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緒川千世
しもぎん
烏童視点で話が進むのですが、初見ではものの見事に騙されました。さすが自分を偽って想いを隠して8年生きてきただけあった.....モノローグですら嘘をつくとは......圧巻です。 試し読みした時は嫌煙してたのですがとんでもねぇ良い作品でした。 最初はなんて嫌な奴なんだ、きっとこいつが攻めなんだろうと思って読むのすらやめようかと思ったのに読み進めるうちにアレ、アレ、のオンパレード。初めて攻め受けを…
emimimi
ネタバレ
緒川先生の描く男性はかっこ良くて好きなのですが、その中でもユーリは美しさもあって素敵です。 ハイヒールを履いて自社製品をPRするユーリ。 美しいので広告塔の役割を担っているけども、裏では枕営業もしていて、それもこれも愛するアダムの為でとっても健気で色っぽい。 アダムはユーリをただ利用しているだけのように思っていたけどちゃんと愛していたことがわかって良かった。途中裏切るのかとおもったけ…
雀影
枕営業ねぇ、、、 二次創作だと結構好きな設定なんだけど、このお話に関しては、もう一つ、納得がいかないというか、 まず、創作物に自信があるなら、ちゃんと「物」で勝負しようよとか、 変態おやじに好き放題されているのを見るのが好きとか、見られるのが好きっていう性癖なら、それならそれで、そこに創作物を言い訳にしないでほしいとか、 なんか、こういう、中途半端な自己犠牲に酔う、みたいなのあんまり好みじ…
けもけもぱぷ
このマンガ家さんの作品を読むのは、これが初めてだと思います。 表紙がきれいだったので手に取りました。 ただ、モノクロのマンガだと、表紙のカラーイラストとはちょっと印象が違いました。読んでいるうちに慣れてきましたが、描きなれている達者な作風だけに、描き癖のような歪みがあって、ちょっと気になりました。でも、好みの問題なのかもしれません。 おもしろかったような気もするんですが、いろいろ肝心…
シア
そんな気がしてならない作品でした。一番センセーショナルな部分は、漏れなく描かれているんですけど。 端的に言えば、結末に納得が行かない。より正確に言えば、物語中のカタストロフから結末に至る過程が大幅に端折られているような気がするため、あの展開からどうして牧歌的なハッピーエンドに至れるのか、全くもって納得が行かないのです。 BLが、男同士の2人の愛の物語だというなら、描かれなければいけない…
フランク
久しぶりに読み返しました。 やはり緒川千世さんならではの台詞回しがいいですね。 ずっと秘めていた思いがバレてしまった時に烏童が言う 「完膚なきまでに罵倒してくれよ。」から始まる「自分では終わらせられなかったこの恋を お前が終わらせてくれ。」 ここが秀逸で、この部分読みたさにいつも本を開いてしまいます。 その他のお気に入り箇所は ・烏童の虚像と実像とのギャップ萌え。 ・タチ専門…
Hinana
世界観の描き方、美しい絵柄はさすが緒川先生の一言です。 あそこまで美しい執着狂愛を描ききれる才能は本当に素晴らしいと思います。 ただ、もう少し甘さや攻めの直接的な愛情を感じられる場面が欲しかったです。 こう言ってしまっては本人達には不本意だと思うのですが、受けが不憫で耐えられなかったです。 攻めが鬼畜というか利己的すぎる。。 いくらその本心に愛があったとしても、心身崩壊しそうになるほど仕…
ポッチ
応援書店さんで購入するといただける特典ペーパー。ポストカードと同じ大きさで、薄手のつるっとした光沢のある紙にモノクロで片面印刷されています。 ネタバレしてます。ご注意を。 タイトルは『その後の 赤のテアトル』。 時系列は本編のその後のお話ですが、「裏設定」という事のようです。 ユーリは会社を辞めたときに株式すべてを売却しているため本当は働かなくても暮らしてい…
作家買いです。緒川さんの新刊はちょい痛い系のお話。ネタバレ含んでいます。ご注意を。 童話『赤いくつ』を下地に、それぞれの欲望を満たすため奮闘する男たちのお話。 女性靴ブランド「アバルキン」の若き経営者・ユーリ。デザイナー兼広告塔を務める美しい青年。 そして、ユーリに忠実に尽くすマネージャーのアダム。マネージャーとは仮の姿で、彼の実態は「アバルキン」のゴーストデ…
pink
緒川千世さんの作品のちょっと痛い部分を一冊に詰め込んだような作品ですが、読み終えるとすっごく愛を感じる作品なのが不思議です。攻めと受けの歪んだ関係が最後には純粋な愛に落ち着くんだから、本当に緒川千世さんの作品は凄いなぁと思いました。出来れば後のラブラブラブな2人の姿をもっと読んでみたいので続きを出版してもらいたいです。あと個人的に番外のおじ様たちのお話にめっちゃ食いついてしまいました。あーおじ様大…