緒川千世さんのレビュー一覧

君を見送る コミック

緒川千世 

前作より好きだが、モヤモヤもあり

大学時代同じ映画部だった藍と柳。
柳は華やかで目立つ存在で、ポートフォリオを作って業界に売り込みたいので映画を撮ってくれないかと藍に頼む。
その映画は小さな賞を獲り柳はスカウトされ、大学を辞めて芸能界へ。
その後10年音信不通。
華々しく羽ばたいた柳は人気を得て活躍したのだが、消費され尽くして疲れ果て、空っぽになって藍の元に帰ってきた。
目に光はなく、あの頃の拙いながらの輝きも失ってしま…

2

君を見送る コミック

緒川千世 

瞳に映る景色に惹かれる

透明感のある表紙に惹かれ、
そして笑顔の藍の涙の美しさに一目惚れしての購入でした。

不穏な空気あふれる帯の言葉にぎょっとして
遺作って…もしかして…??と、身構えてしまったけれどそれはなんとも切ない比喩表現で。
かつての思い出をなぞり、輝きを取り戻したいと願いながら終わりへ向かう。
そんな柳の役者としての最後の炎を撮りながら
藍自身に再び情熱が戻っていくその姿に胸を打たれました。

1

君を見送る コミック

緒川千世 

対等じゃない関係性の片想いしんどいな

長年の片想い拗らせ系です。
片想いと才能に対してのコンプレックスとかいろいろ混ぜこぜになったやつ。

大学の同級生、映画研究会の仲間 柳柊平はしたたかな男。主人公 望月藍の撮ったショートムービーを足掛かりに芸能界に。今や売れっ子俳優SHUとして活躍してたのに突然の失踪。
芸能ニュースで騒がれてるなと思ったら仙台の街角で偶然見つけて…。

都会と芸能界に疲弊して車で知らないうちに仙台まで…

0

君を見送る コミック

緒川千世 

映画を観ているような物語

緒川千世先生、カーストヘブンぶりでございます。
優しい雰囲気の美しい表紙。
あらすじを読むと大好きな再会もののようなのでとびつきました。
以下ネタバレ含みます


藍のモノローグから始まります。撮影者特有の感性で見る視点。
藍は現在「夢やぶれた」と言われる塾講師。
そこに俳優として大成した柊平が現れます。

二人は学生時代共同で作った作品が賞をとった間柄。

仕事に消耗して…

3

君を見送る コミック

緒川千世 

3度目の正直(´ ˘ `*)

何ともどっちもドッチで生き辛そうなタイプの攻め受けさん達です
ドラマや映画などになりそうな空気感のある作品という印象です

個人的な感想だとキャラに好感度を覚えたり萌えを感じる、と言うよりも「作品としてエモさを感じる」という、ストーリー萌えをする1冊でした(ღ˘͈︶˘͈ღ)

千世先生は長編でも短編でもやっぱり「読ませる空気感」を創り出すのがお上手だな~と実感しました♡

お話し的に…

3

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

す、好きすぎるぅぅぅぅ!!!

作品名はずっと存じていました!が、なかなか手を出すタイミングがつかず。ついに拝読する時が来ました!

もう、最初から『これ好きすぎる〜!』と悶えました。
まず、スクールカースト制!!カード探しによるカーストの決定、キング以下は全員奴隷のようにかしずくシステム。学校ですよ!?実際に行われていたら大問題ですが、私こういう順位付け大好きなんですよねぇぇ!
それまでキングだった梓(妖艶でキングとい…

0

カーストヘヴン 2 コミック

緒川千世 

实在不喜欢黑发受….太弱气了

其他评价见第一部

0

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

感觉很难评….

一星给强制+调教,一星给设定,剩下一星是不太好意思只给两星…没有恋爱线,人设单薄,台词还行有在为这个校园阶级游戏润色。

0

やまない不幸の終わらせ方 コミック

緒川千世 

ホテルで発見した親父とお袋、かわいすぎない?笑


周囲に付き合っていることを知らせるかがメインの一冊でした。
烏童の持てる力でねじ伏せた後輩、明るく受け入れ体勢だった烏童の両親ときて、
まっすぐな清竹 の家族がNGで辛かったです。
ストーリーとして最高の流れとは思います。

叶うわけがないと押し殺してきた片想いが、両想いになって、それでもいつか終わるかもって、両想いの幸せに酔えない烏童の精神性がとても刺さります。

烏童が清竹の…

0

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

ここから始まったんだなあ

久しぶりに一巻から全部読み返してみた。

一巻を読んだ時は攻めもクソだけどそれ以上に受けもクソだな〜と思ってた。その印象は今も変わらないけど、何か足りない二人だからこそ、二人でいることによって得られたものがあったんだなあ。

梓と刈野は家庭環境が正反対なんだよね。梓は母親のせいで嫌なこと言われたりするけど母親のこと心の中では大好きで大事に思ってる。愛情を受けて育ってきてる。刈野は父親のこと…

0
PAGE TOP