葵居ゆゆさんのレビュー一覧

ガーランド -獣人オメガバース- 下 小説

葵居ゆゆ  羽純ハナ 

ディエゴ(ジュダパパ)の一貫した優しさが良き(;///;)

全体的に柔らかさを感じるお話でした。

ディエゴの愛情深い優しさがどこまでも続き、
それに真摯に向き合い呼応するジルの姿が温かく。
その中で"本物の自由"を見つけるのに涙腺が緩みました。

またレムナント好きとしては
ジュダのチビ時代が可愛くて可愛くて可愛くて悶絶←
一体どこであんなに捻くれた不器用になったのか…w
とはいえ言葉は荒いけどジュダも優しい人ですか…

12

恋も食事もあなたと二人 小説

葵居ゆゆ  香咲 

超ネガティブなサキュバス(♂)

誘惑し精気を奪うことをよしとせず、孤独に干からびるのを待つばかりとなっていたサキュバスが初恋の人と結ばれる話。

<あらすじ>
デザイン会社に勤める夕都(受け)はサキュバスです。
本来なら女性で生まれ男性を誘惑する淫魔ですが、夕都は数少ない男性体でした。
他人の精気を吸うことに抵抗を覚えてしまうため、従姉の真理亜に分けてもらってなんとか生きながらえている状態です。
もうすぐ結婚する真理…

2

Kiss,in the starry sky 星空の下、きみとキスを 小説

葵居ゆゆ 

魔法使いさんは優しい


斜め上な方向に頑張る深晴に驚きました。

作者様が「バカみたいにラブラブしているお話を」という言葉通り、二人してラブラブで、だからこそ悩んだり、頑張ってみたり、ちゃんと話をしたりと愛を育んでるなーという話でした。

<あらすじ>
最近、湊介は深晴の奥の奥まで愛するのが好きなようで、それは深晴にとってもとてつもない快感なのですが、今日とうとう粗相してしまいました。
あまりの恥ずかしさ…

0

ガーランド -獣人オメガバース- 上 小説

葵居ゆゆ  羽純ハナ 

また過去へと遡り…ジュダのママの話

やったージュジュのママのお話だ〜!読みたかったので期待大です。
この獣人オメガバースシリーズ、最初作「ペンデュラム」、脇の番ジュダxダートの馴れ初め編「レムナント」ときて、今度はジュダの両親のお話へ、とどんどん過去に遡ってますね。
「ペンデュラム」のルアードと「レムナント」のジュダは、当代一の大貴族・ジークフリード家の出身。そして本作の主人公は、ジュダの両親です。

ジークフリード家の三男…

2

「ガーランド -獣人オメガバース- 上」購入者特典一般ペーパー グッズ

ほのぼのデート編

本品は『ガーランド -獣人オメガバース- 上』のフェア書店限定
特典ペーパーになります。

本編幕間、ディエゴ視点のある日の出来事になります。

兄達にオメガを娶れとせっつかれてジルを連れ帰ったディエゴ
ですが、ジルはディエゴの知るオメガと違い、室内でじっとし
ているよりも外で身体を動かす事を好みます。

そこで庭で馬にのせてやろうと思い付き、誘ってみるとずいぶん
喜ばれます。…

2

ガーランド -獣人オメガバース- 上 小説

葵居ゆゆ  羽純ハナ 

上巻は序章

今回は獣人の名家でオメガを望む三男と
オメガの派遣を生業とする家の子息のお話です。

オメガを求める攻様に派遣された受様が初の発情期を迎えるまでと
作中の出来事のコミックス短編を収録。

この世界には第一の性と呼ばれる男女の他に、全ての人間と獣人に
アルファとベータ、人間のみにオメガという第二の性があります。

知性や能力に優れカリスマ性を持ち合わせるアルファ、能力も体力
も…

4

ガーランド -獣人オメガバース- 上 小説

葵居ゆゆ  羽純ハナ 

ジュダパパの紳士っぷりに萌えた…!(∩´///`∩)

コミックス「レムナント」外伝小説。
ジュダ(攻め:獣人)の両親の物語です。
コミックス未読でも小説単体で問題なく読めると思います。

あくまで上巻だけの感想なので下巻を読むと変わるかも知れませんが、
上巻は童話みたいな物語だな…という印象を持ちました。
一家のはみ出し者のお姫様が優しい王子様に見初められて人生が変わる…的な。

うーん…評価が難しい。
ド王道が良き!とも感じたけれ…

9

愛を乞い、恋を奏でる 小説

葵居ゆゆ  ミドリノエバ 

常に音楽が流れているような話


自分を無価値だと思っていたピアニストが救われる話


トラウマにより自分は無価値だと思い込んでいる天才ピアニスト満和紬季(受け)。
こんな自分を愛してくれた義妹の沙凪江に人生を捧げていたのに、彼女は自分を庇って事故で死んでしまった。
ピアノを弾いているのだって沙凪江が喜ぶからというだけだったのに・・・
「自分なんていらない」と心を病んでしまった紬季は別荘に引きこもってしまうのですが…

2

執着チョコレート 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

攻め中心に巡って行き過ぎ

2015年刊。
高校生の頃の事故で一部の記憶を失っているショコラティエ・啓杜(けいと)が、その鍵を握るであろう人気作家・高宮と偶然に再会する。
優しい雰囲気なのにどこか強引で押しが強い高宮。
彼に対する記憶の無い啓杜から見ると引っ掛かる点はあるし、どこかしら警戒するであろう部分も分かる。
それなのに、心のどこかで高宮を受け入れたいという意識を持っていた敬杜は、彼に関する事を思い出したくなっ…

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愛を乞い、恋を奏でる 小説

葵居ゆゆ  ミドリノエバ 

人間臭さと耽美さに惚れ惚れしました

とてもよかった。

文章表現がすごく綺麗でした。音楽や攻め受けの心の動きの比喩が、まるで質量を持って読者に向かってくるような…。繊細できらきら光るような、美しい表現に圧倒されました。
甘く切なく、あたたかく切なく、優しく…じんわり心にしみいる文章がとても良かったです。

受けの自己犠牲的な愛の表現が、切なくも愛おしくて、すっかりはまってしまいました。
攻めは受けを溺愛しているのですが、…

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