宮本れんさんのレビュー一覧

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

ある意味期待どおり

作家様のイメージを覆すカップリング臭+小山田あみ先生のイラストに惹かれました。萌と中立の間くらいの印象です。

展開に勢いがあって、主人公・仁のキャラもオスオスしくて序盤は期待感でいっぱいだったのですが、意外性や新鮮味は思ったほど得られなかったかな…。というのも、タチなはずの仁はイラストのヴィジュアルがいかにも…なので、自分より体格の良いランツェフィードを抱いてやるといくら意気込んでも、抱かれ…

2

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

ラブストーリーとしては好き

死神×人狼の人外ファンタジーです。
攻め×攻めで、結局どっちが責めるの〜?と、ワクワクしながら読みました。
全体的には感動的で、ラブラブのいいお話です。

が、個人的に辻褄が合わない部分を多く感じてしまい、引っ掛かりすぎて入り込めませんでした;


家のしがらみで隔離生活を送る人狼の仁と、彼の魂を狙う死神・ランツェフィールド。
ランツェを気に入った仁は、魂を狙うチャンスとしてランツ…

7

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

設定やキャラはめっちゃ良いのだけれど

小山田さんの美麗表紙につられて購入。

宮本さんて、なんとなく可愛らしいというかほのぼのなお話を書かれる作家さま、のイメージだったのですが、今作品は攻めさんも受けさんもとにかくカッコいい!男のプライドと意地をかけた硬派な作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は名家・月舘家の三男である仁。
かつては男爵の爵位を賜ったこともある由緒ある家の子…

7

秋のリンクスフェアプレミアムマガジン 2019 グッズ

このふたりにまた逢えた!、

座裏屋蘭丸先生目当てで、全プレ応募したした。
1000円支払っただけのことはある豪華冊子!
『リカー&シガレット』より「ウカレポンチ」というエピソードでした。

相変わらずモテモテのカミロですが、ヤキモキしないで安心できるテオ!
なぜなら、カミロが「僕には君だけだよ」アピールを猛烈にしてくれるから。
みんなに優しいカミロ、でも、いつだってテオのことを最優先してくれる素敵な恋人。
丸椅…

1

愛してるを星の数ほど 2 小説

宮本れん 

甘々な一冊

『はつ恋ほたる』からは、ほたるが幼い時に悠介と一緒に蛍狩りに行った思い出から、これから2人で一緒になんでもしようと悠介が提案しているお話しでした。そしてもう一つは悠介から黒い漆塗りの蓋に蛍が描かれた、お香入れを誕生日にプレゼントされるお話しでした。
悠介に大事にされて髪にキスされたり、ほたるも悠介に抱きついて幸せな様子が伺えて良かったです。

『極上の恋を一匙』からは、周と雅人が付き合い出し…

1

銀の祝福を愛す夜に 小説

宮本れん 

甘々

アルベルトのとにかくサーシャ大好きが、ダダ漏れの作品でした。

ハロウィンで仮装する子ども達を見ても、考える事はサーシャが結婚式で着ていたドレスの色が映えて素晴らしかったとか、どんな仮装も似合うとか顔が緩みっぱなしなのです。

サーシャがクリスマスにホットワインを作れば、今まで飲んだ中で1番美味しいとべた褒めです。そしてそれはクリスマスの恒例となって、アルベルトに褒められたサーシャは耳も尻…

0

はつ恋一路 小説

宮本れん 

作者さまが読者のリクエストに応えた作品

悠介もほたるも結ばれてから幸せな生活を叶家で送っています。

ほたるが二十歳になり宗哲が分家を集めて悠介の伴侶として迎えた事を公言しました。本家の家元の言葉は絶対なのと、ほたるの献身的な働きを見ていた人々からは不満の声は聞こえません。
しかし叶派の生徒達にはそういう事は無く、悠介や兄の宗介や妻の綾乃がほたるを庇っていました。
悠介も茶道の生徒を取ることとなり、仕事でも偶然再会したと嬉しそう…

0

はつ恋ほたる 小説

宮本れん  千川夏味 

自分の生きる場所を見つけたほたる

最初は本家の家のしきたりに抵抗する目的から男子であるほたるを許嫁に指名した悠介が、誠実で健気なほたるに絆されて愛するようになるお話です。

ほたるは初恋の悠介と一緒に1年間限定で暮らせる事に、疾しさを覚えながらも嬉しく思って叶家にやって来ます。悠介の優しい言葉や態度に期待してはいけないと自制する様子がとてもいじらしいんです。

ほたるの両親は産まれたのが男子でさらにゲイだと知ると辛く当たる…

1

極上の恋を一匙 小説

宮本れん  小椋ムク 

おしい

空腹時には読まない方が良い作品でした。受けの作る料理が実に美味しそうで、匂いまでが感じられような空気感のある素敵な物語です。

ただ攻めが受けを好きになった理由がちょっと弱かった気がしました。
攻めが2人の関係をオーベルジュの仲間に告白したのはとても潔いと思ったし、近くの別荘を買って2人で住む家を準備しているのも好感が見えました。

ただグループ会社一族での働きが見えて来ないし、これから…

1

一度なくした恋の続きを 小説

宮本れん  天路ゆうつづ  

一途な想い

昔終わった恋が再び動き出すお話ってロマンティックですね。
しかも元カレの誠一郎がどれだけ一途なのか序盤からまるわかりです。
ベーカリーショップのこだわりは桂が好きだった食パン、
店に使われている木材はカツラの木、
店名は“石釜ベーカリーK”…。
当の桂は誠一郎に言われるまで気づかなかったようですが
これだけお前のことしか考えてないってわかってあげなよぉおお!!と
そういう意味でもだも…

1
PAGE TOP