三田織さんのレビュー一覧

ふたり百景 ~風邪のおわり春のはじまり~ コミック

三田織 

ほのぼのとした優しさ溢れる短編

三田さんらしいほのぼのとした優しさ溢れる作品でした。
同棲カプを描いています。

あらすじのところに
ふたり百景 ~風邪のおわり春のはじまり~(1) 30ページ
と(1)とありますので、続き物かと思いましたが、読み切り短編でした。
もしかしたら「ふたり百景」ということで、この同棲カプを描いた短編が今後も続いていくのかもしれません。
このカップルはどちらもとても穏やかで、愛いっぱいの二…

6

山田と少年 コミック

三田織 

千尋が可愛いすぎる

先生の作品は、やっぱり泣ける。本当に、人に対する優しさや温かさが作品から溢れていて…

受けの千尋が本当に健気で優しくて…
千尋の泣き顔を見ていると、大丈夫、大丈夫だよ、と、こっちが思わず応援したくなっちゃう。

郵便受けにブラウニー渡しちゃうシーンが、特にお気に入り。乙女か!
可愛いすぎるだろ~…と、思わずきゅんってしました!

濡れ場も少ないですが、それでも大変萌えさせて頂きま…

5

いとしのテディベア 小説

小宮山ゆき  三田織 

じわじわ心に沁みます

ふくよか君とイケメン君の、職場内恋愛ものです。
このふくよか君・十和田は、最初から最後までふくよかなままです。途中で痩せてイケメンになったりはしません。脂肪フェチの私にとっては、とても萌える作品でした。

しかしこの作品の根幹をなしているのは、ノンケ×ノンケの恋愛の難しさです。この部分に、本当にしっかり斬り込まれてます。愛があれば大丈夫なんてキレイ事で済ませてはありません。楽しく気楽に読める…

4

僕らの食卓 コミック

三田織 

もっとこういうBLが増えて欲しい

色んなシーンで泣けました…。

この作品、私がメンタルが弱っている時に読んだのですが、登場人物が本当に自分と重なっている所がいくつもあり、そして救われる…。

何だか読んでいる私まで、救われました。出会えて本当に良かったです。先生の作品は本当に優しくて、泣けるんですよね。今の所、先生の作品でNo.1好きな作品です。

近年18禁作品も増えてきて、良い事ですが、私はエロなしBLももっと増…

4

僕らの食卓 コミック

三田織 

おにぎりが食べたくなります

何度でも読みたくなる、温かくてやわらかな作品です。
絵とお話がぴったり合っていて、これ以上ないくらいです。

おにぎりがきっかけで、一緒にご飯を食べるようになった穣と弟の種と豊。
穣と豊が少しずつ距離を縮めていく過程がとても自然ですんなり読めます。
穣は子育て、豊は家庭環境でそれぞれ苦労していたからこその、幸せ。
種ちゃんや穣と種のお父さんにも、豊はすごく救われます。
最後は、うるっ…

3

僕らの食卓 コミック

三田織 

三田織さんの優しさに癒されます。

この方の描かれるお話はなんでこんなに優しいんだろう。
三田織さんを知ったキッカケの「山田と少年」は年の差モノ良さがぎゅーっと詰まった作品でしたが、こちらは同い年の良さが活きている素敵なお話でした。
やっぱりこれもまた、豊と穣が出逢えて本当に良かった!としみじみじんわり。
たくさんの幸せな笑顔に癒されます。

タイトルと表紙だけ見ると子育てモノかと思っちゃうのですが、真ん中の小さい子は左の…

7

僕らの食卓 コミック

三田織 

誰かを救って誰かに救われて。


三田織さんの作品は、いつもこの世界のどこかにこんなふうな出逢いが、ふたりが。ありますようにと思える作品です…

おにぎりをつくりたくなりました。(*ˆˆ*)

そして、種ちゃん(表紙中心の男の子)あってのこの作品!その種ちゃんは、この先、どんなひとに恋をするのかなぁ、豊(表紙右の眼鏡のこ)よりも?誰かを?って。ちょっと、わくわくするような、切ないような。それでもこの3人+お父さん?wが…

3

僕らの食卓 コミック

三田織 

温かな気持ちになれます

ずっとランキングに載っていて読んでみたいなと思って探したのだけれど、どこの本屋さんも軒並み売り切れで手に入らない。で、最近増版がかかったのか、やっと購入できました。

すごく、すごく良かった。
心が温かくなるっていうのかな。

食事を共にすることで徐々に仲良くなっていく。
こういう設定ってBL・非BLに関わらずよくある設定だと思うのだけれど、この作品の素晴らしいところは皆がそれぞれ欠け…

4

山田と少年 コミック

三田織 

おとぎ話のような

あーこれはかわいい。おっさんおっさん言われてますが、まだ20代半ばのガテン系サラリーマンの山田さんと、自分がゲイであることを自覚した悩める男子高校生の千尋くん。転がっている千尋くんを山田さんが拾ったところからはじまるゆっくりとしたラブストーリーです。
男に惚れるなんて、想像したことすらなかった山田さんが千尋くんの可愛さに次第にデレていく様子もとてもかわいかったです。このコミックでは千尋くんのキュ…

3

僕らの食卓 コミック

三田織 

おいしいご飯はココロも満たすね。

豊と穣という(ふたり合わせると)福々しくなる名前のふたりが、それぞれが持つ実は重めの過去やコンプレックスをお互いで癒やし、埋めあっていくストーリーです。あ、ふたりだけでなく、種くんという子供(この名前もまた暗示的)の存在もとても重要ですが。ただ、過去などについては少し描写が不足気味で読者の想像に委ねられている部分もあります。第一の感想は、ふたり(と種くん)、出会えて本当によかったね、ということ。

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