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10/20(合計:191件)
尾上与一 牧
やふる
ネタバレ
「蒼穹のローレライ」で感涙し、(しばらく立ち直れず他の小説を読む気にならならないほどでした)続けて「碧のかたみ」→そして今作、「彩雲の城」という順で読みました。 前作、碧のかたみの月光ペアが随所で登場したりして、月光ペア好きの私としてはラッキー。 しかし前作を読んでいなくとも全く問題ありません。 今作は、婚約者に逃げられた谷藤十郎(攻)と、ある理由からラバウル基地へ(左遷)されてきた緒方…
Maeploy
蒼穹→碧→天球儀、そしてこの彩雲の城の順で読みました。「蒼穹の。。。」が余りにも悲痛で心に深く残ってしまい、しかも一番に読んでしまったもので、この作品は特に期待をせず読んだのですが、想像していたより全然良かったです。伊魚の過去(藤十郎のはそんなに酷くないと判断)はありますが、全体的に二人の会話などが微笑ましい場面が多く、背景には戦争がありますが、4作の中では一番ハラハラせず読み進めるのではないかと…
シリーズ第一弾という事で読み始めたものの、冒頭の"誰かの身代わりに特攻に行く、そして笑みがこぼれるほど嬉しい"、そして"恋の始まりがとても幼い"という点が私の心を開かず、読み切らずに放置していました。。。その後、「蒼穹のローレライ」「碧のかたみ」を読んでハマり、この「天球儀」に戻りました。私的には、希の兄が出てくる「碧のかたみ」を先に読んでこちらという順番が…
ああ、塁。。。やっと孤独の闇から抜け出せたのに。。。 そして三上には、塁の戦う意味が変わったことにもっと早く気づいて欲しかったなあ。。。 でもそのもどかしさがこの小説の味わい深さなのだと思います。 話の展開のわからない冒頭から、三上の号泣とともに涙し、クライマックスの場面では涙が止まりませんでした。
刹那的とも言える時間の中で、こんなに深い情愛を感じる小説は今まで読んだことがありませんでした。 これまで、「泣けるbl小説」という触れ込みの小説をいくつか読みましたが、せいぜいが少しうるっと来る程度で、こんなに心揺さぶられて、堪えても堪えても涙がボロボロと落ちてくる小説は読んだことがありませんでした。同じような題材の「永○のゼロ(一般小説)を読んだ時も泣くことはなかったのに… この作品を読…
葡萄瓜
手順一つ間違えれば謗りを免れ得ない番外編再録集を 敢えて出したのは、このシリーズに対する産みの親と 育ての親の誠意なのでしょう。 ただ枠外の話を詰め込みましたよと言うぞんざいさが 見え隠れしていたなら評者は褒め言葉を見つける努力を せず、ファンアイテムですねと斬って棄てていたと 愚考します。 あくまでも作中時系列を尊重して、と言う展開ですので 静かに引き込まれるのですね。 あ…
幸成
そうそうパスワード入れてこのタイトルの話を読んだ時も凄く号泣したんだった。 それがまたこうして本になって読めるとは。 もちろんそれ以外、同人誌など自分が入手してないショートとかがまとまって手放せない1冊となりました。 やはりその後のカプがどうしてるのかがわかって一安心。 この本に書かれているよりも、もっともっと苦しい日々もあったろうし、これからも続くこともあるのだろうけど、それぞれの気持ちが読めて…
香子
待ってました!1945シリーズの番外編。 第一弾の今回は六郎×恒メインで、資紀×希が少し登場します。 恒が予科練へ行くときのエピソードや、ラバウルでの出来事。それから恒たちが投降し、助けられたあとのアメリカでの暮らしなどが描かれています。 天真爛漫で激しい性格の恒が、たまにロマンティックなことを口走るシーンは必見です。 戦争も終わり、弟の希とも再会できたので、これからは心おきなく六郎と…
マキヲ
1945シリーズの存在を知ったとき、単純に「よくこのテーマでBL小説が出たなぁ」と思いました。ここまで太平洋戦争に真正面から向き合った作品はない…という点でも是非いちどは読んでほしいと思う作品です。 「戦争×BL」というイメージだけで不謹慎だとか、日常を忘れるためにBLを読むのにテーマが戦争なんて言語道断…という意見も分かるのです。私も学生の頃だったらそう思って手に取らなかったと思います。 …
snowblack
1945seriesの二冊目、『碧のかたみ』の番外編。 Web限定ストーリーや、書店ペーパー、同人誌に収録されたもの、に 書き下ろし3編と4編のマンガを加え、長短計26の作品が収められている。 本編の隙間を埋める小さな話に加え、その後の彼らが描かれ、 本編の世界を更に広げるファン必読の一冊。 このシリーズ一冊目があまり好みではなく (その天球儀カップルも登場します。) 二冊目の六…