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宮本れん 小山田あみ
ポッチ
ネタバレ
小山田さんの美麗表紙につられて購入。 宮本さんて、なんとなく可愛らしいというかほのぼのなお話を書かれる作家さま、のイメージだったのですが、今作品は攻めさんも受けさんもとにかくカッコいい!男のプライドと意地をかけた硬派な作品でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は名家・月舘家の三男である仁。 かつては男爵の爵位を賜ったこともある由緒ある家の子…
ゆかりお
座裏屋蘭丸先生目当てで、全プレ応募したした。 1000円支払っただけのことはある豪華冊子! 『リカー&シガレット』より「ウカレポンチ」というエピソードでした。 相変わらずモテモテのカミロですが、ヤキモキしないで安心できるテオ! なぜなら、カミロが「僕には君だけだよ」アピールを猛烈にしてくれるから。 みんなに優しいカミロ、でも、いつだってテオのことを最優先してくれる素敵な恋人。 丸椅…
宮本れん
kurinn
『はつ恋ほたる』からは、ほたるが幼い時に悠介と一緒に蛍狩りに行った思い出から、これから2人で一緒になんでもしようと悠介が提案しているお話しでした。そしてもう一つは悠介から黒い漆塗りの蓋に蛍が描かれた、お香入れを誕生日にプレゼントされるお話しでした。 悠介に大事にされて髪にキスされたり、ほたるも悠介に抱きついて幸せな様子が伺えて良かったです。 『極上の恋を一匙』からは、周と雅人が付き合い出し…
アルベルトのとにかくサーシャ大好きが、ダダ漏れの作品でした。 ハロウィンで仮装する子ども達を見ても、考える事はサーシャが結婚式で着ていたドレスの色が映えて素晴らしかったとか、どんな仮装も似合うとか顔が緩みっぱなしなのです。 サーシャがクリスマスにホットワインを作れば、今まで飲んだ中で1番美味しいとべた褒めです。そしてそれはクリスマスの恒例となって、アルベルトに褒められたサーシャは耳も尻…
悠介もほたるも結ばれてから幸せな生活を叶家で送っています。 ほたるが二十歳になり宗哲が分家を集めて悠介の伴侶として迎えた事を公言しました。本家の家元の言葉は絶対なのと、ほたるの献身的な働きを見ていた人々からは不満の声は聞こえません。 しかし叶派の生徒達にはそういう事は無く、悠介や兄の宗介や妻の綾乃がほたるを庇っていました。 悠介も茶道の生徒を取ることとなり、仕事でも偶然再会したと嬉しそう…
宮本れん 千川夏味
最初は本家の家のしきたりに抵抗する目的から男子であるほたるを許嫁に指名した悠介が、誠実で健気なほたるに絆されて愛するようになるお話です。 ほたるは初恋の悠介と一緒に1年間限定で暮らせる事に、疾しさを覚えながらも嬉しく思って叶家にやって来ます。悠介の優しい言葉や態度に期待してはいけないと自制する様子がとてもいじらしいんです。 ほたるの両親は産まれたのが男子でさらにゲイだと知ると辛く当たる…
宮本れん 小椋ムク
空腹時には読まない方が良い作品でした。受けの作る料理が実に美味しそうで、匂いまでが感じられような空気感のある素敵な物語です。 ただ攻めが受けを好きになった理由がちょっと弱かった気がしました。 攻めが2人の関係をオーベルジュの仲間に告白したのはとても潔いと思ったし、近くの別荘を買って2人で住む家を準備しているのも好感が見えました。 ただグループ会社一族での働きが見えて来ないし、これから…
宮本れん 天路ゆうつづ
東雲月虹
昔終わった恋が再び動き出すお話ってロマンティックですね。 しかも元カレの誠一郎がどれだけ一途なのか序盤からまるわかりです。 ベーカリーショップのこだわりは桂が好きだった食パン、 店に使われている木材はカツラの木、 店名は“石釜ベーカリーK”…。 当の桂は誠一郎に言われるまで気づかなかったようですが これだけお前のことしか考えてないってわかってあげなよぉおお!!と そういう意味でもだも…
宮本れん 不破希海
ぴれーね
電子専門の単行本で、134ページと読み応えのあるボリュームになっています。 今後、小説はこういう形での刊行に移行して行くんですかね。 で、こちら、教師と生徒ものであり、切なくピュアな純愛ものになります。 これ、教師と言う立場である受け視点で進みますが、大人だからこその弱さや苦悩、そして、自分を突き動かす激しい愛しさー。 そんな彼の心情が、とても丁寧かつ繊細に綴られ、心を打たれましたよ。…
2人の幸せな後日談でした。 サーシャの生家に二人が行くお話です。 生家は事前に修繕されており、サーシャは両親が生きていた頃のようだと感激します。 それに対して「おかえり」と言葉をかけるアルベルト。 サーシャは母親が亡くなってからは誰にも声を掛けてもらえなかったので思わず「ただいま」と言ってアルベルトの腕の中に飛び込みます。 なんて良い男なの!いや、旦那様です。 そしてサーシャの母親…