伊郷ルウさんのレビュー一覧

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番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

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社長としあわせ初恋ごはん 小説

伊郷ルウ  駒城ミチヲ 

もうちょっと、何かあっても良かったんじゃね(´・ω・`)?

「銭湯の跡地にマンションが建つんだって、商店街としては困ったね」って心配事から、顔馴染みさん同士の人情味が垣間見えるホームドラマ、ではあった。

主人公の敦司は海外に単身赴任している従妹の代わりに2歳半の男の子・ノンちゃんの面倒を見ながら小料理屋<あけ乃>を切り盛りしている日々を送っている。
地元商店街の住人達がマンション建設に反対している中、<あけ乃>に訪れた客は、敦司が高校生…

2

ラブ・フライト 小説

伊郷ルウ  かんべあきら 

気持ちが固まらない

ファーストクラスのパーサーと、その上客という組み合わせ。
ファーストクラスという縁のない世界がわりとしっかり描れていたのが興味深かったです。
舞台はニューヨークと日本をいったりきたりなのも面白い。
どっちに偏ることもなく、日本、ニューヨーク、空の上…と移動していきます。
しかし、どうにも攻めの柄澤さんのいいところがあんまり見出せないまま終わってしまい、この評価に致しました。

一流建築…

2

恋は雪に舞う 小説

伊郷ルウ  東野海 

ザ・BL!という感じなんですけど・・・

ヨーロッパのとある国の王族と、日本から来た学芸員の主人公。
海外セレブとの身分差、外国が舞台のBLは大好きなので期待に胸をふくらませて読みましたが…ずっとヤッてました。
もちろんストーリーはきちんとあるんですが、朝から晩までヤッて、食堂でヤッて、部屋でヤッて、乗馬に出かけては外でヤッて、パーティに出かけてはそこでヤッて…それ以外のことはしないのか!という感じで途中からもうやってるシーンは飛ばそ…

1

恋と太陽と完熟トマト 小説

伊郷ルウ  麻生海 

強引ワンコに何故か絆される。

普段、物語の登場人物はあくまでも登場人物だから、その人間性についてどうのこうのと思うことはあまりないのですが、このお話の主人公・太陽、彼は「いくらなんでもあり得ないでしょ…」と思うことが多いキャラクターでした。

田舎の純朴な好青年という設定ですが、これは純朴というより単細胞で欲望を抑えられなさすぎなのでは?と…。

そして対する伊吹さんも「なんでこれに絆される?」と言いたくなるような。

0

ドッグカフェで甘いバイト生活 小説

伊郷ルウ  花小蒔朔衣 

たまごサンドが本当に食べたくなります

実物の動物全般が苦手な私としては、本で癒されるもふもふ物が大好物なので、
わくわく読み始めました。
感想としては…少し展開に付いていけないご都合主義感があったので、
私の中ではまあまあだったかなあ…と(^^;)

受けさんの翔太郎。
わんこ大好き・職探し中という状況下で偶然出会ったグレートピレニーズ
により、ドッグカフェでバイトすることに。
翔太郎は本当に今時の大学生なんですよね。…

2

ドッグカフェで甘いバイト生活 小説

伊郷ルウ  花小蒔朔衣 

色んな意味で甘い話

うーん・・・。グレートピレニーズのスノーと花小蒔朔衣さんのイラストが可愛かったので、萌にしましたが・・・ごめんなさい、ストーリーは中立寄りです。

受けである翔太郎は確かに初心で可愛いけど、ちと考えが甘すぎやしないかと思いまして。なんとなく大学に入り、なんとなくコンビニでバイトしていたけど、そこが閉店したから、なんとなく新しいバイトを探しているうちに(親の仕送りがあるからお金に困っているわけで…

5

ドッグカフェで甘いバイト生活 小説

伊郷ルウ  花小蒔朔衣 

リアル大型犬は可愛い

ドッグカフェ話? それに 花小蒔先生のこの表紙。
買わなきゃ。と思いget。
リアル大型犬(スノーという名前)は 
とにかくお利口、可愛い、もっふもふ。
ぎゅう したい。犬好きにはたまらん記載がちょこちょこ出てきます。
犬と川辺を散歩 なんて 一回でいいからやってみたいんだよな。

カラー口絵は二人のベッドでの着衣キスシーン+攻めさんの手はどこへ・・・てな図。
中の挿絵はモフ+受け…

3

皇帝花嫁 小説

伊郷ルウ  旭炬 

萌えはあります。

先にレビューされた方が詳しく書いてらっしゃいますので詳細は省略いたしますが、内容は甘々の王道ファンタジーです。
私はこういうお話が大好きなので、そこそこ楽しめました。

ただ1点、どうしても引っかかる点が…。
攻めの文聖が子供をほっぽり出して恋愛にのめり込んでいるだめな大人に思えてならなくて…。
もう少し自分の子供の気持ちを考えてあげて!って思ってしまいました。

一度気になり出すと…

2

花嫁は豪華客船で熱砂の国へ 小説

伊郷ルウ  海老原由里 

主人公は、本当にそれでいいのだろうか?

全体としては、メルヘンチックな甘めのアラブ物(でも主な舞台は海の上)でした。

だけど、納得できない所がちょっと多すぎな気はしました。
婚儀の客人という立場なのに、理由も告げられないままにいきなり監禁されての陵辱、「死んでしまいたい」と思うほどに精神的に追い詰められる主人公…。
それなのに、監禁の理由が「愛していたから」で納得して自分も好きになってしまう…とか、うーん、その心の動きがよくわ…

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