(受け)は助けてくれた両親の故郷の王子・アレクセイ(攻め)に連れられて両親の故郷へと帰ってきます。 出会った時からアレクセイが何くれと世話を焼いてくれるおかげで、パン屋を開くことができ、周りの人達の助けもあって順調に町に馴染んでいきます。 二人ともとても芯が強い。どちらも人とは違う宿命を持ち…
釘宮つかさ やすだしのぐ
確かに本のタイトル通りのお話でした。 しかし何重にも意味があり…。 同僚に片想いをしつつ、少しの触れ合いを大切に胸に秘めていた橙莉。 ある日突然強い衝撃とともに…。 異世界トリップしてしまい。 タイトル通りその国の王だというダミアーノに、凍ったこの国を救うには、王と子づくりしてトーリが救世主を産まなければならないと。 熱烈に口説かれ迫られるトーリ。 だけどなんだか王には不思議…
釘宮つかさ みずかねりょう
「王子は無垢な神官をこよなく愛す」のスピンオフです。 まさかナザリオの使用人のティモにこんなに重い秘密と過酷な虐待があって、今も彼を卑屈に罪深く苦しめていたなんて…。 ティモがいったい何を抱えているの?と途中まではもどかしく、いつ明らかになるのかジレジレしながらも、クラウスの聖人っぷりに目が眩しくて。 一つ一つやっとティモの秘密が明かされていき。 それを温かく受け止めてくれるク…
よしぴす
えー!ティモさんってそんな美人キャラだったんだ!びっくり!! いや、前作で御者で怪我をしてしまったままだった子よね? 勝手にペーターみたいな子を想像しちゃってたんです。垢抜けない感じの普通の見た目で、ちょっとドジっ子みたいな子かと。 みずかね先生の表紙を見たらティモ?え?誰?ってぐらい美人じゃないですか! で、すごくしっかりしてて気が効くしかわいい子だったんですねー。 前作と無理…
物語の何重もの仕掛けと発想に敬意を表して萌×2で! なんと主人公は山羊の獣人さんです。しかも金色の!国に安寧と平和をもたらし、狼王を救ったという伝説の。 とても読み応えがありました。 主人公の幸せを祈りながら読み進め。 ハラハラしたり、ええ!となったり波乱もありつつ、基本溺愛狼王と子山羊ちゃんが無事に結婚するまで。 主人公シリルが切ない境遇なんですよね。なぜここまでシリル…
結婚後の王宮での暮らしです。 弟たちと夫婦で食事を週に1日設け仲良く過ごしたり、別棟で二人だけで食事したり。 シリルは耳と尻尾がよく動くので、なんて可愛いんだろうと食事中もラウリーはガン見? 動く耳や尻尾を恥ずかしがるシリルですが、これまでずっと隠されて来たのだから良かったですよね。 そして食後のお茶をしながらラウリーがシリルの尻尾をなでなで、モミモミ、だんだんいやらしく触って…。…
ポッチ
釘宮さん作品というと、モフモフ、あるいは獣人、といった作品を多く書かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのない獣人のお話です。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 レーンフェルト王国、という国が舞台。 この国には狼族のヴォルフ家という王族がいて国を治めている。 そして、この国にまつわる童話がある。 かつて王であ…
初読作家様でした。 レオンハルトが、最初はすごくカッコいい王子様かと思って読んでいたんです。 そしてナザリオに惹かれているのも、読む側としてはちゃんと伝わる態度でした。 ナザリオの窮地に駆けつけて、助け出すシーンもカッコ良かったです。ヒーローって感じで。 怪我を負ったナザリオを甲斐甲斐しく世話をして、好意を表しているのも微笑ましくて。 …と、こらっ 笑 いい大人がお医者さんごっ…