三田織さんのレビュー一覧

ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

後日談集

おそらく同人をまとめられたのでしょう、愛にあふれた後日談がいくつか入っています。
これを最近買ったので本編を読み直したらすごく素敵でした。こんな二人の後日談が読めるのは大変うれしいですね。

本編では高校生と社会人でしたが、その後、男性同士ならではの、家族へのカミングアウトがとりあげられています。

お母さんからの伝言、そして山田の伝言。
スーツ姿の山田がレアでこちらもドキッとしました…

3

山田と少年 コミック

三田織 

いい!

久々に読み返してのレビューです。

この作品、いいですねー。ほんとに”ほっこり”が似合う恋愛ものでした。
電気工事の仕事をする山田(20代)と、高校生の少年。
ある日、倒れている少年を拾う、というBLあるある設定でスタートしますが、それからは、傷つきやすくも健気でかわいい少年と、どこまでも優しくいい人な山田の、よちよち歩きの恋に癒やされました。

こんなかわいい高校生、好きに成よね、っ…

1

僕らの食卓 コミック

三田織 

豊穣コンビに幸あれ!

ずーっと手元に残して、ふとした瞬間にまた読みたくなるそんな暖かい、暖かすぎて胸が苦しくなる作品です。

BLというジャンルを越え、家族愛をテーマにされている作品だと思いました。
過去に家庭環境でトラウマを抱えた豊さんが、穣さんと種くんに出会いトラウマを克服し、誰かを愛するという事を知りひと回り強くなります。お父さんの言葉が深すぎて、そのシーンでは涙無しでは読めません。何度読んでも涙がこぼれま…

2

僕らの食卓 コミック

三田織 

あたたかい食卓と、あたたかい関係

BLアワードでノミネートされているのを見て、この作品を知りました。知って良かったと感じる、あったかくて、ほっこりとするお話です。

会社員の豊が作ったばくだんおにぎりをきっかけに知り合っていくことになる、母を亡くした青年の穣と、その弟である幼い種。豊もまた、複雑な幼少期を過ごし、暖かいとは言えない環境で育ちました。
穣と豊の、互いに孤独を補い合って欠かせない存在になっていく様子が良い。種がい…

2

僕らの食卓 コミック

三田織 

心温まるストーリー

絵柄があったかい。見ているだけでやさしい気持ちになれる絵だなと思いました。ほんわかストーリーだと思い込んでよみ始めたのですが、ほんわかだけではない、家族とは何なのかを考えさせられる深い物語でした。子供の頃から孤独感を抱いてきた豊かにとって種くんと穣の存在がどれほど温かいものだったか。また穣にとっても、豊と出会ったことで埋められたものがあるのではないかと感じました。
種くんのおにぎりを頬張る姿はか…

2

僕らの食卓 コミック

三田織 

食べ物が結んだ縁。

初めて読んだ三田織作品が『僕らの食卓』でした。
なんて優しくて繊細なお話なんだろう、と読了後は心が温かくなり、とても幸せな気持ちにさせてもらえた作品です。

幼い頃に両親と死別し、養子として迎えられた親戚の家は裕福だったけれど疎外感を強く感じながら育った豊。
幸せな家庭で生まれ育ったけれど母の死で喪失感を抱え、小さな弟(種くん)の面倒を見るために大学を休学している穣。
二人が互いの寂しさ…

3

ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

尊すぎて泣ける…

この二人に思い入れが強いせいか、読んでて泣けてきてしまいます。
私の中でベスト尊いカップルは彼ら二人かもしれないってくらい好きすぎて、思い入れが強すぎてなかなかレビューが書けなかった。
そしてこのレビュー書くために読み返して、また泣いてる。(悲しいシーンは一つもないです)

彼らのためならいくらでも泣けます。幸せが詰まってて泣ける。
大好きって思い合う気持ちが、こんなに紙面に溢れてて読み…

9

ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

山田が放ったひと言は…

とても読みたかった番外編。こう言うときに電子書籍の良さを再確認しますね!

少年が大人に近づき、少年ではなくなって行くのですが、二人のお互いを思いやる優しさはそのままです。心がぽかぽかとあたたまるお話ばかりなのですが、じわ~っと優しさが染入って来た後に、山田が放ったひと言に涙、涙、です。
「一生大切にするんで、安心してください」
「大切にする」ですよ!しかもこれは千尋を通して千尋の母への伝…

6

ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

入手を諦めていた同人誌。電子化してもらえるなんて!

Cannaさん何故突然電子化してくれたんだろう。
手に入れるのはもう無理だろうなって諦めてたからとても嬉しいです!
50ページ税抜300円。
大体の電書ストアで購入可能です。
Cannaコミックスの電子版同様に修正は白抜きになっちゃってますが、小さいコマ1箇所だけなのでそこまで気にはならないかと思います。

「山田と少年」のその後。
コミックの本編と描き下ろしの間のすっぽり抜けた期間…

7

僕らの食卓 コミック

三田織 

ごはんがおいしいのはしあわせの証

極私的「大好きすぎる作品のレビューを書いてみよう」週間を実施中です。
本当に好きな作品ほど難しい。

食べ物、子ども、眼鏡と好きな要素が3つも揃っているこの作品。
考えただけで鼻息が荒くなるほど大好きです。

家庭のぬくもりを知らない豊が、穣と種に出会ったことで誰かと一緒に食べるごはんがおいしいこと、自分がいるだけでいいと言ってくれる人がいること、自分にも人の力になれることがあること、…

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