三田織さんのレビュー一覧

山田と少年 コミック

三田織 

振り回される山田

この作品がCDになると知ってちょっと興味があったので購入してみました。
山田が仕事帰りに倒れていた千尋を拾って連れて帰ったことで、千尋が山田のこと気になって好きになっていくのが、失恋でヤケ酒を飲んでいた時に優しくされたことがきっかけだったけど、徐々に惹かれていく様子がかわいかったです。

千尋は同性が好きなことに悩んでいたけど、山田はもともとノンケだし、顔が好みじゃないと言われて安心していたものの…

2

ほっぺにひまわり コミック

三田織 

ヒット作を先に読んでしまったから

2カプ入り。
ページ数的には後半の同時収録作の方が1.5倍くらいあります。

どちらのお話も何かが足りなくて何かが過剰…と思ってしまいました。
それはきっと「山田と少年」や「僕らの食卓」を先に読んでしまったからなんですが。
例えばスイカの甘みを引き出すために砂糖ではなく塩をかければいいと知った状態で、これにはまだ砂糖がかかってるんだなって思う感じかもしれません。(ヘンテコかつ偉そうな感想…

3

山田と少年 コミック

三田織 

清々しい

千尋が可愛かった!そして山田さんがいい人で良かった!それにつきます。

最初は酔って倒れてる所を仕方なく家に連れて帰る、あるあるパターンだよ、アレ?とおもったのですが。

千尋が乙女で可愛くて、山田も千尋の気持ちに気付いてどうしよう!ってもだえるところも良かったです。

千尋が好きだった親友から責められてやりきれなくてイブの晩に酔ってあの場所にいたんですね。
そこを助けてくれた山田さ…

2

山田と少年 コミック

三田織 

タイトルそのままの素朴なふたりの話

大変、良かったです。
大きな出来事があるわけでもなく、命が危険に晒されるような事件が起こるわけでもなく、ただただ優しい時間が流れているような作品でした。

男に恋する少年・千尋に恋したノンケの山田。
山田が素朴で優しすぎる。無精ひげでも、枕くさくても、おじさんに見えようとも全然いい!と思える気遣いっぷり。おばかゆえに素直でごまかさない。だから余計なことも考えすぎないんですよね。
初詣で「…

2

ふたり百景 ~風邪のおわり春のはじまり~ コミック

三田織 

病める時も 健やかなる時も

BLアワードが始まったので本当は積み本の中のノミネート作品を読み始めるつもりだったのに、結局こればっか読んでいます。

ラブラブ同棲カップルの いつも元気な方(圭介)が、風邪で一週間声が出せなくなってしまった。
彼がしゃべらない部屋の中は静か。
初めて聞く秒針の音…

この期に及んで 大事なことを圭介に筆談してもらう凌ちゃんのヘタレ攻め具合が、じわじわキます。
でも最後はちゃんと・・…

2

山田と少年 コミック

三田織 

素朴で可愛い受が好き。

本当は、神評価を付けたいのですが、見た目大事な私としては、攻の山田のヒゲが気になるのです!
そんな訳で、たっぷり萌×2感を味わったので、この評価です。

受の千尋は、ホントにごく普通の男子高校生。でも、料理の腕はピカイチ!
起きたら男の子が朝ご飯作ってるなんて、可愛いじゃないですか!
エプロンしちゃうんだよ!男子高校生が!
横になって昼寝していたら、背中にピトってくっついてくるなんて、…

3

僕らの食卓 コミック

三田織 

美味しそうで楽しそうな雰囲気がよく伝わってくる

 キス止まりですが、主人公2人の今まで育ってきた環境にそれぞれ新しく風が吹いたんだなぁとこちらも幸せになれるような作品でした。種くんの歳の離れた兄である穰は最近母を亡くし若いながらも種の親代わりを努めてきた寂しさを、豊は両親を幼い頃に亡くし裕福な親戚の家に引き取られたのだけど義兄に受け入れてもらえず誰かと食卓を囲むことを楽しいと思えなかった寂しさを、お互いに埋めていきます。大きな山場はないのですが…

3

白のころ コミック

三田織 

愛おしいキャラばかり

三田さんの作品に登場するキャラが好きです。
声高に主張せず穏やかで人当たりが良くて、それゆえ時々傷つくようなことがあってもどこかグッと我慢しちゃうような読んでてつい愛おしくなってしまうキャラたち。
そういうキャラが出てくると、どうかこのキャラがこれから先、辛い目に会いませんように…とか、さらなる幸せがいっぱい降り注ぎますように…とか読みながらついつい願ってしまうことが多いのだけど、この一冊の中…

4

さくらのあわい コミック

三田織 

坊主の息子がいい味出してる〜。

短編です。現時点コミックス未収録の作品です。
憧れていた先輩が飛び降りて死んでしまった。
それ以来、純は、先輩の最期を想像することがやめられず、何かと気分が塞ぎがちで、先輩の夢を繰り返し見てしまう…。これは先輩が成仏できず自分に取り憑いたのでは?と考えお寺に除霊を頼みます。
寺を訪ねると出てきたのは寺の息子・善行。素人くさい適当な除霊で、本当にこれで除霊できたのか半信半疑の純ですが、除霊のお…

2

ほたる君、きみは コミック

三田織 

とっさについた嘘のせいで、同級生(男)とつきあうことに…

短編です。
皆の前で好きな子について揶揄われてバレそうになり焦った日吉は、とっさに隣にいた松尾のことが好きなんだと嘘をつきます。やだーホモなの?!と皆にはウケてその場を凌げたのですが、松尾は実はゲイで、「俺、つきあってもいいよ。日吉の気持ち嬉しかったから。ありがとう。」と本気にしてしまい…というとっさについた嘘のせいで、男の同級生と付き合うことになった高校生のお話です。

好きな女子がいて、…

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